『無人島・猿島の写真スポット』をピックアップ!
神奈川県横須賀市猿島に所在する無人島・猿島(さるしま)。
江戸時代から太平洋戦争が終戦するまで「東京湾の要塞」として利用された猿島は、魅力的な写真スポットとしておすすめです。
本記事は写真好きの方や関東圏にお住まいの方必見の内容をお届けします♪
まずは『猿島のアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
東京湾の要塞『猿島』へのアクセス。
フェリー乗り場の「猿島航路発券所」は京急本線横須賀中央駅から徒歩約15分。
※住所:横須賀市小川町27
横須賀中央駅から東口から三笠桟橋を目指します。
三笠公園は結構大きい公園なので方角さえ注意していれば迷わないと思います。
車の場合は「横浜横須賀道路」横須賀I.C.より「本町山中有料道路」を通って約10分。
チケットの買い方などの詳細は『猿島のアクセス』の記事をチェック!
猿島ハイキング!所要時間は?
まずは猿島の全体図を確認。
所要時間は1~2時間あれば全体を周れる広さです。

現在地ポイントが出発点となる。
観光案内所に島唯一のトイレがあります。

猿島公園の概要
雰囲気がある発電所。
観光案内所にほぼ隣接している発電所。

独特な佇まいの発電所
素通りしてしまいがちな建物ですが、説明図がちゃんとあります。

発電所のキャプション
当時は石炭を焚いて蒸気で発電機を廻したそうです。
レンガ造りの煙突が存在感あります。

歴史を感じる煙突。

結構高い煙突です
幹道(切通し・トンネル)を歩こう。
出発してすぐにやや勾配のある坂道を上る。

整備された坂道を行く。
右手に曲がると、全長300メートルの切り通しがあります。

風情のある切り通し。
なんだか京都の竹林の小径みたいな趣がありますが、壁沿いに弾薬庫や兵舎のトンネルがあるので歴史を感じます。

猿島要塞説明図

ところどころに赤レンガのトンネルがある。
私が訪れた時は観光客が多かったので、なかなか切り通しのシャッターチャンスが訪れませんでした(画像では人物を消しています)。

切り通しは涼しく清々しい。

道が整備されていて歩きやすい。道は静寂に包まれる。
シダ植物やツタがレンガに絡まり、廃墟感が高まる~。

フォトジェニックな弾薬庫

苔生した石壁も神秘的だ。
ハイキングコースの注意点。
整備された道は歩きやすいが、脇道を行くと靴が汚れます(^-^;
トレッキングシューズ履いてくればよかったと後悔。
蚊もいるので虫刺されスプレーは必須です。

道を外れると洞穴のような塹壕があります。
おそらく高射砲台跡だと思われるが、謎が残るエリアです。

何に使われていたのだろう…。

ミステリーサークルのような跡もあった。
展望台も廃墟と化す。
高台のような開けた場所の奥には立ち入り禁止となっている展望台。

寂れた展望台
窓が異様に大きくて、ふきさらし感がハンパない。

中身もがらんどう。
空虚な雰囲気が漂う展望台はどこか寂し気です。

寂しげな展望台
竹富島にあった「なごみの塔」を思い出しました。

竹富島「なごみの塔」
広場の中央にはDocomoの基地局があるので、インフラは整備されいます。

明治時代からあるドコモの基地局(嘘です)。
まだまだ続く廃墟の数々…。
広場を抜けると洞穴が…。

森におおわれた洞穴。
じめじめとした洞穴を抜ける。

洞穴の向こう側。
シダ植物や高く生い茂る樹木に囲まれ、天空の城ラピュタを彷彿とさせます。

秘境感がすごいな。

気持ち良さそうに光合成してる。
立ち入り禁止エリアが多くヤキモキしてしまうが、満足度の高い廃墟×ネイチャー。

上に行くとどんな景色が広がるのだろうか?

立ち入り禁止となっている。弾薬庫かな?
レンガの長いトンネルを進む。
入口がアーチ状のトンネルは幅4m、全長約90m。
レンガ積みは明治初期に用いられたフランス積みという積み方で貴重です(日本に数例しかない)。

美しいモザイク画のように見えるレンガ。

吸い込まれるようなトンネル内。
後ろを振り返る。ロールプレイングゲームの世界に足を踏み入れたようだ。

トンネル内は暗闇。
煉瓦が蛍光灯に照らされて味わい深い雰囲気です。

貴重なレンガなんだな。
砲台跡が終着点。
私が訪れた際は砲台跡が島の終着点(日蓮洞窟には入れなかった)。

第2次大戦期に防空のために海軍によって設けられた砲台跡。
意外にも砲台跡の足場はきれいで、島の中でも重要なポイントなのでは?と妄想を膨らませてしまいました。
以上、『無人島・猿島の写真スポット』をピックアップしました!
廃墟を巡ると生々しい歴史を体感でき、当時の様子を思い起こすことができます。
あなたもぜひ猿島を訪れてみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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