
『6月 幌尻岳 テント泊登山』をピックアップ!
日本百名山の中でも最難関のひとつと言われる日高山脈の盟主、幌尻岳。
今回は額平川コースではなく、チロロ林道から入山し戸蔦別岳を経由する周回ルートに挑戦してきました。
渡渉あり、急登あり、そして稜線からの絶景ありと、冒険要素満載のコースです。
本記事では、2025年6月の幌尻岳・戸蔦別岳を巡った様子をYoutubeも交えて詳しく紹介。
まずは『チロロ林道~戸蔦別岳~幌尻岳のコースタイム。難易度は?』から見ていこう(^^)/
※渡渉ポイントの水量は天候によって激変します。出かける前には必ず最新の天気と水位をご確認ください。
この記事の目次
幌尻岳テント泊登山(チロロ林道)時間と難易度。ルートは?
【動画あり】幌尻岳テント泊登山1日目・チロロ林道~戸蔦別岳 渡渉・水場は? / ミッチー🏃♂️🏔さんの北戸蔦別岳・ヌカビラ岳・戸蔦別岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した合計タイムは以下の通り。
1日目:7時間4分(休憩42分) 距離10.0km
登り/下り:1664 / 347 m
2日目:9時間10分(休憩1時間30分) 距離15.1km
登り/下り:861 / 2185 m
1日目に標高を一気に上げ、戸蔦別岳山頂でテント泊。
2日目は幌尻岳をピストンしてから下山するロングコースです。
【動画あり】幌尻岳テント泊登山2日目・戸蔦別岳で朝日~幌尻岳コース / ミッチー🏃♂️🏔さんの北戸蔦別岳・幌尻岳・ヌカビラ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
ザックリした登山タイム詳細は以下の通り。
【1日目】
- AM 04:59 チロロ林道駐車場 スタート
- AM 05:53 北トッタベツ岳登山道入口(渡渉開始)
- AM 09:28 ヌカビラ岳
- AM 10:22 北戸蔦別岳
- PM 12:00 戸蔦別岳(テント泊)
【2日目】
- AM 04:39 戸蔦別岳 スタート
- AM 06:22 幌尻岳山頂
- AM 08:06 戸蔦別岳(テント撤収)
- AM 10:03 北戸蔦別岳
- PM 13:08 北トッタベツ岳登山道入口
- PM 13:49 チロロ林道駐車場 ゴール
※渡渉の難易度や残雪状況でタイムは大きく変わります。余裕を持った計画を!
登山の服装(装備)と渡渉について
今回の6月の北海道・日高山脈装備は以下の通り。
- 大型バックパック(テント泊装備一式)
- 渡渉用シューズ(フェルト底推奨)
- ストック(渡渉時のバランス保持に必須)
- レインウェア
- 防寒着(ダウンなど)
- 熊対策グッズ(スプレー、鈴)
チロロ林道コース最大の難関は「渡渉」です。
増水時は渡れないこともあるため、無理は禁物。水深が膝下でも流れが速いと危険です。

登山開始時はホームセンターで買ったサンダルで渡渉。あまりジャブジャブなところはなかった
装備の詳細は全てブログで紹介してます。
地図があれば便利です
1日目:チロロ林道~戸蔦別岳。渡渉と急登
札幌から日高へ車で移動し、前日は日帰り温泉からの車中泊。

沙流川温泉ひだか高原荘で日帰り温泉

道の駅 樹海ロード日高では車中泊できそうだが、やや騒がしいかも。私はひっそりとした場所へ移動して車中泊
チロロ林道の登山口へ移動

不安になる山道を車で移動。鹿が何度も横切っていく。

ゲートを手で上げてさらに進む。
チロロ林道のゲート手前にある駐車場に到着。

車は15台+路肩に停めれそうでした。休日は混みそう
駐車場には仮設トイレがありましたが、紙がない場合もあるので持参必須です。
登山届もしっかり提出して、いざ出発!

