『2022年7月 蝶ヶ岳のテント場の様子』をピックアップ!
槍ヶ岳など穂高連峰が一望できる蝶ヶ岳のテント場。
私が実際に2日間テント泊で感じた様子をまとめました。
まずは『蝶ヶ岳ヒュッテの行き方』から見ていこう(^^)/
※登山道や山小屋の状況は季節やその年によって変わります。出かける前には必ず最新の情報をご確認ください。
この記事の目次
蝶ヶ岳ヒュッテのアクセス、予約は必要?
蝶ヶ岳ヒュッテは蝶ヶ岳の頂上(標高2677m)付近にあります。

赤い屋根の蝶ヶ岳ヒュッテ。
2022年の山小屋宿泊は基本的に完全予約制。
テント泊は予約なしでOKです。
1泊2食付 | 大人 13,000円 子供 9,500円 |
1泊夕食付 | 大人 11,500円 子供 8,500円 |
1泊朝食付 | 大人 10,500円 子供 7,500円 |
素泊まり | 大人 9,000円 子供 6,500円 ※館内の自炊スペース、飲食可能なスペースには限りがあり。 |
個室 | 宿泊料金の他に1室あたり15,000円の個室料。 ※最大5名(同居家族の場合は6名まで)での利用。 |
夕食のみ | 大人 2,500円 子供 2,000円 |
朝食のみ | 大人 1,500円 子供 1,000円 |
お弁当 | 1,500 円 |
飲用水 | 水 200 円/1L お湯 300 円/1L お茶 400 円/1L |
キャンセル料 | 前日 30% 当日 100% ※自己都合による当日のキャンセルは、後日キャンセル料を請求させていただく場合がございます。 |
飛び込み | プラス3,000円/人 ※予約なく当日飛び込みでの宿泊は原則お受けできません。特別な事情によりお泊りいただく場合も、追加料金として一人3,000円を頂戴いたします。 |

山小屋の様子。
テント場利用時は受付をしよう。
テント設営後、山小屋でテント泊の受付をしました。
受付用紙に住所や今後のルートなど記入し、キャンプ場利用料2000円を支払いました。

1泊2000円。私は2泊したので後日また2000円支払った。
利用料金2,000円にトイレチップ込です(現金払い)。
テントサイトは予約制ではありませんので、当日のみの受付となります。
また、連休や夏休みなど大変混み合うことがありますので、早めの到着を心がけてください。指定地内に協力し合って張ってください。また当日の小屋泊への変更は承ることができませんのでご了承願います。
テント泊のお客様で夕食・朝食・お弁当をご希望される場合は、受付時にお申し出ください。夕食・朝食は館内でお召し上がりいただける予定です。
中部山岳国立公園内ですので、テントサイト以外でのテント設営は禁止されています。稜線上ですので、限られたスペースしかありません。張る所がなく、下山されるケースもあります。あらかじめご承知おきください。
水場やトイレはどこ?電波は?
水場や自販機(ビール・コーラなど)は蝶ヶ岳ヒュッテの裏にあります。
水は1リットル200円。

蝶ヶ岳ヒュッテの水場と自販機

ビールを600円で購入!うまいな…
テント泊利用者のトイレもヒュッテ裏にあり。和式と座ってするタイプがあった。

蝶ヶ岳ヒュッテ・屋外のトイレ
電波は山小屋、テント場で確認できました(ソフトバンク)。
平日(金曜日)、休日のテント場 混雑具合は?
上の写真は平日(金曜日)15時くらいに撮影。右上のこんもりした山が蝶ヶ岳山頂です。
一方、下の写真は土曜日16時くらい。

斜面にもテントが張られている。
テントサイトは約30張可となっていたが、休日は90張以上ありそうでした。

テントサイトはヒュッテの南側。休日は結構混んでます
常念岳も見れる!展望が良いテント場の様子。
常念山脈は穂高連峰と安曇野の街に挟まれているので展望が良い。
日本百名山・常念岳の厳つい斜面も見れました。

テント場から常念岳が見れます

ズームレンズで槍ヶ岳を撮影

スプーンでえぐったような大キレット。

ピラミッドのような常念岳。
私は安曇野方面にテントの正面を向けて設営。

町を見下ろして寛ぐ。暑い!

安曇野の田園と街並み

テント内から常念岳。昼寝も気持ちいい
おすすめのテント設営ポイント。
平日は14時くらいにテント場に到着。場所選びに余裕があった。
テント設営場所のおすすめは「人通りの少ない端」がベスト!

斜面側や左の通路よりもひっそりとした端がおすすめ
人通りが多いと落ち着かないし、夜中の足音で寝付けなくなります(^^;

眺めは悪いけど奥まった場所が落ち着くかも。

通路側を避け、眺めのいい位置を確保するのは難しい。
風に注意。ペグは打ちやすい?
私が設営した東側は地面が硬くてペグが刺さらなかった。
西側のほうがペグが刺さりやすそうに見えました。
テント泊した日は基本的に風もなく穏やかでしたが、2日目の夕方になると10分くらい風が強まった。
なぜか私のテントだけ風圧でテントが押しつぶされそうになっており、テントの向きを変えたりガイラインを張り直して難を逃れました💦
このとき、見知らぬ男性2名に助けていただき本当に助かった。

天候が急変する北アルプス
無風と思われる状況でも、しっかりとペグダウン、岩場にガイロープを固定したほうがいいです。吹き飛ばされて事故に繋がりますから…。

雲の発達が見やすい蝶ヶ岳山頂。
就寝時の様子。頼むから静かにして…。
1日目は雷雲が遠くに見えてピカピカ光っていた。
テント場はほぼ無風だ。
シュラフは夏山用シュラフを使用。

駅前アルプス×ナンガのコラボ製品のシュラフ
この下にダウン上下を着ていたのだが暑かった。
たぶん外は10度くらいかな?
製品を紹介してる記事はこちら👇
20時くらいにほとんどのキャンパーは就寝していたが、クッカーをカチャカチャうるさい人、通話している人もいたので耳栓は必須!
石ころの多いキャンプ場なので足音がかなり響きます。
あと、ヘッドライトの明かりをテントを照らさないで欲しい。眩しいので寝れない。
蝶ヶ岳キャンプ場から見る夕焼けとご来光。
蝶ヶ岳山頂からみる朝焼けが美しかった。
重い荷物を運んで来たかいがあります。
ご来光に感動。色んな朝焼けがあるんだ。
1日目は雲がない晴天の朝焼け。
スッキリ晴れ渡ってくれました。

7月の日の出!

赤く染まる蝶ヶ岳テント場

槍ヶ岳のモルゲンロート

こちらは焼岳

乗鞍岳も朝焼けに包まれる
2日目は雲が多い朝焼け。曇り~雨予報の最終日でした。

雲がメラメラ燃えて綺麗だ

素晴らしい日の出。雲がいいねぇ

ピカーン!1日の始まり

残雪も朝日に光る
最終日は上高地に下山。運良く「虹」も見ることが出来た。

上高地方面に虹が出現。幻想的だ
テント場から見える夕焼け。
夕焼けに照らされる穂高連峰。
夕日は見れなかったが、センチメンタルな夕焼け空でした。

奥穂高が染まる。

夏らしい夕暮れの積乱雲
Youtubeのショート動画では蝶ヶ岳テント場からの朝日が見れます👇
以上、『2022年7月 蝶ヶ岳のテント場の様子』をピックアップしました!
北アルプスは景色が素晴らしいですが、経験者やグループで登り、安全に登山を楽しみたいものです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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