『山梨県・深草観音(ふかくさかんのん)』をピックアップ!
2019年12月に訪れた深草観音。
山梨県の山奥にある神秘的なスポットは”知る人ぞ知る”パワースポットだ。
今日は深草観音の行き方~かわいいお地蔵さん、恐怖満点の鉄はしごの様子まで詳しく紹介。
東京から日帰りで行くこともできるので「日帰り登山・1泊温泉旅行」を検討している方必見の内容です。
まずは『深草観音へのアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
深草観音へのアクセス。
私(30代男性)のペースで石和温泉駅からざっと計算して「徒歩約4時間」ほどで深草観音へたどり着けました。
道のところどころに道標やマーキングテープがあるので、意外と迷わなかったです。
登山時間の目安は以下の通りです。
【駅から山頂の登山時間目安】
石和温泉駅<– 7分 –>登山口<– 30分 –>第一展望台<– 30分 –>第二展望台<– 40分 –>大蔵経寺山・山頂(715.6m)<– 20分 –>長谷寺への分岐点<– 60分 –>鹿穴<– 30分 –>岩堂峠<– 15分 –>深草観音
鹿穴エリアに近づくと「熊出没注意」の看板があるので、笛などで大きな音を出して進んだほうが安全です。
岩堂峠から深草観音を目指す。
大蔵経寺山~岩堂峠まで歩き、カップヌードルで腹を満たした私はリュックを林の中に隠して深草観音まで歩く。
リュックを置き去りにするのは不安だったが、なんせ4時間歩いても登山者一人ともすれ違わないので、重い荷物を背負って歩きたくないのである。
岩堂峠から深草観音への道のりは坂道を下ることになる。
登山道は落葉で見分けがつかなかったが、ところどころに道標があるので助かった。
苔むした石垣が現れる。
しばらく歩くと「なぜこんなところに?」というような場所に石垣がある。
ゴツゴツとした大きな石が組まれ、苔生している様子はどこか遺跡めいた雰囲気。
岩肌が露出した崖が見えたら深草観音はすぐそばだ。
幽玄な『深草観音』の見どころ。
深草観音は甲斐三十三番観音霊場6番の札所 。
高さ数十メートルもの巨岩の中腹を切り抜き、その洞窟内に本尊を安置しているそうだ。
33年に一度の開帳されるみたいなので、調べると 2019年4月が開帳の年だそうです。
私は今年33歳なので、何か運命的なものを感じます。
ほがらかなお地蔵さんに癒される。
深草観音はお地蔵さんが点在しているので、なんだか厳かな雰囲気。
辺りはひっそりとしていて「日本にもこんな秘境めいた場所があるんだなぁ」と感心してしまいました。
深草観音で注目していただきたいのが「石像の顔」。
私がとりわけ気に入った表情はこちらの石像。
自然と一体化したような彫像は幽玄的で心に残ります。
長さ約17メートル!恐怖の鉄梯子。
厳かな彫像を横目に歩を進めると、梯子のようなものが見えてくる。
梯子の下に行くとかなり長い。
梯子には奉納された年が刻まれていた。
昭和3年てことは1928年(91年前だ)。
91割る33は「3」なので、3回前の開帳時に梯子が設置されたのだろう。
鉄はしごを登ってみる…。梯子の上にあるものとは?
梯子の上に何があるのか気になったので、チャレンジャーな私は「91年前のぐらついた梯子」を上り始めた。
高さ17メートルはビルで言うと4・5階の高さ。
私は慎重に一段ずつ手足に力を入れ、登る。
「こんな山奥で死ぬのは嫌だな、登るのやめればよかった」なんて後悔しながら進む。
富士急ハイランドのアトラクションなんて比にならないくらいスリル満点。
ホント恐かったです。
で、梯子の上には「ほら穴」があり、穴の中には観音堂?がありました。
梯子を下りる時も怖く、高いところに登って降りれなくなる猫の気持ちが分かった気がしました(^-^;
梯子を下り、斜面を登る。
鉄はしごをソロソロと降りた私はさらに探検を続ける。
湿っぽい階段を上っていくと…。
もっと絶景が楽しめると思っていたけれど、ちょっぴり期待外れな感じ。
しかしながら、癒しの彫像に会いにまた訪れたくなる場所でした(鉄梯子はもうコリゴリだ)
以上、『山梨県・深草観音(ふかくさかんのん)』をピックアップしました!
深草観音は少しアクセスがしにくいけれど、知る人ぞ知る穴場スポットは訪れてみる価値はあります。
ちょっと変わった山梨観光に検討してみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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