『テント泊におすすめ!GREGORY(グレゴリー) バルトロ・85リットルリュック』をピックアップ!
大容量&高機能でフィッティングに優れた『GREGORY バルトロ』。
重い荷物を背負って長時間歩いても、身体の負担が少ない秀逸なザックです。
本記事ではGREGORYリュックのサイズ感から機能までYoutube動画を交えながら詳しく紹介。
実際にテント泊で使用した装備や収納の様子を分かりやすく記載しているので、テント泊を始めてみたい方必見の内容です。
まずは『GREGORY ・BALTOROの仕様』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
グレゴリー85Lリュックを購入。仕様は?
フリマサイトで購入した新品の『85リットルリュック・GREGORY BALTORO。
アウトドア用品が安く手に入る海外輸入サイト「backpacking-united」で予約注文したが「本来であれば在庫があるはずなのですが、残念ながら完売しており、メーカーも用意できません。」とメールが来たので断念。
大型ザックはミレーかグレゴリーか迷ったが、大きな容量を収納できるグレゴリーにしました。
最重要!グレゴリーのサイズ感。
バルトロ85ℓリュックはS/M/Lとサイズがあり、第七頚椎骨~両腰骨の上段部分を計測してサイズを選びました。
詳細は以下のグレゴリー公式サイト参照です👇
容量 | 重量 | サイズ | |
S | 82L | 2280g | 71.1H×38.1W×35.6Dcm |
M | 85L | 2340g | 76.2H×38.1W×35.6Dcm |
L | 88L | 2480g | 81.3H×38.1W×35.6Dcm |
ちなみに私はMサイズを購入しました(身長168㎝体重60kg)。
フィッティングに優れたグレゴリー。
バックカントリー穂高の太田さんも評価している「グレゴリーのフィッティングの良さ」。
ウェストベルトや背面部分など大型リュックで際立つフィッティングの良さが伺えます。

ウェストベルト部分。左右のベルトの間10~15cmほどの間隔が適正サイズだ。

ウェストポケットを持ち上げてベルト調節

腰骨を包み込むベルトは上下に可動。

腰骨ベルト。

通気性が良く丈夫な背面部分

腰に接する素材もピタッとしてブレない。
縦走テント泊登山におすすめなザックのポイント。
実際にテント泊登山で使用して感じたバルトロのメリット・デメリットを挙げていきます。
荷物にアクセスしやすいポケット!ボトム編。
最近のリュックでは定番になりつつあるボトムアクセスの容易性。
大きなファスナーをパカッと開けることができます。

大きくひらくボトム部分

冬山用シュラフも余裕で入る大きさ(NANGA630DX収納)
シュラフのほかにゴアテックスレインカバー、テント、ゲイターなど収納しています。

使用頻度の少ないテントやレインウェアを収納。

メイン収納部と分かれているので整理しやすい。
大容量!メイン収納部。
満足度の高いメイン収納部は沢山荷物が入る。

マットを丸く囲んで入れる。
マットは「THERMAREST サーマレストマット リッジレストソーラー S 」を使用。
THERMAREST リッジレストソーラー
大きさ: 51×122cm
重量 :260g
材質 :架橋ポリエチレン
厚さ :1.5cm 収納size:(長さ×直径)51×17cm
サーマレストはハイカーの間で評価が高いように感じています。
メイン収納部はダイレクトにアクセスでき、上蓋を開閉する煩わしさが軽減されています。

中央上部のファスナーを開けばメイン部にアクセス可能。
ウェストポケットはスマホは入る?
バルトロリュックで唯一残念なところがウエストポケットの小ささ。

アンドロイドスマホ・zenfone3は入らなかった。
小さいiPhoneなら入るかもしれませんが、大きめのスマホが入らないのは悲しい。
ポケットは密閉性があるのでカメラのバッテリーを入れています。

