イタリア・シウジ(コンパッチョ)『アパートメント・アルペディシウジ』を紹介!
イタリアの世界遺産・ドロミテ。
シウジ高原は「ドロミテの展望台」とも呼ばれ、ヨーロッパ最大の放牧地でもあります。
今日紹介する「アパートメント・アルペディシウジ」は、私が2019年7月の個人旅行の際に利用。
「イタリアのホテルって実際どうなの?セキュリティは安全なの?」という不安な声に、少しでも当ブログで回答できたらいいなと思います。
まずはアパートメント・アルペディシウジのアクセスから見ていこう(^^)/
※ホテルの料金は需要のよって変動するので、ご了承願います。
この記事の目次
『アパートメント・アルペディシウジ』へのアクセスは?
アパートメント・アルペディシウジはシウジ~アルペディシウジ間のロープウェイ乗り場から徒歩約6分。

シウジ~アルペディシウジ間のロープウェイ乗り場から撮影。写真中央に小さく見えるのがアパートメントアルペディシウジだ。
ロープウェイ乗り場からの坂道がやや難点。
アルペディシウジは冬にはスキーゲレンデとなるため「坂」が多い。
ロープウェイ乗り場からホテルまでの坂道がややキツイのが難点だった。
ちなみにロープウェイ近くにある「アルピナ ドロミテ」はプールがある超高級ホテル。
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予約も難しそうだし、なんといっても月々の東京の家賃かよってくらい宿泊料金が高い。

坂を上ると見えてくるアパートメントアルペディシウジのフロント。

遠くにドロミテの山々。
『アパートメント・アルペディシウジ』の料金体系に注意。
アパートメントアルペディシウジは1泊・素泊まりで7755円(65.89ユーロ)で泊まる事ができました。
※私はBooking.comを利用。
1部屋の料金は¥3,765。そのうち消費税10 %の377円。
さらに1回の滞在につき30ユーロの清掃料金(¥3,531)が加算される。
後述で紹介しますが、ホテルのWi-fi、バスタオルは有料。
山の中だからコンビニ・スーパーは勿論ないので、山小屋に泊まるイメージで宿泊した方が精神的負担が少なく済むだろう。
アパートメント・アルペディシウジにチェックイン。
アパートメント・アルペディシウジに入るとホテル1階ホールに大きな暖炉がある。
冬はみんなでこの暖炉を取り囲むのだろう。

モダンな雰囲気のホテル。

窓の向こうはドロミテの山。
チェックイン時にトラブった。
私がホテルに訪れた時間は15時過ぎ頃。
チェックイン時間は14:00~19:30となっている。
やけに静かなフロントへ行くと、8年後のベッキーに似た女性がいてチェックインの旨を伝える。

ホテルのフロント
始めはイタリア語で話されるが、私は理解ができなかった。
「あんたの部屋、ないわよ」みたいな対応だったので、私は焦り、ホテルを間違えたのか確認する。
すると彼女は英語で「あなたはホテルを間違ってないけど、部屋はないのよ」と言う。
私は内心「おいおい、ちょっと待ってくれよ」と思ったが、事前に印刷した予約確認書を見せると、彼女はパソコンをたたき、誰かに電話をかけ始めた。
電話には誰も出ない。
その後、彼女はやれやれという感じで私にルームキーを渡してくれた(部屋あるじゃねーか)。
私はよくわからない微妙なホテルに来てしまったようだ…。
アパートメント・アルペディシウジ 部屋の様子は?
階段を上がり4階の部屋を目指す。

4階のエレベーターホール。
エレベーターホールから見えるのは、冬にはゲレンデとなる花畑だ。

夏のスキーゲレンデ。
廊下を渡り部屋へ入室。

アパートメントアルペディシウジの廊下。
部屋のカギはいくつも付いていてどれが部屋の鍵かわからなかった。

鍵がたくさんついているルームキー
私はよくわからない微妙なホテルに来てしまったようだ…。
山小屋のような部屋。
部屋はシンプルな山小屋スタイル。
2段ベッドの下にはソファーがある。

開けづらい窓。
キッチンがある。
部屋の右側には簡素なキッチンがあり、料理をすることができる。
近くにスーパーはないから、食材を持ち込んで滞在するのだろう。
生活感のある部屋。
物置の扉を開けると、毛布や布団が入っている。