いざ入山です
緊張の渡渉ポイントとトッタの泉

ヒグマにおびえながら声を出してスタート。
途中に熊の糞もあった。

数日たってそうな熊の糞
水量は思ったほど多く無くて助かった。
林道を歩き、取水施設を越えると本格的な登山道へ。
ここからがチロロ林道コースの核心部、渡渉(川渡り)の始まりです。

滑らないよう登っていく
水は冷たく、足元が滑るので慎重に。

登山口の看板あり
途中にある「トッタの泉」は、このコース唯一の貴重な水場。ここでしっかりと水を補給しておきましょう。
ヌカビラ岳~北戸蔦別岳。そして稜線へ

1日目はガスが多く、不安な道のりだった。
ヌカビラ岳へ出ると風がやや強く、汗が冷えるので着替えました。

戸蔦別岳のテント場かな?
戸蔦別岳への稜線歩きは、まさに日高山脈の醍醐味(晴れていればね)。

2日目の下山時に撮影した幌尻岳
北戸蔦別岳を越え、幌尻山荘への分岐を見送り、本日の幕営地である戸蔦別岳を目指します。
戸蔦別岳山頂でテント泊。まさかのゲリラ豪雨

12:00、戸蔦別岳に到着。
ここまでスライドした方は2名のみ。
トレランの男性と日帰りピストンの女性がいた。
女性の方は幌尻岳がガスっていて悔しそうでした。
山頂にテントを設営したが、ここで天候が急変!

この矢印部分で一人でテント泊。強風、ゲリラ雹雨に襲われた。
ゲリラ豪雨に加え、雹(ひょう)と強風・雷に見舞われました。
七つ沼カールに降りてテント泊でもよかったが、ヒグマの住処なので山の上で1泊。

星空がきれいでした
テントが吹き飛びそうになるほどの強風で、一時はどうなるかと思いましたが、美しい星空を見ることができた。

夜も強風で寝れなかった。幸いSoftbankの電波は繋がるけど、奥地の山は怖いです。
山で1泊すると、自然の厳しさと美しさの両方を感じられ、満足感が高まります。
Youtube動画(前編)では渡渉の様子やテント泊のリアルを詳細にレポート👇
- 00:00 2025年6月 日本百名山・幌尻岳へ
- 00:55 駐車場とトイレの注意点
- 03:00 危ない沢を渡渉。増水時は注意
- 04:20 トッタの泉。唯一の水場
- 08:39 戸蔦別岳山頂でテント泊
- 09:45 山頂であわや遭難。ゲリラ豪雨・雹・強風
2日目:戸蔦別岳~幌尻岳~下山。絶景の縦走路

ご来光が見えたときは、心底ほっとした。
4時半過ぎ、ご来光とともに戸蔦別岳を出発。モルゲンロートに染まる山々が美しい…。

ずっと見ていたい朝焼け。穏やかだけど厳しい山でもある。
七つ沼カールと幌尻岳山頂
幌尻岳へと続く稜線からは、幻の絶景「七つ沼カール」を見下ろすことができます。
ヒグマの生息地としても知られる場所。

途中、振り返ってみると熊が静かに沼を渡っていた。

沼を横切る熊。神々しい

鹿の群れがいたり熊もいたり…人が踏み入ってはいけない楽園に見える。
長い下山道を経てゴールへ

幌尻岳の「肩」を経て、ついに日本百名山・幌尻岳(2,052m)登頂!
日本百名山78座目だけどこんなに遠い百名山は初めてかも💦
山頂を満喫した後は、再び戸蔦別岳へ戻り、テントを撤収。
戸蔦別岳は人が15人くらい登ってきました。
奥のほうで女性が話しかけられながら用を足していたし…。
長い下山道もきつい

北戸蔦別岳を経由して下山。
下りは長く、膝に来ますが、最後まで気を抜かずに。
ハイマツエリアは登りづらくて苦戦しました。
危険な下山道を慎重に下り、再び渡渉ポイントを通過して駐車場へ。
下山後は日帰り温泉で汗を流し、ランチを食べて終了。最高の2日間でした。
Youtube動画(後編)では七つ沼カールの絶景や幌尻岳山頂からの眺めがよりリアルにわかるので必見です。
動画の目次も参考にしてくださいね👇
- 00:00 日本百名山・幌尻岳 1日目のあらすじ
- 00:25 翌朝のご来光~モルゲンロート
- 01:53 七つ沼カールと縦走路。ヒグマはいた?
- 04:09 山頂からの眺め
- 05:57 北戸蔦別岳から危ない下山道~水場まで
- 07:23 日帰り温泉からのランチからのエンディング
以上、『幌尻岳テント泊登山 チロロ林道~戸蔦別岳』の記録でした!
1日目のゲリラ豪雨は大変でしたが、2日目の晴天と絶景ですべて報われました。
体力と経験が必要なコースですが、それだけの価値がある素晴らしい山旅。
あなたもぜひ、準備を万端にして日高の山に挑戦してみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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