『2021年3月 奥多摩・丹波山村~大菩薩嶺縦走登山』をピックアップ!
登山初心者にも人気の百名山・大菩薩嶺(標高2057m)へ縦走登山。
ハードな奥多摩エリアから大菩薩嶺(だいぼさつれい)を目指しました。
本記事では登山・ハイキング好き必見の内容をお届け。
Youtube動画もUPしているので、登山道の参考になるかと思います。
まずは『丹波山村~大菩薩嶺の登山時間』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
丹波山村~大菩薩嶺への登山時間。
丹波山村から大菩薩嶺縦走。20km7時間! / ミッチー🏃♂️🏔さんの大菩薩嶺の活動データ | YAMAP / ヤマップ
丹波山村~大菩薩嶺コース登山時間は「約7時間(20.5km)」。
※個人の体力や天候にも左右されるので、タイムはあくまでも参考までに(一般の方は10時間以上かかるのでは?)。
私は大菩薩嶺~菩薩温泉までほぼ走ったのでかなり速いペースだと思います。
ザックリした登山タイム詳細は
「丹波山村民宿出発 AM6:40 ~ 大菩薩峠 AM11:30 ~ 大菩薩嶺山頂AM 12:10(ランチ) ~ 菩薩温泉 PM13:40」です。
遭難が発生しているエリアでもあるので、帰りのバスの時刻や日没時間を考慮して、入念に登山計画を立てましょう。
登山難易度は?
奥多摩エリアからの登山難易度は中級者レベルくらいだと思います。
裂石バス停(標高は約972m)からぐるっと周回するコースが一般的で、初心者におすすめコースのようです。
3月の登山の服装(装備)は?
私の登山装備は、ミレーのタンクトップ網シャツ、長袖1枚、半袖1枚+ミレーハードシェル。
下はタイツ&ハーフパンツで登山。
風が冷たいので手袋は必須。雪山はサングラスも必須です。
3月なのでチェーンスパイクやゲイターも持参。
トレッキングポールは持たなかったですが、あると歩きやすいです。
山は天候も変わりやすいので、ゴアテックスの雨具・リュックカバーは最低限持参しよう。
深田久弥氏の百名山・大菩薩嶺コメント。
山をこよなく愛した深田久弥(ふかだきゅうや)の著書『日本百名山』より抜粋。
頂上までは峠から四十分位で達せられる。この連嶺の最高峰である。「嶺」という字は「とうげ」と読まれて、以前は大菩薩嶺とは大菩薩峠を指す名称であったらしいが、今はその名は最高峰に移されて、ハイカーの間では略して「れい」と呼ばれている。
丹波山村の民宿・たちばなから出発。
前日に登った雲取山(27km歩いた)の疲れはあまりなくひと安心。
丹波山村にある民宿・たちばなでボリューミーな朝食を食べて登山の準備。
民宿のおばちゃんが「炊飯器のご飯が余ってるから、おにぎりにして持っていきなさい。」とサランラップを渡される。
朝からおにぎり握らされるとは思わなかった(^^;
朝飯の鮭を具に入れて、巨大おにぎり作製。
丹波川を抜けて登山口を目指す。
丹波川では釣り人が等間隔に並んで、熱心に渓流釣り。
丹波川は多摩川の源流部(一部)となっており、ヤマメや鮎が釣れるそうだ。
登山口付近にトイレもあったが、朝が早いせいかシャッターが閉まっていた。
宿で一緒になったご家族がローラー滑り台に行くといってたのはここだったのかも。
登山口から大菩薩嶺までの登山道の状況。
登山道は落ち葉で埋もれており、丹波山村から大菩薩嶺へ行く人は少ないのかもしれない。
登山口を入ると、分岐点があり「×ダメ」の看板がある。
ダメの方向へ行った方が10分早いルートなので、行くかかなり迷ったが、リスクを負うよりも安全な道を選ぶことにした。
朝のハイキングは気持ちが良い。
登山口から20分くらい登ると尾根のような場所にたどり着き、少し楽になる。
細くて怖い道も多いが、前日の雲取山で慣れてしまったのでサクサク進みました。
道の途中で真新しいアークテリクスのキャップが落ちていた。
林業関係者でもなさそうだし、すれ違った人もいないので、とりあえず拾って登り続ける。
数百メートル歩くと小走りで下山してくる登山者がいて、キャップの持ち主だった。
落とし物を持って歩いてよかった(^_^)
そのかたも大菩薩嶺を目指すとのことで、少し安心。
大菩薩峠まですれ違ったハイカーはその方のみだった。
登山道が分かりにくいところにはマーキングテープがあるので、かなりありがたい。
朝日の中ハイキングするのはとても気持ちがよく、安らげました。
軽アイゼンで雪道を踏みしめて。
標高が1600mを超えると雪道になり、チェーンスパイクを装着。
足跡のない雪道をずんずん進みます。なかなか登りがいがあって体力消耗。
朝ごはんいっぱい食べてきてよかった。
美しい大菩薩峠からの眺めに感動。
苦労して登ったかいもあり、大菩薩峠から見える景色に息を飲む。
甲府の街並み、その奥の残雪の南アルプス…。
大菩薩嶺って渋い名前だから期待してなかったけど、一気にお気に入りの山になった(^_^)
山頂が目視できるし、景色も美しいので足取りが軽くなります。
爽やかな稜線歩きで山頂へ。
振り返ると富士山も見えて、山行が楽しい。
いつも丹沢の山に登っているので、見える景色が新鮮!
平日でしたがハイカーも数人いて景色を楽しんでいました。
標高2000mを告げる標識発見!空気が薄いのが実感できます。
がっかり?大菩薩嶺山頂の様子。
12時10分に大菩薩嶺に到着!
山頂は林の中で見晴らしゼロ…。絶景ポイントで休憩することをオススメします。
私はここで民宿で握ったおにぎりを食べました(^_^)。
バスの時刻に合わせて急いで下山!
15:03に「大菩薩の湯」発のバスがあるので、なんとしても14時には温泉にたどり着きたい!
ということで、下山はほぼトレラン状態でダッシュ。
雪道や木の根も多いので、全くトレランに向かないが、いろんな山で経験を積んできたので飛ぶように走れました。 ※マネしちゃだめです。
ひがし荘の温泉が近かったので、民宿に入ってみると無人だったからやめた。
裂石バス停からちょうど塩山行きのバスが出発してました。
日帰り入浴は大菩薩の湯がおすすめ。
帰りのバスまで時間を作ったので、菩薩温泉でゆっくりしました。
塩山駅までのバス停も施設前にあるので便利。
休憩所も広く寛げました。
YoutubeではGoproで撮影したハイキングの様子をハイクオリティで配信しています☺
大菩薩峠からの景色は必見だ♪
以上、『2021年3月 奥多摩・丹波山村~大菩薩嶺縦走登山』をピックアップしました!
奥深い森の中は熊も出る可能性があるので、熊鈴を持参しましょうね。
2024年冬は大菩薩嶺の山小屋に1泊👇
あわせて読みたい雲取山の記事はこちらです👇
他にも関東の山を多く登っているので、読んでみてくださいね♪
三浦アルプスの低山ハイキングも癒されるのでおすすめ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!