『11月下旬の八ヶ岳!行者小屋~硫黄岳~天狗岳縦走の様子』をピックアップ!
1泊2日で八ヶ岳をテント泊縦走。
初日は百名山・赤岳へ。2日目は硫黄岳~天狗岳まで縦走し、渋の湯からバスで帰宅しました。
※1日目の様子はこちら👇
本記事では硫黄岳~天狗岳縦走の様子をYOUTUBEを交えて詳しく紹介。
登山&アクティビティ好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『硫黄岳~天狗岳縦走の登山時間や服装は?』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
2021年11月 硫黄岳~天狗岳縦走登山の時間は?
爆風×八ヶ岳!行者小屋から硫黄岳~根石岳~天狗岳縦走!温泉は? / ミッチー🏃♂️🏔さんの西天狗岳・東天狗岳・箕冠山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した行者小屋~硫黄岳~天狗岳~渋の湯は「11.7㎞・7時間(休憩時間50分)」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースはやや速めです。
ザックリした登山タイム詳細は
「行者小屋出発 AM6:30~硫黄岳山頂AM8:30~ 根石岳 AM10:00 ~ 東天狗岳 AM10:30~ 西天狗AM11:00 ~ 渋の湯 PM13:30」です。
万が一のため地図読みで遭難対策👇
硫黄岳~天狗岳縦走登山はきつい?登山難易度は?
私が巡った硫黄岳~天狗岳縦走縦走の難易度は中級者レベルだと思います。
標高約2200m~2700mエリアのアップダウンがあるので結構体力を消耗します。
硫黄岳~天狗岳周辺では道迷いや滑落による事故も発生しているので油断禁物です。
11月下旬の硫黄岳登山の服装(装備)は?
ミレーあみあみタンクトップ、NIKE長袖、マーモット長袖、タイツ。
ミレーハードシェル上下を着ています。
硫黄岳~天狗岳ではヘルメットを着用。
チェーンスパイクは路面状況を見て脱ぎ履きしてます。
念のためピッケル、アイゼンもあったほうがいいです。
リュックの重さはテント泊のため約15キロ。
行者小屋でテント泊後、硫黄岳へ。
かなり冷え込んだ行者小屋。
朝3時半に起き、朝食後、テントを回収して赤岳鉱泉まで下りました。
※地蔵ノ頭~横岳コースを進んだほうが標高差があまりなさそうでしたが、テント泊装備の岩稜帯歩きは危険と判断して赤岳鉱泉ルートを選択。
赤岳鉱泉~硫黄岳の道のり。
しんと静まり返った林道を30分ほど下り赤岳鉱泉へ。
赤岳鉱泉は登山者がやはり多い。

赤岳鉱泉の様子
赤岳鉱泉からジワジワと山腹を登っていく。

雪は少なかった赤岳鉱泉~硫黄岳の道のり
朝日が赤岳方面から昇ってきます。

赤岳~阿弥陀岳方面

稜線ではブロッケン現象になってそうだ。
長い上り坂を行くと硫黄岳への分岐点。
ガスが濃く、風も強くなる。

硫黄岳分岐点。寒い
岩山を潜り抜けるように進む。

硫黄岳の岩稜帯
フラットな場所に硫黄岳の山頂標識がありました。

爆風の硫黄岳山頂
強風の八ヶ岳縦走。根石岳~天狗岳へGo!
あまりにも風が強いので赤岳鉱泉へ引き返そうかと思ったが、1時間ほど下れば風も弱まるだろうと推測。
足元に気を付けながら夏沢峠へ下っていきました。

