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9月大雪山 白雲岳避難小屋でテント泊。トイレ・売店・電波はある?

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『2022年 白雲岳避難小屋テント場の様子をピックアップ!

北海道・大雪山縦走路の要となる場所に位置する白雲岳避難小屋。

標高1990mに位置する野営場はヒグマがよく出没し、緊張感のあるテント場でした。

本記事ではトイレの様子やテント泊で感じた様子をレビュー。

大雪山縦走を考えている方必見の内容です。

まずは『白雲岳避難小屋のアクセス』から見ていこう(^^)/

白雲岳避難小屋の行き方、予約は必要?


私は旭岳温泉に駐車して姿見駅から大雪山に入山。

他には黒岳や銀泉台から入山し白雲岳避難小屋を目指すハイカーが多いようです。

1日目の大雪山縦走の様子はこちら👇

白雲岳避難小屋でテント場受付。電波、売店は?

白雲岳避難小屋は大雪山系「黒岳石室」と同様、夏山シーズン中は管理人が常駐している数少ない避難小屋です。

2022年のテント泊は事前予約は不要だったが、混雑具合の確認、宿泊予定の連絡はWebから可能。

事前にテント場の利用を申告して山小屋の負担を減らしましょう。

大雪山縦走の情報が避難小屋窓口で確認可能です。

大雪山縦走の情報が避難小屋窓口で確認可能です。

電波は小屋近くで確認できました(ドコモ)。

しかしながらテント場ではほぼ電波なしでした。

小屋の入り口におつまみや食料など販売。ビールなどアルコールはありませんでした。

白雲岳避難小屋の売店

白雲岳避難小屋の売店

トイレ利用時のルールやフードコンテナの利用など大雪山特有のルールがあるので注意です。

テント泊料金は?返礼品の手ぬぐいがかわいい。

小屋泊は2,000円/1人、​テント泊は500円/1人。このほかに登山道整備協力金1000円を納めました(テント泊は計1500円支払った)。

返礼品でいただいた手ぬぐいがかわいいのでテンション上がります。

白雲岳避難小屋の手ぬぐい

白雲岳避難小屋の手ぬぐい

ナキウサギが可愛いね。

ナキウサギが可愛いね。

ヒグマバージョンの手ぬぐいと迷ったけれど、どちらも良いデザインでした。

登山道整備協力金は登山道の椰子ネットの購入に充てられているそうです。

協力金の使い道が見えると登山道に愛着が湧きます。

協力金の使い道が見えると登山道に愛着が湧きます。

小屋の前に大雪山にしか咲かないクモイリンドウ。見た目が不思議だね。

小屋の前に大雪山にしか咲かないクモイリンドウ。見た目が不思議だね。

水場と熊対策の注意点。

水場は小屋やテント場から徒歩100mほどのところにありました。

※季節によっては枯れる可能性あり。

北海道の水場はエキノコックス対策のために浄水ボトルが必須です。

私が愛用している浄水ボトル・カタダイン

私が愛用している浄水ボトル・カタダイン

就寝時や外出する時はフードロッカーに食料をいれておこう。

野生動物が多いのでフードロッカーは必ず利用

野生動物が多いのでフードロッカーは必ず利用

大雪山縦走のために熊スプレーも購入。

大雪山縦走のために熊スプレーも購入。

テント場すぐ近くにもヒグマが現れるので油断できません。

この他には食べ物をこぼさない、ニオイの強い食べ物は持ち込まないなど熊対策があります。

カレー飯を食べたけど、やや臭いが強いかな‥

カレー飯を食べたけど、やや臭いが強いかな‥

管理人さんには登山靴を含め、テントの外には荷物を置かないように指摘がありました。

平日の白雲岳 避難小屋・テント場。混雑具合は?

