『熱海 起雲閣の和館 ”麒麟&大鳳”』をピックアップ!
2020年3月に訪れた静岡県熱海市。
人生3度目となる熱海でしたが、熱海三大別荘の『起雲閣』を訪れていなかったのは致命的でした(外せない観光スポット!)
起雲閣は見どころが多いので、5回の記事に分けて紹介。
本記事では起雲閣の受付から太宰治が泊まった部屋を取り上げます。
気軽に熱海1泊旅行を計画している方に是非おすすめのスポットです。
まずは『起雲閣のアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
”起雲閣”のアクセスと滞在時間の目安。
起雲閣へは熱海駅から徒歩で20分、来宮駅からは徒歩13分ほどで行けます(下り坂道)。
開館時間は9:00~17:00 (入館は16:30まで) 。
※休館:水 水曜日が祝祭日の場合は開館*臨時休館日有り
滞在時間はじっくり回りたい方は1時間~1.5時間くらい見積もっておいたほうが良いです。
私はゆっくり写真を撮ったり、喫茶店を利用したので2時間以上滞在していました(^^;
とにかく見どころが多いし満足度が高いです。
風格漂う表門から入り口の様子。
私が起雲閣を訪れたのは平日金曜の午前9時ごろ。
1919(大正8)年に創建された起雲閣の表門が立派です。
起雲閣の入り口までは石畳となっており、風情のある道となっている。
受付の様子。
受付で入場料を払い、靴を脱ぎます。
起雲閣には貴重なガラスもあるので大きな荷物は ロッカーへ。
私は大きなリュック(45リットル)だったので、100円リターン式のロッカーに預けます。
麒麟の間で館内の説明を聞く。
始めは「麒麟」と言う部屋で学芸員さんの館内の説明を5分ほど拝聴。
部屋の入り口から「格子状のフレーム」が印象的。
コバルトブルーの部屋「麒麟」。
目に飛び込むコバルトブルーの壁面(鮮やか!)。
不思議と和室とマッチしているのが面白い。
群青色の壁は、旅館となってから塗り替えられたそうだ。
旅館を開業した桜井兵五郎が石川県の出身で、「加賀の青漆喰」と呼ばれる石川県加賀地方の伝統的な技法を取り入れたようです。
窓ガラスがいい味出してる。
学芸員さん曰く、畳廊下の窓ガラスは、当時の職人が一枚一枚流し込んで作った「大正ガラス」だ。
朝の太陽が差し込み、部屋はポカポカ暖かい。
猫のようにゴロンと寝そべって昼寝したくなる部屋です。
二階の座敷「大鳳」で太宰は何を思う?
麒麟の間を出て、2階の「大鳳」へ。
先ほどの麒麟の部屋の真上にあるのが大鳳だ。
大鳳のひな人形が見た景色。
スリッパを脱いで大鳳へ入室。
外には洋室が見えます。
部屋にはお雛様が飾られており、部屋のアクセントになっていた。
おひなさま久しぶりに見ました(^-^;
おひなさまはどんな景色を見ているのか。
大鳳は全面畳で(当たり前だけど)開放感を感じます。
太宰治になってみる。
大鳳は旅館当時「太宰 治」が宿泊したといわれています。
私が起雲閣を訪れたのも3月。
私は畳の上で長座し、38歳の太宰になりきってみた。
太宰治になりきってみたが、私は教科書で読んだ「走れメロス」くらいしか作品は知らないし、太宰情報を全く持ち合わせていないので「たたみ気持ちえ~わ~」しか思わなかった。
これを機に人間失格を読んでみようかな(Kindleで無料だ)。
ツイッターで起雲閣の口コミを見てみよう。
Twitterで起雲閣の麒麟と大鳳について検索してみました。
きました起雲閣!!!
とりとんが太宰祈願してる大鳳のま
太宰さんお泊まりしたそうよ pic.twitter.com/rX9GFe011l— 劉々 (@ryuryuzephyr) January 19, 2017
熱海、起雲閣。T8年築の別荘がS22年に旅館となり、現在は熱海市の観光施設に。まずは「麒麟」。金沢にある群青の間の写真を見て素敵と思ってたところに、この群青の壁。旅館を開業した石川県出身の桜井兵五郎が、兼六園の成巽閣に倣ったとのこと。二階の「大鳳」は、もう少しシックな色合い。 pic.twitter.com/u4bMr1L2Hb
— かげやん (@kageyankageko) September 1, 2019
起雲閣。太宰治が滞在してたという大鳳の間と、そこから見えた景色 pic.twitter.com/6sYYQTiABt
— 希少生物MIC (@usually_michael) January 18, 2020
熱海市「起雲閣」より、太宰さんが滞在していた「大鳳」の間、窓から見える庭園です。 https://t.co/9uYlAoDhzt 1階には起雲閣や熱海ゆかりの文豪の常設展示も。 pic.twitter.com/EF4EzJWeA4
— 太宰治検定 (@dazai_kentei) May 16, 2017
【太宰しのび「桜桃忌」 ゆかりの熱海・起雲閣|静岡新聞アットエス】 ▽作家の太宰治(1909~48年)が亡くなる3カ月前に宿泊した熱海市の起雲閣「大鳳の間」で18日、太宰をしのぶ桜桃忌(起雲閣ボランティア会主催)が行われ、観光客や文学ファン… https://t.co/fVzkZILLdV pic.twitter.com/3VXB4CIByq
— 静岡ジン (@szgmt) June 19, 2019
以上、『熱海 起雲閣の和館”麒麟&大鳳”』をピックアップしました!
今回は起雲閣の和室を紹介しましたが、次回はゴージャスな洋室を紹介。
起雲閣は見どころが沢山あるので要チェックのスポットです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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