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日本三大急登!電車とバスで甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)テント泊登山。

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『5月 山梨県・甲斐駒ヶ岳 尾白川渓谷~七丈小屋コース』をピックアップ!

山全体が花崗岩で覆われたピラミダルな山容から「南アルプスの貴公子」と呼ばれる甲斐駒ヶ岳。

その標高は2,967mあり、電車とバスでテント泊して登ってきました。

本記事では、山梨県・甲斐駒ヶ岳を巡った様子をYoutubeも交えて詳しく紹介。

まずは『山梨県・甲斐駒ヶ岳のコースタイム。難易度は?』から見ていこう(^^)/

※登山道や山小屋の状況は季節やその年によって変わります。出かける前には必ず最新の情報をご確認ください。



5月 山梨県・甲斐駒ヶ岳登山時間と難易度。ルートは?

5月テント泊 きつい黒戸尾根。公共交通機関で甲斐駒ヶ岳登山 / ミッチー🏃‍♂️🏔さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

私が山行したタイムは「5時間02分(休憩22分)9.8km2078kcal」。

公共交通機関で訪れる場合、七丈小屋・テント場は名水公園べるが東から歩いて約6~7時間の位置にあります。

私は電車・バスを利用して南アルプスに入山しました。

ザックリした登山タイム詳細「尾白の湯出発 AM8:30~尾白川渓谷 AM8:55 ~ 前屏風ノ頭 AM11:25  ~ 七丈小屋 PM13:20です。

※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースは速めです。

登山難易度は鎖場や難所があるので中級者以上だと思いますが、道迷い、滑落など油断禁物。

山梨県・甲斐駒ヶ岳エリアの地図があれば便利です。

登山の服装(装備)は?熊はいる?

私の5月の登山装備は以下の通り。45Lリュックの重さは16㎏くらい。

・SALEWA登山靴

・半袖+アームカバー

・ミレーあみあみ

・ブラックダイヤモンド・トレッキングZポール

・マウンテンイクイップメント パンツ

・ミレー45Lリュック

・帽子

・熊鈴&熊スプレー

甲斐駒ケ岳の岩稜帯はヘルメット着用奨励山域です(私は持参しなかったが、着用してる方もちらほら見かけました)。

山梨県・甲斐駒ヶ岳エリアは熊が出没するので熊鈴は持参しましょう。

笹の平分岐から八丁坂取り付きエリアで目撃情報もあるようです。

装備の詳細は全てブログで紹介してます。

SNSで残雪期に「ピッケル・アイゼンなしで登れた」という情報も見かけますが、最善の準備で遭難リスクを回避すべきです。

私は念のためチェーンスパイクを持参し、結果未使用だったが、準備するに越したことはないと感じています。

公共交通機関(電車・バス)で甲斐駒ヶ岳へ。

前日に東京から特急あずさで山梨県甲府駅へ。

甲府駅のBACCHUS KOFU GUESTHOUSEに宿泊。

安いゲストハウス・バッカス。あまり眠れなかった…

安いゲストハウス・バッカス。あまり眠れなかった…

格安な宿の詳細はこちらに書いてます👇

電車で甲府駅~日野春駅、バスで名水公園べるがへ。

日野春駅からバスで南アルプスに訪れることも可能だ

アニメ「スーパーカブ」の聖地巡礼スポットとなっている日野春駅。

この駅から甲斐駒ヶ岳がよく見えます。

ふぅ~あの山に登るのかぁ!

ふぅ~あの山に登るのかぁ!

名水公園べるがで下車し、尾白川渓谷まで歩く。

道標があるのでわかりやすい

道標があるのでわかりやすい

テント泊1日目 尾白川渓谷から七丈小屋のルート。

平日・木曜日の尾白川渓谷駐車場は10台くらいの車(尾白川渓谷駐車場は約100台の駐車スペース)。

トイレを済ませてテクテク登山道を歩く。

甲斐駒・黒戸尾根。序盤は優しい道のりもある。

竹宇駒ヶ岳神社を抜けると吊り橋がある。

少し揺れる吊り橋を歩く

少し揺れる吊り橋を歩く

黒戸尾根登山道を行く

黒戸尾根登山道を行く

じわじわと山腹を登る。5月の木陰は登りやすい気温だった。

七丈小屋の注意事項。泊まる場合は予約しようね

七丈小屋の注意事項。泊まる場合は予約しようね

フラットな道もあり、日本三大急登とは言うものの優しい里山のような雰囲気がある。

新緑の登山道。気持ちがいい

新緑の登山道。気持ちがいい

じわじわ登っていき、視線を感じて上を見やると獣がいた!

ニホンカモシカにビックリ!

ニホンカモシカにビックリ!

カモシカはじっとしていたが、私は心臓が止まるかというくらい驚いた。

ひっそりとした森でこのような出会いも楽しめた。これがクマだったらと思うとぞっとする…。

花崗岩の鎖場を登る。

森林を抜けると花崗岩がむき出しになった鎖場に到着。

黒戸尾根っぽくなってきた!

黒戸尾根っぽくなってきた!

足を滑らせないように慎重に登る。

イワカガミもかわいいね

イワカガミもかわいいね

後ろを見やると八ヶ岳が見えた。

日向山の向こうに八ヶ岳

日向山の向こうに八ヶ岳

さらにテクテク歩くと階段もある。

階段も油断できない

階段も油断できない

数十mくらい下ると石碑がたくさんあるエリア。なんだか「ここから危険だぞ」という雰囲気がプンプン漂う。

「ここから危険だぞ」という雰囲気

「ここから危険だぞ」という雰囲気

日本三大急登を地道に登る。

鎖と階段が混ざった登山道。高度感のある道に変わっていく。

階段と鎖

階段と鎖

階段横にはかわいい高山植物も。応援してくれてる?

クラソウ科サクラソウ属のクモイコザクラ(雲居小桜)

クラソウ科サクラソウ属のクモイコザクラ(雲居小桜)

脚力だけでなく腕力も使う。キツイを越えて楽しくなる

脚力だけでなく腕力も使う。キツイを越えて楽しくなる

七丈小屋が近づくと気を抜きがちになるので、最後まで集中して登りました。

ほぼ垂直な道を登った。かなりスリリング。

ほぼ垂直な道を登った。かなりスリリング。

七丈小屋テント場に到着!

13時半頃、七丈小屋のテント場にテントを張る。ついでに山小屋でビールも購入。

テント場の詳細はこちら👇

翌日の甲斐駒ヶ岳山頂に備えてゆっくり休みました。

Youtube動画では1日目の甲斐駒ヶ岳登山の様子がわかるので必見です。

次回の甲斐駒ヶ岳でご来光の記事につづく…

以上、『5月 山梨県・甲斐駒ヶ岳 尾白川渓谷~七丈小屋コース』をピックアップしました!

里山のような優しい登山道、スリリングな鎖場など楽しめた1日目。

あなたもぜひ山梨県・甲斐駒ヶ岳を訪れてみてはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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