2021年の年末に2回登った藻岩山。
札幌のシンボルとも言える藻岩山は、どっしりと北の大地に鎮座し、札幌市民や観光客の行楽地となっています。
本記事では『油絵・山の絵の制作過程(藻岩山)』を紹介。
倍速で撮影した動画もあるので必見です。
ますはモチーフとした藻岩山の様子から見ていこう。
この記事の目次
朝焼けに佇む藻岩山。
2021年12月、ご来光を見るために藻岩山へ。
雪が柔らかい朝日を受け、街並みが優しい光に包まれた。
私の実家のマンションからは藻岩山が見え、小さいころから変わらない稜線は普遍的で、眺めると落ち着く。
この美しい山を絵にしてみる。
油彩で描く山の絵・制作工程。
油絵を乾かす期間を設けるため、4回に分けて制作しました。
M10号サイズで下絵を描く。
下地を作っておいたM10号に鉛筆で下絵して描き始めた。
下地の作り方はこちら参照👇
1回目は赤茶系の色とホワイトの2色で描く。
揮発性油の配合を多めにして、ペインティングオイルと混ぜて塗りました。
油絵は描き進めるに従い、揮発性油の配分を「多→少」にしていきます。
※絵具のひび割れを防ぐためです。
2回目は仕上げをイメージして色を載せる。
2回目は雪山を意識してバーミリオン、コバルトブルー、ホワイトで山の陰を描き進めた。
背景の空は最終仕上げでブルーにするため、補色の赤い色に。
3~4回目 山の絵を仕上げる。
3回目は柔らかい冬山のイメージを出せるよう調整。
裸の木を1本1本描かずに、平筆でちょんちょんと描いた。
ペインティングオイルに乾性油(リンシードオイル)+揮発性油(少)を混ぜて塗る。
空は微妙にガスっているので、納得がいくまでキャンバスの中でブレンディング。
4回目は山の赤っぽさがやや目立って不自然だったので、さらに細かく調整。
まだ描き進めることも可能ですが、一旦ここで筆をおきます。
冬山は初めて描いたけど、なかなか難しいね。
Youtubeでは制作工程が見れます。
制作合計時間は8時間でした(^^;
部屋に飾って乾燥。山が増えたぞ。
壁にかけて作品を乾かす。
前回書いた天狗岳と藻岩山が並んだ。
おしゃれな部屋に見えてイイネ。
藻岩山の作成に近づいてみると、苦労した筆致がうかがえる。
山の上には朝焼けの空に月が浮かぶ。
登山やスキーで慣れ親しんだ山は、絵に描くと一層親しみが沸いた。
山と絵の魅力はまだまだ続きます。
以上、『油絵・山の絵の制作過程(藻岩山)』をピックアップしました!
藻岩山はロープウェイでも行けるし、ナイトハイクで夜景も楽しめます。
冬はなまらしばれるので防寒対策はしっかりしてい訪れましょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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