『熱海 起雲閣の照明デザイン』をピックアップ!
2020年3月に訪れた静岡県熱海市。
前回の記事では熱海三大別荘の『起雲閣』を4つに分けて紹介しました。
~前回の起雲閣記事~
本記事では起雲閣の各部屋の「照明デザイン」取り上げる”ちょっとニッチな内容”(^-^;
デザインや美術に興味がある方や、「部屋のインテリアに合う照明デザインはどんなのがいいのか」気になる方必見の内容をお届けします。
まずは『和室の照明デザイン』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
趣深い起雲閣・和室の照明。
まずはコバルトブルーが印象的な和室「麒麟」の照明を確認。
麒麟の照明デザインは?
麒麟の縁側近くにある照明は「房飾り」が付いたおわん型のデザイン。
コバルトブルーを背景にポッカリ月が浮かんでるようなデザインは見ていて落ち着きます。
優しい丸いデザインが心地よいです。
太宰治が泊まった大鳳の間の照明。
麒麟の真上の2階にある大鳳。
大鳳の照明デザインは麒麟とは趣が違いました。
六角形は鉛筆やハチの巣など「頑丈な構造」として工業的に用いられることもあるそうです(ハニカム構造と呼ばれる)。
シンプルだけどどこか東洋を感じさせるデザインにも見えます。
孔雀の間の照明。
孔雀の間は記事として取り上げてきませんでしたが、起雲閣内の離れにある和室です。
和室なのに意外なデザインですね。
3つのライトが付いたスズラン照明もありました。
ちなみにスズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」。
和室に遊び心のあるお花の照明もグッドセンスだ。
廊下にもいろんな形の照明がありました。
起雲閣のゴージャスな洋室は?
まずはステンドグラスと鮮やかな床のタイルが美しい「サンルームの間」から照明チェック!
サンルームの間の照明。
鉄骨にぶら下がったシャンデリア。
植物をモチーフにしたシャンデリアのようです。
洋室はやはり華やかなデザインがマッチする気がします。
玉姫の照明デザインは?
まるで映画のセットのような玉姫の間。
こちらは豪華絢爛でランプシェードに蝋燭が数本と持ったようなデザイン。
このシャンデリアが部屋の雰囲気をがらりと盛り上げているようです。
玉渓の間のライトのデザイン。
ウッディで落ち着きのある玉渓の間。
照明は大きなドングリを模したようなデザイン。
ガラスのパーツがキラキラしていて、お洒落などんぐりだ(^-^;
ウッディな玉渓の間に合うデザインで感心です。
金剛の間の照明は?
エレガントな金剛の間にある照明を見てみよう。
今までのシャンデリアとは違った重みのある設計だ。
少し離れた部屋にはランタンのようなデザインの照明がさりげなく吊るされていました。
ローマ風浴室の照明。
ローマ風浴室の洗面所にある照明から見ていこう。
洗面所の上を見上げると8角形(オクタゴン)のライト。
続いて浴室は…
浴室は「街頭っぽい」照明だった。
音楽サロンの照明。
イベントに使われている音楽サロンをチラ見。
照明はひまわり型の現代的な照明デザインでした。
喫茶室・やすらぎの照明。
最後に、緑を基調とした喫茶室・やすらぎの照明を見てみよう。
人をモチーフにしたような、植物をモチーフにしたような、複雑で想像力をかき立てられるデザインですね。
以上、『熱海 起雲閣の照明デザイン』をピックアップしました!
照明特集はいかがでしたでしょうか?
照明だけでも見る価値がある起雲閣は美術や建築、歴史まで学べるので是非オススメです。
熱海を訪れた際は是非!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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