『7月下旬 新潟 火打山へテント泊登山』をピックアップ!
7月下旬、1泊2日のテント泊装備で登ってきました。
日本百名山、花の百名山に選定されている新潟・火打山(標高2462m)。
山容が火打石に似ていることが、山名の由来とする説があるようです。
本記事では7月下旬の火打山登山の様子をアクセス情報・Youtubeも交えて詳しく紹介。
登山好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『火打山・登山口&駐車場の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
火打山の登山口アクセス。登山口・駐車場は?
私は笹ヶ峰からバスで入山したので駐車場を利用しませんでしたが、登山口前に広い駐車場がありました。
マイカーの場合、関越自動車道妙高高原ICから約17km。150台分収容可能です。

駐車場にトイレも隣接
妙高山域の地図があれば便利です。
7月下旬 火打山登山時間と難易度。
公共交通機関で火打山へ。高谷池ヒュッテでテント泊。 / ミッチー🏃♂️🏔さんの火打山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した笹ヶ峰登山口~火打山コース(1泊2日)は「18.5㎞・約9時間20分」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースはやや速めです。
ザックリした登山タイム詳細は「笹ヶ峰登山口出発 AM8:20~高谷池ヒュッテAM11:00」です。高谷池ヒュッテから火打山は1時間半で登れます。
登山難易度は初心者~中級者向きだと思いますが、熱中症や滑落による事故に注意。
岩場が多く、十二曲付近は急登となっていることから、毎年滑落、転倒等の事故が発生しています。
私はテント泊装備(リュックの重さは約17㎏)でしたが、急登がきつい山行でした(^^;
7月の登山の服装(装備)は?熊はいる?
私の登山装備は以下の通り。
【行動着】
・SALEWA登山靴
・ミレーあみあみタンクトップ+サレワ半袖
・マムートハーフパンツ+タイツ
・ブラックダイヤモンドzポール
・アームカバー
【その他】
・携帯トイレ
・85Lリュック
・テント一式
・寝袋…夏山用シュラフ(駅前アルプス×NANGA)
・ゲイター
・熊鈴
新潟(上越妙高)山域はよく熊が出没するので熊鈴は持参しましょう。
また、私はショートパンツ履いてましたが、有害な虫(ブヨなど)が多いので素肌を見せないほうがいいです!
帽子につけるタイプの蚊帳が必須です(私は顔・首・耳を刺されてしまった)。
購入時に楽天のYouShowShopという店を利用したが、発送が遅かったので結局Amazonで買いました。
YouShowShopはあまりいい口コミは見ません。
装備の詳細は全てブログで紹介してます。
2022年 公共交通機関で真夏の妙高高原へ。
前日に高田駅前のホテルに宿泊し、まずは妙高高原駅を目指しました。
高田駅から妙高はねうまライン(電車)・バスで移動。

切符は現金のみで買える。

妙高の山が見えてテンション上がるね!
妙高高原駅から笹ヶ峰への直行バスに乗る。
妙高高原駅に6:50到着。7:20発のバスまで余裕があるのでトイレを済ます。

妙高高原駅改札横にロッカー有り。
笹ヶ峰の直行便バスはインフォメーションセンター前から出発します。

妙高高原駅前にあるインフォメーションセンター。バス停がいくつかあるので注意
バスは20~30人くらい人がいました。後払い1000円(現金のみ)。

バス停近くにツバメの巣がありました。かわいいね

バスから火打山方面を眺める。雲が気になるなぁ。
笹ヶ峰から火打山へ。登山コースの様子。
登山口で入山料(1人500円任意)を支払い登山開始!
記念品で木製のキーホルダーをもらえた。

ライチョウのキーホルダー。木の香りがします。
水場は黒沢で汲む。
緩やかな木道をコツコツ歩く。

濡れてると滑る木道。下山時に滑って尻もちつきました💦
水場は登山口から一時間ほど歩いたところにある黒沢で水4リットル補給しました。

黒沢で水を調達

滑らないように水を汲みました。
高谷池から流れる水場もありますが煮沸、濾過が必要。
黒沢の水も濾過して使用してます。
私が使用している浄水ボトルはカタダインです。
きつい急登を越えて、高谷池ヒュッテを目指す。
黒沢からが本格的に道が険しくなり、十二曲付近は岩場が多い。
道の途中には携帯トイレを使えるテントが張ってありました。

携帯トイレを使えるテント

高山植物も多い登山道
道が緩やかになるが、天候がやや不安な感じ。

雲量が多い。てんくらAなんだけどな。

クルマユリも咲いてる。
高谷池ヒュッテのテント場で雨!登山するか判断に迷う…。
今にも降りだしそうな雲の下、木道を進むと高谷池ヒュッテに到着!
テント場はネットで予約しており、受付済ませてテント設営。

11時の混み具合(75%くらい)。
テント場の様子は次回の記事で詳しく書きます。
テント設営後、火打山山頂アタックを予定していたが、雨がぽつぽつ、ザっと降りだす。
一時的に降りやんだものの、天候が読めない状況でどう行動したらいいか迷った。
電波が圏外で天気予報が見れないのです。
悩んだ挙句、ずぶ濡れ覚悟で火打山を目指した。
1泊程度ならなんとかなるわい!
天狗の庭から山頂を目指す。
高谷池湿原は高山植物が咲き誇っていた。
天狗の庭は晴れていると北アルプスも見え、地上の楽園と呼ばれるそうだ。

イワカガミとツガザクラ

チングルマかな

火打山はガスで見えない。

雨がザーッと降る湿原
雨宿りする場所もなく、雨に打たれながらの山行。
岩の上が滑りやすいのでゆっくり歩いた。

下山時に撮影した雷鳥平
ライチョウ平からはもうひと踏ん張り。
火打山に登頂!

ガスって何も見えない山頂。残念!
下山すると晴れてきた…。30分くらい遅らせればよかったな。

妙高山も見える。
テント場に着くとすっかり晴れた。一体何だったんだ…。

火打山がきれいに見える。悔しい~~
登山靴や衣類がぐっしょり濡れて始末が大変でした(^^;
翌日は妙高山を諦めて下山。
帰りの笹ヶ峰発のバスは「8:20、11:30、16:00」。
山行予定を3案考えた。
①朝4時にテント場出発して、妙高山からの笹ヶ峰は健脚タイムでギリギリ11:30に間に合う。
②妙高山縦走して燕温泉へ下山
③登山は諦めて笹ヶ峰へ下山。8:20のバスで帰る
①は余裕がなく事故に繋がるし、②だと妙高高原のロッカーまで戻らないといけない。
もったいないが③を選択した。
妙高山は今度日帰りで登ろう。

翌日の下山も泥にまみれました(^^;たまにはこんな登山もいいか。
びしょ濡れ火打山登山の様子は動画でも詳しく見れます👇
次回は火打山のテント場で過ごした様子を紹介します(^^)/
以上、『新潟おすすめ百名山 火打山(ひうちだけ)登山』をピックアップしました!
参考までに私が加入している山岳保険はこちらです👇
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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