下界と山の中ではかなり環境が異なる
強風の中、夏沢峠側から登ってくる人も何人かいたので、少し安心しました。

ヒュッテ夏沢。営業してないので静か。

トイレも冬期間は使用不可。
夏沢峠~根石岳を目指す。
林の中は風が弱まる。根石岳方面へ登っていきます。
30分ほどで箕冠山(みかぶりやま)に到着。

眺望は無い箕冠山(みかぶりやま)。
少し下ると根石岳山荘の分岐点。

水場もある根石岳山荘
ここからまた風が強くなり、飛ばされないように姿勢を低くして歩いた。

根石岳への道。風が強い
根石岳には10時ごろ到着。

茅野市が見える根石岳山頂
根石岳と対面するように天狗岳が見えた。

西天狗岳、東天狗岳
時々晴れ間から天狗岳に日が降り注ぐ。

かっこいい天狗岳!
東天狗岳~西天狗岳の稜線歩き。
今回の八ヶ岳縦走で美しいと感じた天狗岳の稜線。
天気があまり良くなくても高揚感の溢れる稜線でした。

曲線がきれいだ。

天狗岳ツインピークス

南牧村の集落を一望。晴れてきたぞ。
遠くから見ると美しい曲線も、近くで見ると意外と険しい。

危険な岩場を慎重に歩く。

道が整備されてる東天狗岳

見下ろすと恐怖!
10:30に東天狗岳山頂到着!

東天狗岳山頂!
東天狗岳から渋の湯のバス停に行くにはスリバチ池方面へ行くのが近いが、西天狗岳にも行きたいところ。
やや遠回りになるが、せっかくなので西天狗岳に行ってみた。

西天狗岳へのアップダウン

11時に西天狗岳到着!

振り返ると東天狗岳。
西天狗岳から唐沢鉱泉へ長い下山。
西天狗岳の標高2646m、唐沢鉱泉の標高1876m。
標高差は770mあるので結構疲れました(^^;

展望台からの景色
唐沢鉱泉に12:40到着。

唐沢鉱泉で日帰り温泉もいいね。
唐沢鉱泉からは150mほど登り、渋の湯へ下る…。

唐沢鉱泉からの登り!もうひと踏ん張り!
唐沢鉱泉の裏山は歩きやすく、ハイキングにちょうど良さそうです。
渋の湯には駐車場がありました。

渋の湯駐車場

トイレもあり
日帰り温泉は渋の湯・秘湯『渋御殿湯』
茅野駅へのバス停が近い「渋御殿湯」。
念のため時刻表で時間を確認すると、バス停が移動していて焦った💦

渋の湯バス停は崩落の影響で1キロ離れたところに移動していた。
温泉でゆっくり疲れを癒す。
温泉施設の正面にある注意書きを確認。

リュックは外に置いて必要なものだけ持ち込もう。
温泉施設はドライヤーなどないので湯冷めしないように。

更衣室の様子。

水風呂と大きめのお風呂がある。
お湯加減はちょうど良く、静かな温泉で寛げました。
渋御殿湯は、武田信玄の多くの傷病兵を治療した名湯として知られているそうです。
泉質:単純酸性硫黄泉
浴用の効能:慢性皮膚病・慢性婦人病・きりきず・高血圧症・動脈硬化症・神経痛・筋肉痛ほか
料金:
日帰り利用、大人1000円・小学生800円・幼児500円 ※西の湯のみご利用いただけます。
部屋休憩、大人2000円 西・東ともご利用いただけます。
ご利用時間:
午前10時から午後3時まで (10:00~15:00)
※午後3時からはお泊りの方の利用時間帯となりますので、遅くとも2時半ごろまでに受付の上、3時には上がって頂けますようお願い致します。
新館に西の湯、本館に東の湯があります。
東は宿泊のお客様と部屋休憩の方専用です。
風呂後、1キロ歩いて14:55発のバスに乗って帰宅しました。

臨時バス停でバスが待つ。
GOPRO&SONYで撮影したYoutubeも必見です👇
以上『11月下旬の八ヶ岳!行者小屋~硫黄岳~天狗岳縦走の様子』をピックアップしました!
他には北アルプスの百名山も登っているので、読んでみてくださいね♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!