薩摩菓子処とらや『生かるかん』をピックアップ!
鹿児島に親戚がいる職場の方からお土産でいただいた「生かるかん」。
札幌出身の僕はお恥ずかしながら、「かるかん」なるものを初めて知りましたw
まずは『かるかん』とは何ぞや?ってところから見ていきましょう♪
この記事の目次
薩摩の伝統和菓子『かるかん』とは?
「かるかん」、漢字では「軽羹」と書きます。
軽い羊羹のようなお菓子という意味で、「かるかん」と言われるようになった説が有力のようです。
かるかんとは鹿児島県をはじめとした、九州地方特産の棒羊羹のかたちをした和菓子。
かるかんの歴史は古く、1686年~1715年頃に現在の鹿児島県にあたる薩摩藩で誕生し、藩主への食事にも出されたと言われています。
かるかんの原材料である自然薯(山芋)が薩摩藩内で育っていたことや当時高級品であった砂糖も奄美・琉球地方に近く比較的手に入りやすい地域だっということも、この地域で発祥した理由でもあるようです。
製法としては鹿児島県にその昔からあった「ふくれ菓子」という蒸しパンの製法を参考にしたと言われています。
近年はかるかんの生地の中にあんこを入れてつくった「かるかん饅頭」が人気のようです。
美味そうですね!
『生かるかん』は”徳重製菓とらや”のオリジナル商品。
あの「とらや」とは別会社!
とらやと聞くと最初に思い浮かべるのは、東京都港区赤坂に本社を構える「株式会社虎屋」。
「とらやの羊羹」は有名ですよね。
『生かるかん』を販売する「有限会社徳重製菓とらや」は「株式会社虎屋」と別会社です。
同じ和菓子メーカーで「とらや」違い。ややこしいですね~。
ちなみに「徳重製菓とらや」は創設明治17年。
鹿児島ではこちらの徳重製菓とらやのほうがメジャーのようです。
「かるかん」と「生かるかん」の違いは?
『生かるかん』は現代人の感性に合うように、独自の工夫で調整した徳重製菓とらやのオリジナルかるかん。
霧島の天然名水と、厳選した地元特産の自然薯を使って蒸し、さらに天然名水を使って炊きあげた桜餡を包み込んだ商品です。
いざ『生かるかん』を実食!
「櫻かん」のパッケージの様子。
今回いただいたのはピンク色の「桜かん」。
上品な桜色の見た目から高級感が伝わってきます。
裏面を見ると…
芋を使っているだけに炭水化物(27.6g)が多く含まれていますね。
賞味期限は約10日間日持ちするみたいです。
袋を開封!味はどんな感じ?
透明なフィルムに包まれているので、素手でも食べやすいです。
一口食べてみると…
しっとりもちもち!
桜餅のような香りが口の中に広がります。
白あん(桜餡)に桜の葉が混ざっているようです。
とても上品な味で、緑茶が飲みたくなってきますね~。
味はほかに2種類(霧かん(漉し餡)・橘かん(蜜柑餡))あるみたいですよ♪
職場のお土産としては、バリバリ音を立てずに、手軽に食べれるので気が利いてます(あなたの評判が上がるかもw?)
『創作生かるかん』はどこで販売してる?
とらやオンラインショップでは、橘かん・霧かん・櫻かんがセット購入できます。
●とらや本店(住所: 霧島市国分中央1丁目7番54号/営業時間:8:30~16:00/定休日:日曜日)
●霧や櫻や
●とらや各店舗
●とらやオンラインショップ
●鹿児島中央駅
Amazonや楽天でも購入できますよ♪
以上、今日は薩摩菓子処とらや『生かるかん』をピックアップしました!
かるかん饅頭も食べてみたくなります♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!