家庭を感じるファブリックだ。

ハンガーも複数ある。
ドレッサーのハンガーの数が豊富なので、洗濯が欠かせないバックパッカーにありがたい。
部屋のネットワークの様子。
アパートメントアルペディシウジは特に設備に関しての説明書きのようなものが一切ない。
山の中はほぼ圏外状態なので、私はWi-fiを使って調べ物がしたかった。
フロントに行くと誰もいないので、1階ホールでYouTubeを見ている女性に「Wi-fiあるの?」と聞くと「ホテル内のレストランにいる人に聞いてみたら?」と返事。
レストランに行くと先ほどのベッキーがいて、フロントでWi-fiのパスワードを発行してくれた(たしか24時間で1ユーロ)。
洗面所の様子。
洗面所は清潔だが、タオル類が一切ない。
なのでWi-fiの発行と一緒にバスタオルをレンタルしてもらった(確か2.5ユーロ)。

シャワーとトイレの様子

水圧が弱いシャワー
シャワーの水圧は福井くんちの実家ぐらい弱かった。
(ご存じだと思うが、福井君とは私の大学野球時代の友人だ。)
イタリアのホテルあるあるですが、部屋には「ボックスティッシュ」が付いていません。
私は旅行中ポケットティッシュorトイレットペーパーで代用していました。
ドロミテの絶景!眺めの良いテラス。
サービスはあまり行き届いていないが、ホテルからの眺めが格別。

長閑なシウジの光景
デッキチェアもあるのでゆっくりできます。

デッキチェア

暮れなずむアルペディシウジ。
レストランでの夕食の様子は?
最高のロケーションにあるホテル内のレストラン。

ランチも快適な場所だろう。

レストランの営業時間。
ディナーの様子。
私は夕食にレストランを利用。
物腰が柔らかいプーチン大統領に似た店員さんがメニューを持ってきてくれます。
(お会計はクレジットカード払いも可能)
メニューはイタリア語で理解不能(^-^;
とりあえずビールとパスタを注文しました。

パンとお菓子が出てくる。

少し大きいサイズのドイツビール。
シウジはドイツ寄りの地域なのでビールが美味い。

質素な味のお菓子をポリポリ。

暮れなずむドロミテを見ながらパスタを待つ。

トマトソースのパスタも美味しかったです。
絶景の中での夕食は至福のひと時でした。
お会計時にクレジットカードの認証時間が長く、微妙な間がありましたが、ベッキーが「アブラカタブラ~」と認証機に呪文を唱えていたのが笑えた。
なんだ、チャーミングな一面もあるじゃないか、8年後のベッキー。
悲鳴。ノンオッカピートー!
余談ですが、ディナーを食べ終わり、部屋で寛いでいると廊下で女の子が泣き叫んで走り回っている。
なんだか怪奇現象みたいで怖い(^^;
私は部屋の扉を開け、4歳くらいの泣きじゃくる少女と対面。
どうやらホテルで迷子になり、親とはぐれてしまったようだ
私は拙い英語で「このフロアに親はいるの?」と聞くと、少女はイタリア語で「ノンオッカピートーーー!(わからなーーい)」と叫ぶ。
う~ん、私もわからな~いと叫びたい気持ちだったが、少女はエレベーターの方へ行ってしまった。
やれやれ…(その後、フロアは静かになったので、少女は家族と会えたのだと思います)。
深夜2時。夜空に星が輝く。
夜中に目を覚ましてしまい、星空を見にテラスへ。

真っ暗なテラス。
シウジの夜はかなり寒い。
寒さに耐えながら上空を見ると満天の星空が輝いていた。

満天のドロミテの夜空。
え?真っ暗だって?
ライカQでの夜景の撮影はなかなか難しいのです。
奇跡的にとれた星空ショットはこちら!

渾身のドロミテの星空。
なんだかコカインのように見えなくもないが、満天の星空です。
星座とかよくわからないですが、恐いくらい星がきれいだった。

自動ライトでデッキチェアが出せます。
遠くの山陰には雷鳴がとどろいており、翌朝の天候が不安でした。

翌朝はしっかり晴れてくれた。
以上、『イタリア・シウジ(コンパッチョ)・ホテル アパートメント・アルペディシウジ』をピックアップしました!
私はイタリア旅行はすべてBooking.comで予約。
初めて利用しましたが、サイトは使いやすくネット決済も安心して利用できたのでオススメですよ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
ドロミテの危険動物を調査した記事はこちら!
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