『9月上旬 日本百名山 旭岳~白雲岳へテント泊縦走』をピックアップ!
2022年9月、北海道の最高峰である旭岳にテント泊縦走してきました。
旭岳は大雪山連峰の主峰であり、標高2291mあります。
本記事では9月上旬の大雪山縦走1日目の様子をアクセス情報・Youtubeも交えて詳しく紹介。
登山好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『旭岳温泉・登山口&駐車場の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
旭岳の登山口アクセス。登山口・駐車場は?
旭岳ロープウェイがある旭岳温泉ビジターセンターに無料駐車場があります。
車の場合、札幌から旭岳温泉まで高速を使って3時間くらいかかりました。
車中泊は青少年野営場がおすすめ。日帰り温泉は?
旭岳温泉のビジターセンターは夜間はトイレないので車中泊には不向き。
ビジターセンターから600m下ったところにある青少年野営場はトイレのみ利用は無料。
炊事場やテント場利用の場合は500円。
野営場入り口側の駐車場なので100mくらいトイレまで歩くが仕方ない。
◎入浴時間
12:30~19:00(最終受付 18:00)◎入浴料金
平日/大人 1,140円、小人 570円、小学生未満・幼児(無料)
9月上旬 旭岳登山時間と難易度。最短ルートは?
大雪山テント泊縦走1日目。旭岳から白雲岳避難小屋へ。 / ミッチー🏃♂️🏔さんの旭岳(大雪山)・緑岳(松浦岳)・松田岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した姿見駅~旭岳~白雲岳~緑岳コースは「15.7 km、約6時間半」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースは速めです。
旭岳への最短ルートは旭岳ロープウェイを使用したこのルートです。
ザックリした登山タイム詳細は「姿見駅出発 AM6:50~旭岳山頂AM8:25~北海岳分岐点AM10:15~白雲岳山頂AM11:30~白雲岳避難小屋PM12:30」です。
登山難易度は中級者向きだと思いますが、行程が長くエスケープルートもほぼないので転倒による事故に注意。
北海道は夏山でも低体温症になる可能性もあるので、しっかりとした装備品で臨もう。
大雪山の地図があれば便利です。
9月の登山の服装(装備)は?ヘルメットは?熊はいる?
私の登山装備は以下の通り。
旭岳は天候の変化が激しいのでレインウェアなど最低限用意しましょう。
【行動着】
・SALEWA登山靴
・ナイキ長袖+マーモット長袖+ミレーレインウェア
・マムートハーフパンツ+タイツ+ゲイター
・ブラックダイヤモンドzポール
【その他】
・85Lリュック
・カタダイン浄水ボトル
・熊鈴+熊スプレー
熊スプレーは女性のソロキャンプにも護身用で奨めたいアイテムです。
装備の詳細はほぼブログで紹介してます。
北海道の山は携帯トイレが必須です。
旭岳ロープウェイで姿見駅へ。視界不良の旭岳。
始発便は6:30のロープウェイに乗車。
私は当初「北海道最高峰に登るのにロープウェイなんか使ったらあかん!」と思ってたけど、テント泊のリュック背負った瞬間にロープウェイ使う決意をしました(^^;
特に縦走する場合はケチらずにロープウェイ使ったほうが賢明です。
カード払いで往復チケットを購入。
姿見駅でトイレ。天気情報確認も忘れずに。
ロープウェイで登ると視界不良の姿見駅。
姿見駅はトイレや売店があるので支度をします。
トイレの水は茶色なので洋式トイレで驚かないでね(^^;
私は知っていたものの「ちゃんと流せよ!」と勘違いしました。
テント泊するため姿見駅の案内板で天気図を確認。
不安いっぱいの旭岳山頂へ。
天候がもやもやしているが、黒岳縦走するシニアのハイカーたちも続々出発するので、私も登山開始!
たまに晴れ間ものぞいて、淡い期待を抱きます。
登るにつれてガスってくる山道。
山の傾斜自体は登りやすくて韓国岳を思い出しました。
9合目あたりから爆風の風速20m!立っていられない。
眼鏡に水滴つくし、鼻水出るし、立ち止まると寒いし…。
「も、もうテント泊せずに旭岳ピストンでいいかも…」と撤退するか悩みました。
写真撮っていただいた方と今後の山行について話し合う。
せっかくテント泊の準備をしてきたので、天候の回復を祈りつつ、北海岳まで行ってみることにした。
そこから黒岳へ行くか、白雲岳へ向かうか判断しよう。
旭岳から北海岳~白雲岳へ縦走。天候が気がかり。
足場が柔らかくて歩きづらい旭岳を下山し、まずは北海岳を目指す。
風が強いので雲が無くなりそうだ。
振り返ると旭岳は相変わらず荒れてそう。
歩いているうちに徐々に視界良好!
裏旭キャンプ指定地は知らない間に通り過ぎていた。
それにしても大雪山の景色が美しい。
北海岳から白雲岳へ。登山ルートは?
風は相変わらず強いけど、晴れてきたので軽快に歩けた。
北海岳から白雲岳を目指して進みます。
登山道は整備されているのでかなり歩きやすい。
白雲岳方面でわかりづらい道があるので気を付けましょう。
立入禁止から登るとガレ場で危ない気がします。
白雲岳山頂に近づくと岩が徐々に大きくなる。
山頂から雄大な大雪山エリアが一望出来て気持ちが良かった。
ヒグマに注意。白雲岳避難小屋へ下る。
白雲岳からキャンプ場のある白雲岳避難小屋へ。
白雲岳避難小屋エリアはヒグマの生息地なので緊張感がある。
白雲岳避難小屋の様子はこちらの記事で紹介👇
Youtube動画では旭岳登山の様子がわかるので必見です。
以上、『北海道の日本百名山 旭岳テント泊縦走登山』をピックアップしました!
風が強かったけど天気も良かったので、旭岳山行が楽しめました。
残雪期や花のシーズンにまた訪れたいものです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
登山関連の記事はこちら👇