『東京都最高峰・雲取山登山』をピックアップ!
2021年3月、東京都・埼玉県・山梨県の境界にある雲取山(標高2017m)へ縦走登山。
人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」で主人公の炭治郎らの出身地らしく、雲取山周辺が人気のようです。
しかしながら雲取山は滑落事故や遭難が多発しており、 とてもじゃないが初心者には厳しい山。
圏外エリアが多い奥多摩は、安易な気持ちで臨むと”死のリスク”もあります。
本記事では登山・ハイキング好き必見の内容をお届け。
Youtube動画もUPしているので、参考になるかと思います。
まずは『奥多摩駅~雲取山の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
奥多摩駅~雲取山への登山時間。
留浦バス停から雲取山~サオラ峠~丹波山村の民宿一泊 / ミッチー🏃♂️🏔さんの小雲取山(山梨県)・雲取山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山経験の少ない方の鴨沢~雲取山コース登山時間は「往復約10時間」。
※個人の体力や天候にも左右されるので、タイムはあくまでも参考までに。
私は留浦バス停~雲取山まで登り約4時間かかりました(速いペース)。
ザックリした登山タイム詳細は「留浦バス停 AM8:00 ~ 雲取山PM12:10(ランチ)」です。
丹波山村で1泊予定していたので、サオラ峠へ下山しました(丹波山村の到着はPM17:00)。
帰りのバスの時刻や日没時間を考慮して、入念に登山計画を立てましょう。
雲取山エリアの地図があると便利👇
登山難易度は?
登山コースにもよりますが、登山難易度は中級者レベルくらいだと思います。
1000m級の山で体力&経験を積んで登山に臨もう。
日帰りで計画するより、山小屋や民宿を利用した余裕のある計画をおすすめします。
標高差に注意!登山の服装(装備)は?
私の登山装備は、長袖2枚&ミレーハードシェル。
下はタイツ&ハーフパンツで登山。
風が冷たいので手袋は必須。雪山はサングラスも必須です。
3月なのでチェーンスパイクやゲイターも持参。
トレッキングポールは持たなかったですが、あると歩きやすいかも。
鴨沢バス停(標高550m)と雲取山山頂(標高2,017m)の標高差は約1500m弱あるので、気温差は10℃以上あることが予想されます。
天候も変わりやすいので、ゴアテックスの雨具・リュックカバーは最低限持参しよう。
深田久弥の百名山・雲取山コメント。
山をこよなく愛した深田久弥(ふかだきゅうや)氏の著書『日本百名山』より抜粋。
三多摩が東京都に編入されて以来、この台首都はその一隅に二千米の高峰を持つ名誉を獲得した。あえて名誉という。煤煙とコンクリートの壁とネオンサインだけがいたずらにふえて行く東京都に、原生林に覆われた雲取山のあることは誇っていいだろう。
【公共交通機関】奥多摩駅からバスで留浦バス停へ。
前日の大雨の影響で青梅線が稼働するか不安だったが、定刻通り奥多摩駅に到着。
改札正面にある7:25発の小菅行きバスに乗りました。
鴨沢西行、丹波行きのバスでも雲取山登山口へ行けるので、西東京バスのサイトをチェックしよう。
留浦バス停から登山口へ。
バスで鴨沢西へ行くのがメジャールートですが、丁度いい時間帯のバスがなかったので留浦で下車。
バス停近くにはトイレもあるので安心。
~余談~
鬼滅の刃の影響か、とても登山に行く格好に見えない女の子二人がバスに乗っていた。
「富士山見えるらし~よー~」「上級者向きなんだって~」と、お花畑にでも行くんかな?😓
彼女らは降車バス停も把握していなかったし、登山口にたどり着く前に遭難しそう…。
登山口~雲取山・七ッ石山コースの詳細。
しばらく歩くと鬼滅の刃っぽいのろしが見えてくる。
じわじわ~っと続く坂道を登ります。
滑落多発の細い道を抜けて。
遭難や転落事故が後を絶たない雲取山。
しばらく歩くと「丹波山村村営駐車場」。ここまで車で来れるなんてずるいぞ。
車が沢山停まっているわりに、登山者は少なく感じました。
道が細く、石ころが多くあるので気を抜けない登山道が続きます。
ソロ登山は特に注意して進もう。
標高が高くなるにつれ、風も吹き、雪が多い。丹沢の山と比べ、まだ冬山です❄️
七ツ石小屋に到着。
10:15に七ツ石小屋に到着。
今思えばここで休憩しておけばよかった(^^;
富士山も見ることができるので、初心者の方はここでゆっくりするのもありです。
軽アイゼンで雪道をハイキング。
登るにつれて雪が深くなります。
気のせいかいつもより青空が濃く感じる。
やはり標高2000mの山は違う。
ツボ足で頑張ってきたが、滑るのでチェーンスパイクを装着。
山頂への道のりはかなり楽しく、高揚感のあるハイキングでした。
絶景。雲取山山頂の様子!
12:10頃、ついに雲取山に到着!
バス停から山頂まで四時間目標でしたが、10分位遅れたのは雪のせいだ😅
山頂はしばらく誰もおらず独り占め🌞
雲を取ろうとして手を伸ばしてみた。
山頂の方位版で見える山を確認。
先週登った大山や蛭ヶ岳、檜洞丸など修行を積んだ山々が見えて感動します。
山頂の避難小屋でランチ。
風が強いので、山頂の見晴らしのいいベンチで昼ご飯。
温度計で気温を確認すると3℃!
避難小屋の中に入ることができ、じいさんが寝袋敷いて寝ようとしていた(^^;
非難小屋での中でもおにぎりをパクパク食べました。
YoutubeではGoproで撮影したハイキングの様子をハイクオリティで配信しています☺
以上、『2021年3月 奥多摩駅からバスで雲取山へ』をピックアップしました!
次回は三条の湯~サオラ峠~丹波山村への下山の様子を紹介します(^_-)-☆
他にも関東の山を多く登っているので、読んでみてくださいね♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!