今日は僕が10代だった頃(20年前!)、実家で猫を5匹飼っていて感じたことをまとめちゃいます。
まずは猫たちを癒しの写真で紹介(笑)。
「お前の猫なんか興味ねーよ」って方は目次をクリックしてスキップしてくださいね。
当時は携帯電話のカメラ機能なんてないので、猫をフィルムカメラで撮りまくってました。
フィルム写真ならではの“味”が出ていますよ。
この記事の目次
ヒコトピの猫歴史
1998年 捨て猫『ドミ』を拾う
僕が小学6年生の頃、朝早く母親に風呂に入れられ「猫拾ってくるから早く支度しなさい」と言われたのを記憶。
始めは「猫?何で?」と疑問でしたが、母親が勤める病院の職員玄関下にダンボールに入った猫が1匹いるとのこと。
ずっと猫か犬を飼いたかったので、わくわくしながら湯船に使ってました(笑)。
トヨタのエスティマ・ルシーダに乗り(時代を感じますね)、茶色のキジトラのメス猫を拾ってきました。推定年齢は5~7歳くらい(たぶん)。
まるでキャットフードのCMに出演できそうなハリウッド女優みたいな雰囲気をまとっています(笑)。
当時僕が読んでいた漫画に登場するモンスター『ドミ』を借用して、そのまま『ドミ』と命名。
僕はその頃、動物園の飼育員になりたかったので、ドミを世話するのはぜんぜん苦ではなかったです。
ドミがウチに来て数ヶ月経つと、だんだんと肥えてきました。
上から見るとナスの形に見えるくらい太ってる…。
若かりし飼育員は悩みました。
1999年 ドミは太ってなんかいなかった。
そう、ドミは太ってなんかいなかった。
立派に妊娠していました(笑)。
そして1999年5月28日(僕の誕生日の2日後!)に5匹を出産。
そのうち1匹は出産後に息絶えてしまいました。
黒のキジトラが3匹、白猫が1匹の新たな家族が加わりました。
猫にも個性がある。
猫を多頭飼いすると、それぞれの習性や個性を発見。
『エム』はおっとりしていて、落ち着いた性格。
額の模様がMに見えることから『エム』と名づけました。
『デリオン』は唯一のオス猫。
顔や体格がいかにもオス猫らしく、前足が他の子猫より大きい。
迫力のある顔つきです。
『マーフィー』は一番やんちゃ。
家の外に出しても1番行動範囲が広いように感じます。
餌を与えるときも、周りを押しのけて取ろうとするので、食い意地が強い、ずる賢いやつです。
よく鳴くから声がしゃがれ声。「マーフィー。」と呼びかけると「ニャ」と必ず返事します(^^)
『ミル』は警戒心が一番強い白猫でした。
他の子猫たちはなでるとゴロゴロのどを鳴らすのに対して、ミルはなかなかのどを鳴らしません。
しかし、一度信頼関係を築くとよくなつき、布団の中に入って一緒に寝るかわいいやつです。
生まれた頃は頭に500円玉サイズの黒っぽい毛が生えてましたが、大人になるにつれて消えていきました。まるで蒙古斑のように。
ドミの出産に立ち会った母が言うには、ミルが一番最初に生まれたそうです。
ペルシャ猫など外来種の猫はプライドが高いイメージがありますが、ウチの猫はみんな穏やかでした。
猫を多頭飼いすることについて
ようやく今日の本題です。
猫の年齢や性別・性格にもよりますが、僕が感じた多頭飼いのポイントです。
子猫の夜遊び
多頭飼いで一番大変だったのが夜中。
猫は夜行性のため、やんちゃな子猫たちは人間が寝ているときによく騒ぐこと。
対策として就寝前に、「ひも」をヘビのように扱い、思い切り走りまわし、ヘトヘトにさせてやります。
熟成しきった猫は「ひも」なんて見向きもしませんが、若い猫はヒモでもネズミのおもちゃでもすぐに飛びついてきます。
トイレの世話
猫が増えたらトイレを2つ稼動。
固まるタイプの砂を使っていたので毎晩排泄物を回収。
ビニール袋もパンパンになります。
猫砂はライオン製を20年近く使っています。
購入時に重くて運ぶのが大変だけど、よく固まりますよ。
ソファ・カーペットは必ず汚れる。
猫が来る前に買った母がお気に入りのソファ(数十万はしただろうな)は猫の爪とぎでボロボロ(笑)。
ラグやカーテンもすぐにボロボロです。
猫は毛づくろいで胃に毛玉が溜まると吐いたり、餌の食べ過ぎで吐くので、床も必ず汚れます。
生き物を飼う(買う)ということは、それなりの覚悟も必要ですね。
猫たちの相性
僕んちはメス猫ばかりで気にならなかったのですが、オス猫同士だと縄張り争いでよく喧嘩するみたいです。
家具の段差を増やしたり、猫が高い場所に移動できる仕組みを作ると、運動不足やストレスの解消につながりますよ。
猫の避妊・去勢について
親猫のドミは出産して数ヶ月すると、またお腹が僅かに膨らんできたので、避妊手術を行いました。
可哀相だし、包帯姿が痛々しいけれど、猫を外で飼う場合などは避妊・去勢は必要だと思います。
費用は掛かるし、手術をさせるのは人間のエゴだと感じますが、不幸な猫を増やさないための飼い主の責任ではないでしょうか?
以上、今日は『猫を多頭飼いすることについて』まとめてみました!
最後に僕の大好きな猫写真集・アラーキーの「愛しのチロ」のリンク張っておきます。
是非見てみてね!
次回は、『僕の飼い猫のその後の顛末(てんまつ)』と『老猫について知識』をまとめます! お楽しみに~♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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