『単焦点レンズで撮る夜景の空撮テクニック』をピックアップ!
2020年羽田空港から新千歳空港へ帰省フライト。
私が払う飛行機の旅費は単なる交通費ではなく「窓からの景色を眺める料金」でもある。
せっかく高いお金を払うのだから写真撮影を楽しまないともったいないです。
本記事では単焦点レンズで夜景のコツとインスタ映えする写真を詳しく紹介。
旅行好きや写真好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『私の夜における空撮機材』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
夜景の機内からの空撮。機材は?
今回空撮したときの機材はライカQ、自作レフの2点のみ。
ライカQは28mm単焦点レンズなのでズームは出来ないが、コンパクトでシャッター音も無に近い高級コンデジだ。
※カメラレビュー記事は以下参照。
Gopro用に作成してもらった忍者レフは夜景撮影時の必須アイテム。
夜景を綺麗に撮りたいときはガラスの反射(リフレクション)を防止してくれます。
※自作忍者レフの記事は以下参照。
マジックアワーのフライト撮影。
2020年8月下旬、18:25羽田発 → 20:00着新千歳のスカイマーク。
天候はほどよく雲がありちょうどいい感じだ。
【重要】座席選び、予約の3ポイント。
ネットでチケット予約する際に座席は必ず窓側にするのは必須だが、それ以外のポイントは以下の3点だ。
① フライト当日に自動チェックイン機で座席変更可能か確認。
② 機体の翼があるため最前列or最後方を選択。
③ 隣にお客さんがいないと快適。
①はネット予約時よりもいい席を選択できる可能性があるためチェックしよう。
また、窓側座席を選んでも窓がない非常口座席の場合もあるので注意しよう。
隣に人がいないので気兼ねなく写真が撮れました(^^)
離陸前にカメラに不備がないか確認するのも忘れずに。
いざ離陸!15分間の空撮ゴールデンタイム突入。
飛行機が離陸したのは18:47。
この日の東京の日没時間は「18:16」なので、ギリ・マジックアワー (マジックタイム)だ。
※マジックアワー…日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯。
カメラはオートモード、マニュアルフォーカスで背景液晶モニターを見ながらピントを合わせています。
いつも走っている多摩川ランニングコースが遠方に見えて親近感が湧く光景だ。
後で撮影時間を振り返ると、離陸してから15分間写真を撮り続けていました(^^;
天候状態にもよるが、晴れた日は羽田-札幌間航路のおすすめ空撮時間は「離陸~15分間」かな?
ちなみに、航空機事故は離陸滑走開始後3分間と着陸前8分間に発生する確率が高く「Critical Eleven Minutes(魔の11分間)」とも呼ばれてるそうだ。
旅人はGolden fifteen Minutesを楽しもう。
東京の夜景を楽しむナイトフライト♪
下の写真では東京タワーとスカイツリーを見ることができます(かなり遠いけど)。
遠方には夏らしい雲が見えなかなか絵になる景色。
写真はフリーソフトで編集していますが、ほぼほぼ見た光景と同じ色合いになるように注意してます。
隅田川を抜けると江戸川区、千葉県葛西、市川へと続く。
ベッドタウンへ移動しても撮りどころが多い上空。
大都会から千葉県のベッドタウンへの飛行。
砂金のようにキラキラ輝く夜景はカメラマンを魅了します。
私は以前ニコンD3000のデジタル一眼レフカメラを使っていたが、暗くなるにつれて扱いづらかった(素人には扱いづらい)。
正直良いカメラを購入するとシャッタースピードや絞り値など自動で調節してくれるので楽です。
LeicaQはかなり高い買い物でしたが、性能は申し分ないので「買わなかった後悔」のほうが強い。
ただ、星空撮影にはあまり向いてないかなぁというのが本音です(^^;
富士山が見れるのは左座席。
天候が良ければ大都会の背景に富士山が見れます。
