『雪山登山に役立つおすすめ行動食』をピックアップ!
冬山・雪山登山では寒さや体力消耗が激しいため、行動食の選び方が重要です。
本記事では雪山登山におすすめな行動食・選び方を紹介。
まずは『冬山の行動食の選び方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
冬山の行動食の選び方は?
雪山登山では寒さで体温を維持するためや、雪の中ラッセルしないといけないので、通常の登山よりも多くのカロリーを消費します。
そのため行動食は高カロリーなものを選びましょう。
また、水分の多い食材は凍ってしまって食べられなくなります。
温めれば食べられるものもあるが、燃料と時間の無駄に。
食事が十分に摂れていないと熱を生み出せず寒くなる一方なので、軽量かつハイカロリーな食材を中心に用意しましょう。
リュックの中に入れる場所も工夫を。
食べ物以外にハイドレーション、コンタクトレンズの保存液、スキンケア用品も凍ります。
胸ポケットに入れる、バックパックの中でも背中に近い場所に入れるなど工夫が必要です。
冬山登山の行動食・ご飯におすすめ食材。
高カロリーで持ち運びやすく、食べやすい行動食を選んでみました。
凍りにくい食べ物。
凍りにくい食べ物の一例は以下の通り。
柿ピー、カロリーメイト、ソイジョイ
いなり寿司、大福、チョコレート、ナッツ類
バター飴、おしるこ、練乳チューブ、ラムネ
行動食の定番・柿ピーは塩分と凍傷予防に効果的なビタミンEを摂取できる食材。
フリーズドライされたおしるこは温まるし、軽いし高カロリーなのでおすすめです。
凍りやすい食べ物。
凍りやすい食べ物の一例は以下の通り。
おにぎり、野菜・果物、焼きそばパン
最強保存食・ペミカンとは?
「ペミカン」とは北米原住民が伝統的に食べていた、脂肪と肉を混ぜて固めた保存食。
29日からの白馬岳から日本海に向けての春の雪山大縦走に向けて食料の「ペミカン」を作りました。中華鍋で具材を徹底的に炒めてジップロックに入れて冷凍庫で固めます。山では熱湯に入れればあっという間に豪華食事完成。雪のテントの楽しい食事の準備です。 pic.twitter.com/cKptVsJdaD
— 風の谷 山田哲哉 (@ZMzfIxQoXfpepbt) April 26, 2022
高カロリーで栄養価が高く、持ち運びもしやすいため、冬山登山の行動食としておすすめです。
【材料】
脂肪(牛脂、バターなど) 100g
肉(鶏肉、豚肉、牛肉など) 200g
塩 少々【作り方】
肉は、1cm角程度に切る。
鍋に脂肪と肉を入れて、弱火で炒める。
肉に火が通ったら、塩で味を調える。
熱いうちに、ジッパー付きの袋などに入れて、空気を抜いて密封する。
冷ましてから、冷蔵庫や冷凍庫で保存する。【アレンジ】
ペミカンは、肉の種類や野菜などを加えることで、アレンジを楽しむことができます。肉の種類:鶏肉、豚肉、牛肉、鹿肉、羊肉など
野菜:玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、きのこなどまた、味付けに、スパイスやハーブを加えるのもおすすめ。
冬山での水確保のコツ。
テント泊の場合は山上で水を確保する必要があります。
山小屋は閉鎖、水場の沢水は凍ってるといった可能性もあるため、雪を溶かして飲料水にします。
クッカーは広口モデルを選んだ方が雪を溶かしやすいです。
以下の記事でチタンクッカーの詳細を書いてます👇
以上、『雪山登山に役立つおすすめ行動食』をピックアップしました!
雪山登山では高カロリーで持ち運びやすく、食べやすい行動食を選びましょう。
また、休憩のたびに食べるのではなく、こまめに摂取するように心がけましょう。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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