『日本一遠い温泉!富山県・高天原温泉の詳細』をピックアップ!
2021年8月下旬に訪れた北アルプス。
高天原温泉はどのルートからでも1~2泊しないとたどり着けない秘境中の秘境。
長い山旅の疲れを癒してくれる穴場スポットでもあります。
本記事では高天原温泉の行き方から場所を詳しく紹介。
登山好きやアウトドア好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『高天原温泉のアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
高天原温泉のアクセスは?最短ルートは?
高天原温泉(たかまがはらおんせん)は、富山県富山市有峰黒部谷割にある温泉。
高天原に至る登山道はいくつかあり、最短ルートは有峰林道折立線の終点であり西銀座ダイヤモンドコースの起点となる折立登山口から出発するコース。
富山駅から有峰口駅を経由する富山地方鉄道の夏山バスが運行しています。
折立から太郎平小屋を経て薬師沢小屋まで谷を下った後、雲ノ平へ登り返してから再び下っていくコースと、黒部川沿いに作られた大東新道を経て行くコースに分かれ、高天原峠で再び合流して高天原山荘に至る。
黒部五郎小屋から高天原山荘まで縦走した様子は以下の記事参照です👇
東京からアクセスする場合、新穂高温泉から入山して鏡平山荘 or 双六小屋 or 三俣山荘で1~2泊して高天原に向かうのが良いかもしれませんね。
高天原はテント泊は可能?
高天原エリアにキャンプ場はなく、距離的に一番近いのが雲ノ平キャンプ場。
雲ノ平キャンプ場から高天原温泉まで徒歩3時間弱かかるので、雲ノ平でテント泊をして日帰りで利用することも可能だ。

日帰り温泉の場合、高天原山荘前で300円支払う。
高天原山荘の詳細は以下の記事参照です👇
高天原温泉へGo!水着は必要?
8月下旬に高天原山荘に1泊。
受付後に荷物を山小屋において、高天原温泉を目指しました。
サンダルで行ける?高天原温泉までの道のり。
高天原山荘にもサンダルがありましたが、私は前回ブログで紹介したBIRKENSTOCKのサンダルで温泉へ。
高天原山荘から行きは15分、帰りは20分程度の道のり。

この坂道を下ってきた。
サンダルだとかなり慎重に歩かないと足を痛めます。

高天原温泉への道
夏場は日差しが強いので帽子があればGood。急に天候が変わるので雨対策もしておこう。
沢の音が近づくと視界が開け、いよいよ温泉に到着だ。

温泉沢の道。

左が露天温泉、右が女性専用露天風呂
高天原温泉の地図。標高は?テント泊は出来る?
美術の教員免許を保持してる私が高天原温泉の地図を描くとこうなる。

高天原温泉のイラスト地図
上記イラストで露天風呂となっているところは実質男湯みたいな感じかな。
温泉の標高は2054mあり天空の温泉だ。
トイレは無いので高天原山荘で済ませておこう。
高天原温泉はテント泊は出来ないので、泊まる場合は山小屋を利用しよう。

山小屋にある地図も分かりやすい。
橋を渡り、脱衣所兼お風呂で着替え。

橋を渡る。

露天風呂で着替える。

風呂の案内板

日本最奥の温泉・からまつ露天の湯

いもりがいた。一緒に入る?
風呂内はすのこが敷いており、桶もある。

6畳もない露天風呂
訪れたときは一人だったので貸切状態。

ふわ~癒される~~
浴槽内は湯の花がすごい。

湯の花が舞う温泉
誰もいないので高天原山荘で購入したビールをプシュッと開けてグビッ!

クゥ~~~!!

ちゃぷちゃぷ。湯温は40度くらいかな。
上を見上げるとカラマツが天空に向かって伸びていた。

気持ちのいい露天風呂やなぁ

野湯に行ってみる。
これが本当の露天風呂!野湯の様子。水着は?
沢を渡り、野湯(混浴)へ。

こちらも湯の花がたくさん
周りは誰もいないし、水着を持ってないのでタオルのみで野湯へGo!
水着着用のルールはないようですが、マナーを考慮すると持っておいたほうがいいかも。

野湯も気持ちいい。温度は少し高め。42度くらい

源泉かけ流しだ
人が多い場合に野湯を利用するときは水着があると安心だと思います(というかマナー)。

野湯から露天風呂を眺める

涼し気な沢でリフレッシュできた。
上流へ行くと湯が張ってない「薬師見露天の湯」があった。

お湯がない露天風呂
余談ですが、野湯めぐりではウルトラライトなタオルがあると便利です。

薄くて軽いバスタオルはテント泊登山で役に立つ。
ULタオルのレビューはこちらを参照👇
Youtubeでは縦走の様子や温泉の様子がよくわかると思うので必見です!
以上、『日本一遠い温泉!富山県・高天原温泉』をピックアップしました!
温泉にたどり着くまでが苦労しますが、一度は訪れてみたい秘境スポットでした。
山小屋の雰囲気も素晴らしいので是非おすすめです!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
登山の持ち物チェックしたい方はこちらからExcel(エクセル)をダウンロードできます。
※別シートに「山行スケジュール」も添付しています。ご活用ください。
他にも関東の山を多く登っているので、読んでみてくださいね♪