『夏の北アルプス!槍ヶ岳登山の様子』をピックアップ!
2021年7月下旬、二子玉川駅から高速バスで7月の北アルプスを訪れました。
今年から本格的に登山を始めてついに憧れの日本アルプスへ✨
2泊3日のテント泊で臨みます💨
※1日目の記事はこちら参照👇
本記事では槍ヶ岳登山の装備~登山の様子までYOUTUBEを交えて詳しく紹介。
登山&アクティビティ好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『槍ヶ岳の登山時間や服装は?』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
2021年7月 槍ヶ岳登山の登山時間は?
槍ヶ岳 / ミッチー🏃♂️🏔さんの槍ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した涸沢カール→殺生ヒュッテ→槍ヶ岳までの距離は「約15.6km・約9時間20分」。
殺生ヒュッテ→上高地バスターミナルまでは「約17.6km・約5時間10分」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースはやや速めです。
ザックリした登山タイム詳細は
「涸沢カールAM6:50 ~ 横尾山荘到着 AM8:20 ~殺生ヒュッテ(テント設営) PM12:30 ~ 槍ヶ岳山頂 PM15:20 ~ 下山完了(殺生ヒュッテ) PM15:45」。
下山は「殺生ヒュッテAM6:30 ~ 横尾山荘 AM9:40 ~ 下山完了(徳沢キャンプ場) AM11:30」です。
万が一のため地図読みで遭難対策👇
槍ヶ岳はきつい?登山難易度は?
私が巡った登山難易度は中級者レベル以上だと思います。
涸沢ヒュッテの標高2309m、横尾山荘の標高は1620m(標高差689m)。
槍ヶ岳山頂は3180mあり、横尾山荘との標高差は1560mあります。
大キレットを縦走するルートも考えましたが、テント泊装備でリュックの重さが20kg近くあるので危険と判断しました。
日帰り登山は難しく、周辺の山小屋かテント場で1泊するのが一般的のようです。
2017年にはキヤノン代表取締役社長が滑落して死亡するなど、事故が多発しているので無理は禁物です。
7月の槍ヶ岳登山の服装(装備)は?
涸沢ヒュッテ~殺生ヒュッテ…帽子、長袖、サレワ半袖。
下はレッグカバー&マーモットショートパンツ。殺生ヒュッテ~槍ヶ岳…ミレーレインウェア・マムートヘルメット着用!
鎖場ではテムレスの手袋を使用しました。
ヘルメットの必要性に疑問だったが、ほぼ垂直な崖を登る際は頭をぶつけることもあるのでかなり重宝しました。
落石や滑落時に頭を保護してくれるので、必ず身に着けよう。
日差しが強いので帽子は必須。熊鈴もあったほうが良いです。
持ち物チェックしたい方はこちらからExcel(エクセル)をダウンロードできます。
涸沢カールから下山後、殺生ヒュッテを目指す!
涸沢カールのテント場で朝食後、一度山を下って槍ヶ岳を目指しました。
距離的には大キレット~南岳~中岳を通ったほうが近そうだが、難所が続く上級者コースのため回避。
眺めは良くても危険な登山は好きではないです。
長い道のりときつい標高差…。
横尾山荘まで戻り、梓川に沿ってハイキング。
天候は曇りで蒸し暑かった。
途中、槍沢ロッヂで休憩してパンを頬張る。水場があるので水を補給した。
標高2013mにあるババ平テント場を通過。
槍ヶ岳が見えず、ゴールはまだ遠い様子。
こんなに距離が長いのなら大キレット通っても良かったかな?と内心思ってしまう。
じわじわ来る登りが長く、かなり水分補給しました。
山の中腹にニホンザルが群れており、石の上を走っていた。
猿が多いせいか、槍ヶ岳エリアではライチョウを見ませんでした。
殺生ヒュッテから槍ヶ岳へ!
なんとか殺生ヒュッテに到着!
