『ジーンクエスト 遺伝子解析結果』をピックアップ!
遺伝子解析キットを送付して待つこと約1か月半。
ついに遺伝子解析完了のお知らせメールがGenequestから届きました。
本記事ではジーンクエスト 遺伝子解析結果内容から気になったところを詳しく紹介。
「なぜ遺伝子検査をしようと思ったの?」「遺伝子検査の仕方は?」など気になる方は、前回の記事「ジーンクエストの遺伝子検査をやってみた」を参照してね。
スポーツ好きや健康オタク必見の内容をお届けいたします。
それでは『ジーンクエスト 遺伝子解析結果』を見ていこう(^^)/
この記事の目次
ジーンクエスト 遺伝子解析結果でわかること。
ジーンクエストの遺伝子解析結果を見る前に、10分ほどWeb上でアンケートを実施。
アンケート内容は普段の食生活や性格診断、過去に患った病気などなど。
アンケートの研究から、より正確な結果をフィードバックされるので正直ベースで答えよう。
スマホからも確認できる解析結果。
私のマイページTOPからざっくりとした遺伝子解析結果が分かります。
当てはまる項目もあるし、気になる項目もあります(^^;
私が購入した「ジーンクエスト ALL」は300項目以上の健康リスク・体質の遺伝的傾向や、祖先のルーツが分かるので、解析結果をよ~く吟味してこれからのアクションにつなげるのが重要。
解析結果はスマホからも確認できるので、すきま時間で自分を知ることができるので便利♪
祖先ルーツは?
私の祖先ルーツはハプログループM7。
日本人で見られるハプログループM7の割合は「12.68%」。意外と少ないです。
【M7グループ】
インドから海岸沿いにユーラシア大陸を移動してきた人類のなかから約4万年前に、その当時黄海から東シナ海に存在していた陸地「スンダランド」でM7グループは誕生したと推定されます。そこから沖縄や中国沿岸部、南にはフィリピンなどに拡散していったものと考えられています。
祖先解析は話題のネタぐらいになる程度かな(^^)
ハゲる?ハゲない?
男性は特に気になるハゲリスク。
私の親戚にツルッパゲはたぶんいないので、あまり気にしないことにしています(^^;
ちなみにデータの信頼性とは以下のようになっています。
データの信頼性とは
★★★★
当該項目に関して750人以上を対象としており独立した研究を2つ以上含む報告があるもの、または科学研究コミュニティーにおいてデータの信頼性が広く認められているもの。★★★
当該項目に関して750人以上を対象とした試験による研究報告があるもの。★★
当該項目に関して750人未満の小規模な試験による研究報告があるもの。★
当該項目に関して100人未満の極めて小規模な試験による研究報告があるもの。マークなし
当該項目に関して信頼できる研究報告が見つからず、さらなる研究・調査が必要であると考えられるもの。
気になるダイエットタイプ。
アラサー男子が気になるダイエットタイプは「トライアングル×スリム型」でした。
お腹や太ももに脂肪が付きやすいらしく「太ると痩せにくいタイプ」。
たしかに最近お腹周りに脂肪が付いてきてます(^^;
ジーンクエストではタイプに合わせての食生活のアドバイスもあるので参考になります。
【ビタミンB2】
●食事
糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促進します。特に脂肪燃焼に多く消費されます。おすすめの食品
鮭
豚肉
牛肉
レバー【ナイアシン】
●食事
糖質、脂質の代謝に働きます。特に肉や魚などの動物性の食品に多く含まれます。おすすめの食品
たらこ
カツオ
鶏むね肉【イノシトール】
●食事
コレステロールの代謝をよくするなど、脂質の運搬をスムーズにします。おすすめの食品
オレンジ
きゃべつ
お酒・アルコール体質は?
ほぼ毎日飲酒している私のアルコール体質。
悪酔いのしやすさは「一般的」らしい。
もし私が悪酔いしていたら、それはサービス精神の現れである(とか言って)。
スポーツや筋肉に関してわかったこと。
小学生の頃から持久走が得意だった私の遺伝子型傾向を見てみる。
登山家タイプなんてのもわかっちゃう。
登山家タイプとは?