GOPROやカメラのバッテリーを入れる。

メッシュポケットもあり、行動食やコインケースなど入れられます。
店頭(好日山荘)でモデルチェンジしたバルトロを見たが、スマホも入る大きさに改善されてました。
店頭でバルトロ85見たけど、だいぶ良くなってた。
✅チェストベルトが笛になってる
✅ウェストのベルトポケットがスマホ入る大きさになってる買い替えるか迷うなぁ🤣 pic.twitter.com/E6gK3kWci6
— hikotop (@rangrandmarfy) January 15, 2023
ガッシャブルムよりグレゴリーのほうがスマート。
個人的には「頑丈、安い、シンプル、でかい」ガッシャブルムより、機能的に優れたグレゴリーのほうが好きです。
Twitterで「ガッシャブルム」と検索するとガチ勢の山屋が散見されるので、スマートにテント泊を楽しめるのはバルトロかなと感じています。
サイドポケットにスマホを入れる。
サッとスマホを取り出すために、ホームセンターで買ったワイヤーとクリップを取り付けて固定。

紛失・落下防止のためにワイヤーを付ける
ナノゲンボトルも落とさないためにワイヤーを付けています。

ボトルにもワイヤー。

やや落ちやすいサイドポケット

サングラスやボトルを入れることもできる

数百円でカスタマイズできるのでおすすめ。
使いにくい部分はカスタマイズして補おう。
機能的な肩紐収納部分。
肩紐など細かなパーツも実に機能的だ。

ペンやサングラスをかけられる。

サッとかけられるので便利です。
軽量アタックザックが付属!
「軽量アタックザックなんていらないよ…」と思っていたが、意外と使用頻度が高い軽量ザック。
テント場でテントを張って山頂を目指したり、山小屋にふらっと買い物するときに役立ちます。

軽くサッと背負えます。

リュック内の背面部に留める。

ひとつあると重宝するアタックザック
大きなリュックカバーも付いてる。
有難いことにリュックレインカバーも付属。

かさ張るけど大型ザックなのでしょうがない。
大きなリュックでも簡単にザックに取り付けられます。

レインカバーをザックに取り付けた様子
ザックカバーは良いものだと数千円はするので、付属しているのはナイス!
1泊テント泊の装備を収納した様子は?
甲武信岳で1泊テント泊した際に使用した装備一覧です。
初めてのテント泊だったので荷物を選別するのに苦戦しました。
縦走登山の全アイテム。

水は3.5L。行動食が多め。
水場があるテント場だったので水3.5Lも必要なかった💦

食料は5Lのスタッフバッグにまとめた。
続いて小物類。

ガスカートリッジ、GOPRO、レコーダー、充電バッテリー、ライト、サングラスなど
風呂のない山小屋なので、ウェットティッシュ系はジップロックに個別でまとめた。

身体拭きシートはかさ張ります。
次は衣類。

タオル、シャツ、下着、ショートパンツなど

衣類は20Lスタッフバッグにまとめた。
最後に大きな装備品。

マット、テント、グランドシート、レインウェア上下、シュラフなど
これらをザックにパッキングしていくと、ご覧の通りになりました👇

まだザック上部に余裕があります。ちなみにテレビは40型。
気になる重さは?
体重計で測るとリュックの重さは「17.4kg」ありました(^^;

背負う前後の体重
これにカメラなど追加したので、なんだかんだ18kg以上。
ちなみにバルトロ85ℓの最大積載重量は27.2kgです。
リュックは自立する?
詰め込んだリュックはバランスによっては自立できます。

ウェストベルトが足になり安定。

後ろに体重をかけると倒れた。
リュックにカメラを取り付けるカスタマイズ
カメラを持ち歩きながら登山したいので使いやすい携帯方法を考察。
現時点の最適解は「パラコード + 極小カラビナ」を使用しています。
パラコードはAmazonで注文したが、中国発送だったので納期が長かった(約2週間)。
自作しても良いかもしれません。
極小カラビナもAMAZONで注文。

NITEIZE(ナイトアイズ) エスビナー

パラコードにカラビナを付ける

リュックのショルダー部分にあるリングに装着

こんな感じに取り付け

パラコードの長さは35cmほどに調節
カラビナとカメラを連結。

首に負担がかからず、サッと写真ライフを楽しめる
リュックを着脱する際は手間になるが、S字カラビナを使用しているので容易にカメラを外せる利点がある。
2021年10月現在はPeakDesignキャプチャーを使用!詳細はこちらで紹介👇
YOUTUBEのほうがザックの収納面や使用感が分かると思います👇👇
以上、『テント泊やキャンプにおすすめ!GREGORY カジュアルテント泊のLEDリュック』をピックアップしました!
重いリュックは肩や腰骨を痛めやすいので、フィッティングの重要性に気づきました。
大型ザックはグレゴリーが機能的でおすすめです。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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