『残雪期(6月上旬)北アルプス 燕岳へテント泊登山』をピックアップ!
北アルプスの入門コースとして人気の燕岳(標高2763m)。
日本二百名山及び新日本百名山に選定されており、テント泊装備で登ってきました。
本記事では6月上旬の燕岳登山の様子をアクセス情報・Youtubeも交えて詳しく紹介。
登山好き&北アルプス好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『燕岳・登山口&駐車場の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
燕岳の登山口アクセス。登山口・駐車場は?
燕岳の駐車場は中房温泉近くに複数あります。
●燕岳登山口付近駐車場
中房渓谷・燕岳・有明山登山口付近の3ヶ所の無料駐車場。
約120台駐車可能。
※連休、繁忙期の週末は混雑します。
連休や最盛期の週末は、満車になることが多いので、出来るだけ定期バス等の公共交通機関を利用したいところ。●有明山神社駐車場
有明山神社入口にある登山者用無料駐車場で約70台収容可能。
有明山神社の鳥居手前左側スペースが利用可能区域。●温泉公園北口駐車場(温泉公園北口バス停周辺)
「しゃくなげの湯」近くに約20台駐車可能。温泉公園北口バス停。
燕岳登山口行き定期バスが利用可能。●穂高駐車場
JR大糸線穂高駅近く穂高神社周辺にあり。約150台駐車可能。
燕岳登山口行き定期バスが利用可能。
松本駅から電車とバスで中房温泉へ
私は松本駅に前日入りしたので、早朝から北アルプスに入山することが出来ました。
タイムスケジュールは以下の通り。
出発時刻 | 到着時刻 | FROM | TO | 費用 |
5:56 | 6:28 | 松本 | 穂高 | ¥330 |
6:40 | 7:35 | 穂高 | 中房温泉 | ¥1,500 |
7:35 | 11:30 | 中房温泉 | 燕岳 |
松本駅からSuicaで入場できたが、電車を降りる際は駅員さんに現金払いしないといけなかった。
松本駅で利用したカプセルホテルの詳細はこちらです👇
6月上旬 残雪期の燕岳登山時間と難易度。
テント泊・梅雨入り前に燕岳!公共交通機関で北アルプスへ。 / ミッチー🏃♂️🏔さんの燕岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した中房温泉登山口~燕岳コースは「5.8㎞・約4時間半」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースはやや速めです。
ザックリした登山タイム詳細は「登山口出発 AM7:40~燕山荘AM11:40」です。
燕山荘から燕岳は約30分で登れます。
登山難易度は初心者~中級者向きだと思いますが、熱中症や滑落による事故に注意。
私はテント泊装備(リュックの重さは約22㎏)でしたが、急登がきつい山行でした(^^;
6月の登山の服装(装備)は?熊はいる?
私の登山装備は以下の通り。
・SALEWA登山靴
・ミレーあみあみタンクトップ+NIKE長袖+マーモット長袖
・アークテリクスウィンドシェル。
・マムートハーフパンツ+タイツ
・冬山用ストック
・携帯トイレ
・80Lリュック
・テント一式
・ゲイター
・途中からチェーンスパイク・熊鈴
北アルプス山域はよく熊が出没するので熊鈴は持参しましょう。
装備の詳細はブログで紹介してます。
2022年 公共交通機関で梅雨前の中房温泉登山口へ。
早朝に松本駅から穂高駅に電車で移動しました。
リュックは水を含めて22㎏。平日早朝は電車が混んでないのでラッキーでした。
バスで穂高駅から中房温泉へ。
穂高駅に着くと小型バスが既に待機。
現金前払いで乗車します。
乗客は5人くらい。平日はゆったり出来ました。
中房温泉から燕岳へ。登山コースの様子。
中房温泉に到着し、トイレを済ませる。
雲量が多くやや天気が不安だが、登り始めます!
急登を登る。水場は?
いきなり急な登山道。それでも道は整備されているので登りやすい方でした。
燕岳登山で一番懸念していた水場。
燕山荘の売店で飲料水が販売しているが、水1リットル400円と高価です。
水場は登山口から約30分、「第一ベンチ」付近にあります。
ベンチにリュックを置き、10mくらい下ると小川が流れていた。
本来は2泊で燕岳~常念岳~上高地への縦走を計画していたが、テント泊装備で疲弊&天候不良で断念。
燕山荘でテント泊・2泊しました(それでも満足!)。
雨がぱらつき、やや不安。
平坦な道は少なく、常に登ってる感じ。
合戦尾根は「北アルプス三大急登」らしい。
このきつさはわさび平から笠新道の傾斜を思い出しました。
重たい雲から雨がパラパラと降ってきた。
木々の間から北アルプスの稜線が見えるので頑張れます。
ショウジョウバカマがきれいに咲いていました。
合戦小屋からチェーンスパイク。残雪の様子は?
やっとのことで合戦小屋に到着。
レーズンパンを2個食べ、チェーンスパイク装着。
アイゼンやツボ足で登る人もいました。
残雪期は基本厳冬期用の装備で臨みたいが、テント泊だと重いのでつらいものがあります(^^;
この日は関東で大粒の雹(ひょう)が降るなど不安定な天候でした。
登りに疲弊すると燕岳が見え始めたので、足取りが軽くなった。
矢印の方向に進み、燕山荘テント場へ。
天空のテント場。燕山荘に到着。
お洒落で立派な山小屋・燕山荘。
小屋内で受付を済ませ、テント場にテント設営しました。
※テント場は完全予約制・1泊2000円。
テント場からは燕岳の美しい山容が見えて癒されました(^_^)
残雪期登山の様子は動画でも詳しく見れます👇
次回は燕山荘のテント場で過ごした様子を紹介します。
以上、『北アルプスおすすめ燕岳(つばくろだけ)登山』をピックアップしました!
北アルプスは景色が素晴らしいですが、経験者やグループで登り、安全に登山を楽しみたいものです。
参考までに私が加入している山岳保険はこちらです👇
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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