登山はキャンプやトレッキングなどと同様、アウトドアレジャーとしても根強い人気がありますが、レジャーではなく「登山家」として、命を懸けて高山に挑む人々がいます。
登山家たちはより高みを目指して身体的にも精神的にもトレーニングを行いますが、高山の登頂成功にも、遺伝子が関与していることを示唆する研究報告があります。
この研究では、酸素供給装置を使わずに7000mを超える高山を制覇したイギリス人男性登山家25人の遺伝子を調べたところ、その多くが生理機能を調節する遺伝子において同じ遺伝子型を保有していおり、登山家におけるこの遺伝子型の分布は、一般健常人のそれとは大きく異なっていたという結果が得られています。
体が硬いというのもぴったり当てはまってます(^^;
筋肉の柔軟性とは?
一般的に、筋肉のやわらかさには性差があり、女性のほうが男性よりも柔軟性が高いことが知られています。
このことから、女性ホルモンであるエストロゲンの働きが何らかの作用を及ぼしていると考えられてきました。筋肉は筋線維が束になった構造をしていますが、「筋肉の硬さ」と言ったとき、加わる力に対する筋肉の抵抗の方向によって、その定義にはつぎの2つが提唱されています。
○ 筋硬度…筋肉の繊維の方向からみて垂直の圧力に対し筋によって提供される、押し返そうとする抵抗力のこと。
○ 筋スティフネス(剛性)…筋肉の繊維と同じ方向、長軸方向から伸ばされるときの縮もうとする抵抗力のこと。2018年、順天堂大学の研究グループが日本人の若い男女261人の「筋スティフネス」と遺伝子型を調べ、筋肉のやわらかさに遺伝子多型が関与していることをつきとめました。この遺伝子多型はエストロゲン(女性ホルモン)受容体遺伝子に存在し、筋スティフネスが低い(=筋肉がやわらかい)ことで、肉離れなど筋肉の損傷を受けにくいことが示唆されています。
ちょっと変わったおもしろ解析結果。
ユーモアのある遺伝子解析結果もわかるので、なかなか面白い。
たしかに臭いを感じやすいタイプです(^^)
スキンケアや自分では気づきにくい体臭もわかるのでイイネ。
95歳以上生きる可能性も遺伝子でわかっちゃう。
トレンディな新型コロナ重症化リスクを知る。
genequestの遺伝子解析結果は新たな追加項目もアップデートされるのでおすすめです。
COVID-19の重症化リスクは知っていおいて損はない。
私は平均の1.33倍高いらしい。
もちろん年齢や持病も重症化に関連するので、冷静に数値を見極めるのが大事。
COVID-19重症化(呼吸不全)とは?