ここのテント場の様子は次回の記事で書きます。
いざ、危険な槍ヶ岳へ!
テントを立てて昼食後、ヘルメットをかぶって槍ヶ岳を目指す。
殺生ヒュッテから槍ヶ岳のふもとまで40分ほどかけて登ります。
槍ヶ岳山荘のテント場は満員でした(幕営数:39張)。
ヘルメットは週末限定でレンタルしているそうです(2021年はコロナ禍のため)。
山頂から降りてきた人はハイタッチして喜んでいる。
私はそれを覚めた態度で見ないようにしていた。
危険な鎖場と梯子を行く。
槍ヶ岳はガスっていたがそのうち晴れることを期待して登り始める。
ふもとから20分くらいで山頂に行けるルートだ。
登りと下りそれぞれ専用の道があるので、進むべき道を確認しつつ登っていく。
山頂が近づくとやや渋滞してきた。
梯子は丈夫なつくりで安全だとわかっていても緊張感が走る。
もっと楽しい感じで岩を登るものと思っていたが、楽しい感情はなかった💦
梯子を登りきると槍の上に登頂した。
槍ヶ岳登頂。山頂の様子。
正直登頂しても緊張が抜けない槍ヶ岳。
ギザギザの岩の上にいるので歩くのも一苦労、バランスを崩したら真っ逆さまで滑落だ。
高いところが苦手な人は腰を抜かしてしまう、そんな高さだった。
槍ヶ岳の上で腰を下ろしていると、雲の切れ間から山並みが見えた。
槍ヶ岳から下山。慎重に。
山頂からの眺めを存分に楽しんだ後、下山。下を見ると目がくらむ。
前に人がいる分、ゆっくり下山できます。写真撮影がはかどる。
何とか無事に下山。
気持ちに余裕が出来たので、槍ヶ岳山荘の前に咲いていた花を撮影しました。フゥ~!
殺生ヒュッテでテント泊。下山後の日帰り温泉は?
槍ヶ岳の麓にある殺生ヒュッテでテント泊。
常に槍が見えるので最高のロケーションだ。
夜には土砂降りとなったが、0時ごろに星がキラキラ輝いていた。
長い下山道。ハイキングを楽しむ。
翌日、槍ヶ岳のモルゲンロートを眺めて朝食を食べ下山。
前日はガスって見えなかった槍ヶ岳もはっきり見えるほど晴れていた。
岩山を注意深くおり、慎重に下山。
徳沢ロッジでコーヒーソフト。一気に回復!
日帰り入浴は小梨の湯。
下山中、ずっとシャワーを浴びることを考えていた。
2日ぶりの入浴は小梨平キャンプ場にある「小梨の湯」へ。
料金 | 大人 600円 小学生 500円 小学生未満 100円 乳児無料 |
営業時間 | 12:00(正午)~19:00 (早めに始める日もあります) |
備品 | 無料ロッカー、ヘアドライヤー、ボディソープ、リンスインシャンプー完備 |
その他 | バスタオル、フェイスタオル、ひげ剃り等各自持ち込み(受付にて販売しております) |
「小梨の湯」は温泉ではなく、大きな浴槽が1つあるのみだが、かなりサッパリしたよ。
ちなみに「上高地温泉ホテル」で日帰り温泉もあります(上高地バスターミナルから徒歩17分)。
ランチは小梨平食堂。
小梨の湯の向かいにある「小梨平食堂」で昼食。
小梨平食堂では長居ができなさそうなので、ワンカップのワインを購入して梓川へ。
涼しい北アルプスの風を感じながらまったり。
YOUTUBEではスリリングな登山の様子も確認できるので必見です(^^)/
以上『夏の北アルプス!槍ヶ岳登山の様子』をピックアップしました!
涸沢カールの記事も是非読んでおこう👇
マムートヘルメットの詳細はこちら👇
他にも関東の山を多く登っているので、読んでみてくださいね♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!