『8月下旬 日本百名山 利尻富士へ山小屋泊ピストン登山』をピックアップ!
北海道の利尻島に位置する独立峰・利尻山(りしりざん・別名「利尻富士」)。
日本百名山に選定されており標高1721mあります。
※白い恋人のパッケージのデザインにもなっている山です。
本記事では8月下旬の利尻富士登山の様子をアクセス情報・Youtubeも交えて詳しく紹介。
登山好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『利尻富士・登山口&駐車場の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
利尻富士の登山口アクセス。登山口・駐車場は?
利尻北麓野営場前に無料駐車場があります。
徒歩の場合 「フェリーターミナル」から3.6km 約60分。
「温泉バス停」から 2.2km 約40分です。
私は利尻空港からタクシーで鴛泊に訪れ、ゆ~にキャンプ場でテント泊しました。
キャンプ場の設備詳細はこちら👇
8月下旬 利尻富士登山時間と難易度。最短ルートは?
8月 札幌から飛行機で利尻山へ。テント泊からの日帰りピストンルート / ミッチー🏃♂️🏔さんの長官山(北海道利尻郡利尻富士町)・利尻山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した鴛泊登山口~利尻富士コース(日帰りピストン)は「18.6km・約7時間15分(休憩時間40分含む)」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースは速めです。
最短ルートは「沓形ルート」ですが、崩壊が進んでいるためメジャーな鴛泊ルートがベスト。
ザックリした登山タイム詳細は「ゆーにキャンプ場出発 AM3:30~北麓野営場登山口AM4:10~利尻富士山頂AM7:10~ゆーにキャンプ場PM11:00」です。
登山難易度は中級者向きだと思いますが、行程が長いので熱中症や転倒による事故に注意。
利尻富士山域の地図があれば便利です。
鴛泊コースのトイレの場所は?
鴛泊ルートの場合、登山口に水洗トイレ、各中間点にそれぞれ携帯トイレブースがあるので安心です。
北海道の山は携帯トイレが必須です。
8月の登山の服装(装備)は?ヘルメットは?熊はいる?
私の登山装備は以下の通り。
利尻山は天候の変化が激しいのでレインウェアなど最低限用意しましょう。
【行動着】
・SALEWA登山靴
・ナイキ長袖+マーモット長袖
・マムートハーフパンツ+タイツ
・ブラックダイヤモンドzポール(下山時)
【その他】
・85Lリュック
・ミレーレインウェア
・熊鈴
利尻島は熊はいないはずですが、熊が海を泳いで上陸する可能性もゼロではないです。
2022年7月には島の海岸で15センチほどの足跡が見つかった情報もあるので、用心したほうが良いです。
ヘルメットは荷物の都合上持ちませんでしたが、心配な方は是非被っておきたい登山道でした。実際に山頂付近で被っている方もいました。
装備の詳細はほぼブログで紹介してます。
飛行機で利尻島を訪れる場合、ガス缶や固形燃料は持ち込めないので、食事を工夫しました。
2022年8月 札幌から飛行機で利尻島へ。
初めて丘珠空港を利用して利尻島へ。
前日にJALのホームページから予約しました(往復33,200円)。
飛行機やフェリーで行ける利尻山。
車とフェリー移動も考えたけど、ソロ登山の場合、移動時間に疲弊するのは明らかなので飛行機を選択。
北海道の広さは痛感してるので、
料金が高くても飛行機を利用。ゆっくりできるフェリーも良いけどね。#利尻 pic.twitter.com/25iGdjvwou
— hikotop (@rangrandmarfy) August 28, 2022
飛行機の座席は左側の席を選択したほうが利尻富士が見えます。
飛行機で55分(早ければ45分で着く)あっという間のフライト。
バスの便は既に終わっていたので、鴛泊のセイコーマートへタクシー移動(1500円)。
鴛泊から利尻富士へ。登山コースの様子。
登山当日、夜明け前3時半にゆ~にキャンプ場スタート。
真っ暗な道を30分以上進むので怖すぎる。
水場は甘露の泉水で汲もう。
北麓野営場から数分歩くと甘露泉水に到着。
鴛泊ルートの場合、水場はここしかないので2リットルくらい汲んでいく。
帰りも沢山水を汲んで札幌に持ち帰りました(^^)。
しばらく歩くと空が明るくなってきた。
利尻島は6月~7月初旬にかけて花のベストシーズンのようです。
ご来光と長官山への道。
優しい朝焼けの向こうに礼文島が見えた。
コツコツ登っていくと山腹から朝日が見え始めた。
長官山に登るまで利尻山が見えなかったので、利尻富士山頂がどのような状況なのかわからず不安だった。
風があったけれど植物が風防になり助かった。
いよいよ利尻富士と対面。
長官山を登りきると利尻富士と初対面!かっこいい山容です。
晴れていたのでとても安心。
稜線部分は風が強く、レインウェアを着ました。
9合目から山頂へ!
この日はコンディションが良く、健脚ペースで登ることが出来た。
岩が大きくなり、枝も飛び出しているので上下の安全確認しながら登る。
早く登るともったいない気がしたので、花を撮りながら登る。
満足感のある利尻富士山頂!
7時15分ごろに利尻山山頂(標高1721m)に登頂!
登頂予定は9時だったが、だいぶ前倒せた。
山頂は一人だったので自撮りでパシャリ。
山頂にいるとローソク岩が人のように見えて視線が気になった(^^;
下山は足の負担を軽くするためトレッキングポール使用した。
日帰り温泉は利尻富士温泉。ランチは?
11時にゆーにキャンプ場に到着してテント回収。
日帰り温泉は12時から営業している利尻富士温泉へ。
サウナ・露天風呂に癒されました(^_^)
ランチは鴛泊港で塩ラーメン。
キャンプ場から20分くらい歩いて鴛泊港へ。
フェリーターミナル前にある「TSUKI」というカフェ(食事処?)で塩ラーメン!
バス待ちの間にお土産も購入。
飛行機で丘珠空港へフライト。
もう1日くらい利尻島にいたかったけれど、飛行機を予約していたので帰ることに。
滞在時間24時間じゃ登山くらいしかできないね(^^;
Youtube動画では利尻富士登山の様子がわかるので必見です。
以上、『北海道の日本百名山 利尻富士登山』をピックアップしました!
天気も良かったので、利尻富士山行が楽しめました。
残雪期や花のシーズンにまた訪れたいものです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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