≪重要≫
この項目でリスクが高くても、現在ウイルスに感染しているという意味ではありません。
また表示された結果は、あくまでも遺伝子型ごとのリスクの傾向を示しており、結果に関わらず必ずしも感染・発症・重症化するという意味ではございませんので、ご注意ください。
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COVID-19(新型コロナウィルス感染症)は、「SARS-CoV2」と命名された新型コロナウイルスに感染することで発症し、重症化するおそれのある急性呼吸器疾患を指します。
2019年12月に中国湖北省武漢市において初めて報告され、その後2020年3月にはWHOがパンデミック(世界的大流行)を宣言し、同年7月時点では180を超える国と地域から感染者が報告されています。COVID-19の症状としては、発熱、せき、呼吸困難、悪寒、疲労、頭・喉・筋肉の痛み、嗅覚・味覚障害、嘔吐・下痢などが挙げられていますが、大半は感染しても無症状、あるいは感染が確認された症状のある人でも、約80%が軽症(熱や咳等で非常に辛くとも酸素供給や入院を必要としない程度)と言われています。しかしながら20%は重症~重篤な症状となり、中には呼吸器疾患に加え心疾患、血液障害などの合併症を発症する場合もあります。
2020年の初頭に感染拡大が深刻化したイタリア及びスペインにおいて、COVID-19重症患者と、非感染者あるいは無症状・軽症で回復した人を対象に、呼吸不全(人工呼吸器治療)を伴うCOVID-19重症化リスクと遺伝子多型の関連研究が行われました。
この研究から、3番染色体と9番染色体の2つの遺伝子多型で強い関連が見出されましたが、このうち最も関連の高かった3番染色体のリスク遺伝子多型は、日本人をはじめ東アジア人はほぼ保持していない遺伝子型、また次に関連が高かった9番染色体の遺伝子多型は、ABO血液型遺伝子上に存在する遺伝子多型の一つでした。
この項目では、9番染色体において見出された遺伝子型と、呼吸不全を伴うCOVID-19重症化リスクに関して表示しています。
遺伝子型が変わる?謎の事象。
後日、コロナ重症化リスクを見てみると「平均の0.87倍」に下がっていました。
マーカー情報を見ると、TT型からCC型になっており、参照雑誌も「N Engl J Med」から「Nat Med」に変わっている…。
「新しい研究成果が報告された場合、結果が変わる可能性があります。」と記載があるのでリスク比が変わるのね(ちなみに2020年10月の研究報告だった)。
病気リスクが高い項目は何?
私の遺伝子解析結果で特に気になったのが「加齢黄斑変性」のリスク。
5.95倍と他項目と比べて高い数値で気になった。
「加齢黄斑変性」という病気はバイオベンチャー・ヘリオスに投資していたこともあり知っていたが、自分自身がリスクが高いという結果にちょっと驚きです(^^;
加齢黄斑変性は、日本人の失明原因の第4位、欧米の成人の失明原因第1位の疾患です。日本では比較的少ないとされていましたが、現在では、50歳以上の人の約1%にみられると考えられ※、高齢化や生活の欧米化、喫煙などにより患者数は著しく増加傾向にあると言われています。
※参考:1998年、2007年 久山町研究
たしかに学生時代に眼科医に網膜について指摘されたことがあるので、対策を考えないといけないです。
これを機会に加齢黄斑変性という病気についてもっと詳しく調べてブログでまとめようと思います。
ジーンクエストでは「予防のためにあなたができること」という説明もあるので、かなりありがたい。
予防のためにあなたができること
太陽の光、特に青色光は発症の原因の一つですので、屋外では帽子をかぶり、サングラスをかけることが効果的です。ビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミン、ホウレンソウに含まれるルテインなどのカロテノイド、亜鉛などの抗酸化ミネラル、ω-3多価不飽和脂肪酸などの摂取により加齢黄斑変性の発症が少なくなることが分かっています。また、抗酸化物質サプリメントの摂取をすることも考えられます。
リスクが高い場合は、定期的に検査を受けることが推奨されます。
サプリメント系はあまり信用してないですが、ルテイン系のサプリメントを調べてみようっと。
リスクが低い項目は?
リスクが低い病名もみることができます。
食生活(飲酒、塩分を控える)や適度に運動することがQOLを高めることに繋がるようです。
遺伝子解析結果を受けての感想。
先にも述べたように検査結果をみて、これから起こすアクションが大事。
医者から余命を宣告される前に「自分はこの病気になるリスクが高いんだ」と自覚し、対策を練るのがテクノロジーが進化した現代を生きるポイントなのでは?
余談だが、私が最近ハマっている海外ドラマ・プリズンブレイクでは、主人公が恐怖から逃げずにどんどん立ち向かっている。
そんな主人公のように主導権を握るためにも、遺伝子解析って今後重要になると思います。
遺伝子解析は自分の設計図を見ることに等しいから。
以上、『ジーンクエスト 遺伝子解析結果』をピックアップしました!
遺伝子解析キットはネットでも手に入ります。
興味のある方は是非見てみてくださいね(^^)/
また親会社のユーグレナが提供している遺伝子解析サービスも参考までに。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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