雲が網目のような街の上にポッポと浮かび、夢中でシャッターを切っていました。
空から見るとビューティフルな景色ですが、地上では夕暮れ時の何気ない日常があるんだろうな。
カレー食べたり、夕方のニューズ見たり、子供とお風呂入ったり…。
光と闇が混在する時間帯は思慮深くなる時間帯でもある。なんてね。
奇天烈に見られても気にしない。
ずっと窓からの景色を撮り続けていると、周りから見るとかなりキテレツに見えると思う。
忍者レフで窓を覆っているし、子供のように夢中で写真撮ってるし…。
でもね、少しくらい「おかしな人」にならないと「普通よりちょっといい写真」て撮れない気がします。
上空にいると日没までの時間が長く感じる。
雲量が増えても夕暮れのグラデーションが美しかった。
飛行機の窓と吸盤の相性。
旅客機の窓は3枚で構成されていて材質はアクリル。
そのため窓が僅かに凹むため、反射防止レフの吸盤がほぼ意味をなさない。
しかしながら、アクリル板と窓枠に1ミリほどの隙間があるので固定できます。
レフのおかげ日が沈んでも機内の光が窓に反射せずに撮影可能だ。
瞼を閉じるように街に夜がやってきます。
札幌→東京。夜間のフライト撮影は。
9月中旬、21:00新千歳発 → 22:40羽田着のフライト(スカイマーク)。
夜間のフライトは時々機内の照明を消灯してくれるのでありがたい(^^)
まるでミステリーサークルやナスカの地上絵のように街の明かりが絵を描く。
夜のフライトは不安な気持ちになるが、光が見えるにつれてなんだか落ち着きます。
機内を暗くする原因を調べると「何らかのトラブルが生じた際に客室内の照明が消える場合を想定。万が一そのような事態になったときでもすぐ動けるよう、目を暗さに慣らしておくため(JAL広報部)」とありました(引用URL:乗り物ニュース)。
夜は吸い込まれそうな闇系写真。
千葉の工業地帯が見え無事に東京到着だ。
ツイッターで飛行機の空撮のトレンドを見よう。
Twitterで空撮のトレンドを検索してみよう。
羽田新ルート
16R↘︎ 機内から撮影した新宿ヘリでこの辺飛んだことあるけどその時より高さは低いので中々面白い pic.twitter.com/5izVgy68Dc
— よっしぃー (@yossy9824) September 30, 2020
空撮富士
台湾行きの飛行機、静岡沖で撮影。#富士山 #mtfuji #空撮 pic.twitter.com/555AOC6jqu
— Hitoshi Naitou (@hina21no3) October 7, 2019
飛行機からドバイ空撮 pic.twitter.com/rBO9bd1jPt
— 桃 (@mmk1924) September 7, 2018
東京上空三十秒
平成30年4月8日撮影#空撮 #飛行機 #東京上空 pic.twitter.com/npGGV1neXV— ’ひで’(田中 秀巳) (@TANAKAHIDEMI) April 19, 2018
11月に深夜便でパリに行った時の写真。東京神奈川は、黄金に輝いていたのでした。#空撮 #飛行機 pic.twitter.com/ssHQCrucho
— masa-photo (@Rigel256) December 22, 2018
先日、飛行機に乗って東京の夜景を撮りにいきました。
東京タワー~東京駅周辺~スカイツリーまでを1枚に収められました。空撮のデータは沢山あるのですが、先にライブ撮影のデータを出さねば…。夜景撮影の現像の時間を取れるまでもう少しかかります…。#tokyo #夜景 #NightPhotography pic.twitter.com/mgtGGr0k7p
— 西林 (@pcn_art) March 6, 2018
以上、『単焦点レンズで撮る夜景の空撮テクニック』をピックアップしました!
反射防止レフで夜景撮影を楽しみましょう(^^)/
あわせて読みたいライカ関連の記事はこちら!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!