平日金曜日の正午に訪れた白雲岳避難小屋。

小屋はまるで新築一戸建てのようできれいな印象でした。

トムラウシ方面が見渡せるテント場

トムラウシ方面が見渡せるテント場

テント場の張数と張るべきポイント。

白雲岳の麓にある野営場。

テント場は最大80張程度(1人用テントを隙間なく詰めた状態の設置数)実際には50張程度で混雑するようです。

中央に置き石があります。水はけが良いかも確認しよう。

中央に置き石があります。土の流れを見て水はけが良いか確認しよう。

石は使い終わったら元の場所に戻そう

石は使い終わったら元の場所に戻そう

山小屋ではテントを張るおすすめMAPがあったので確認しておこう。

水没しないようにテントを張る位置を吟味しよう。

水没しないようにテントを張る位置を吟味しよう。

皆おすすめポイントを選ぶので、張数少ないのにめっちゃ真横に張られるデメリットも…。

せめて1m以上離そうぜ…。私のテントは真ん中。

せめて1m以上離そうぜ…。私のテントは真ん中。

この日は7張くらいテントが張られていた。

ペグも用意してありました。

ペグも用意してありました。

ペグダウンしやすいテント場。風が強かったので設営に苦戦しました(^^;

マイテント。ヘリテイジ・ハイレヴォ。

マイテント。ヘリテイジ・ハイレヴォ。

トイレの利用時のルール。

トイレは和式便所が2つ。

トイレットペーパーは無し。使用済みの紙は持ち帰りましょう。

トイレの注意書き。

トイレの注意書き。

黒岳石室のトイレも見てみたけど、白雲岳避難小屋のトイレのほうがワイルドでした(^^;

緑岳へ野営場からピストン登山。

テント場で昼寝後、時間があったので緑岳まで登山。

散歩感覚で行ったけど、緑岳までのルートもヒグマがよく現れるので十分な装備を奨めます。

緑岳からみる白雲岳避難小屋

緑岳からみる白雲岳避難小屋

ぱっと見チングルマなチシマクモマグサ

ぱっと見チングルマなチシマクモマグサ

振り返ると夕焼けの稜線。山並みが優しいなぁ。

振り返ると夕焼けの稜線。山並みが優しいなぁ。

ズームレンズで見るトムラウシ(忠別岳かも)

ズームレンズで見るトムラウシ(忠別岳かも)

緑岳山頂からは暮れなずむ大雪山が見れました。

西日が大雪山に差し込む。日が暮れないうちに戻ろう!

西日が大雪山に差し込む。日が暮れないうちに戻ろう!

白雲岳避難小屋から見える夕暮れから朝焼けまで。

夕飯のおにぎりを食べ終えると、あたりが柔らかなグラデーションに包まれていた。

ゆっくりと変わりゆく黄昏にキャンパーはため息をついていた。

夜の服装は?星空撮影もおすすめ。

トムラウシまでの縦走路は雲に覆われ滝雲となっていた。

淡い夕暮れと滝雲

淡い夕暮れと滝雲

長時間マジックアワーを堪能しました。

長時間マジックアワーを堪能しました。

就寝時、テント場はかなり冷え込んだ。

は夏山用シュラフ&ダウン上下だったが、寒いレベル。

ダウン下にレインウェアなど着込んでいたが寒い。

ホッカイロ出すか迷ったくらいだ。

0時くらいに目が覚めて、恐る恐るテントを出ると星空がきれいでした。

避難小屋と星空

避難小屋と星空

見上げると天の川

見上げると天の川

トイレに行ったけれど、熊が出ないか緊張感があったぞ。

キャンパーによっては騒がしいグループもいるので耳栓・アイマスクは常備しておきたいところ。

就寝グッズは以下の記事で紹介👇

なまらきれいな朝焼けとご来光。

翌朝もスッキリ晴れてくれました。

大雪山は朝焼けも美しいんです。

朝焼けのトムラウシ方面

朝焼けのトムラウシ方面

避難小屋は谷間にあるので、ご来光は山の中腹から現れた。

5時半ごろのご来光

5時半ごろのご来光

登山日和!トムラウシ方面に行きたくなるなぁ。

登山日和!トムラウシ方面に行きたくなるなぁ。

Youtubeでは白雲岳避難小屋・テント場の様子がわかります👇

以上、『2022年9月 白雲岳避難小屋・テント場の様子をピックアップしました!

白雲岳避難小屋は見どころが多いキャンプ場でした。

天候を確認し、しっかりした装備品で山行したいものです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

登山関連の記事はこちら👇

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