沖縄県西表島の『南風見田の浜・忘勿石』をピックアップ!
西表島随一のロングビーチ『南風見田(はえみだ)の浜』。
今日は私が5月下旬に自転車で訪れた時の様子を紹介。
また『忘勿石の碑』では忘れてはいけない”沖縄の歴史”を感じる事ができました。
まずは『南風見田(はえみだ)の浜』のアクセスから見ていこう(^^)/
この記事の目次
『南風見田の浜』へのアクセス。
『南風見田(はえみだ)の浜』は大原港から車で約10分、上原港から車で約50分。
徒歩だと大原港から1時間、自転車では25分程で行けます。
ビーチの砂は細かく遠浅なので海水浴には向いていますが、トイレが無く、日影も少ないので長時間の滞在には向いていません。
いざ、自転車で『南風見田の浜』へ!
私は大原港近くのゲストハウス・島時間でレンタサイクルを借り、午前8時に出発!
レンタサイクルは1時間200円なので、どうにか1時間以内に往復したいところです。
ワイルドな西表島。
出発すると道路脇にいきなり”ヤンチャなヤギ”に遭遇。
普通にバリバリ生垣の植物を食ってるし、自由奔放でワイルド。
この投稿をInstagramで見る
朝ごはん中にお邪魔しました。
こんな調子じゃ往復1時間で間に合いそうもないな(^-^;
道中はアップダウンが激しめでヒーハー。
行きは下り坂で余裕だぜ、ヒャッホ~と思いきや…
長~い上り坂でヒーハー…
この日の西表島は蒸し暑く、朝にシャワーを浴びた意味が 無意味に終わる。
この投稿をInstagramで見る
島民とも全くすれ違わないので、上半身裸でチャリを漕いでました。
この後、複数のアップダウンがあり(写真も撮る気がしない)、かなり鍛えられました。
電動付き自転車がオススメかも。
私はカウボーイにはなれない。
ヤギの次は家畜の牛さんがいました。
この投稿をInstagramで見る
右手に目をやると牛さんが睨みをきかせている…。
船に乗りながら草をはむ牛さんはかなり不機嫌そう…。
突進してきそうな面持ちだったので、すぐさま引き返しました。
朝飯中に邪魔されて気分を害したのかもしれません。
南風見田の浜まで4キロ!
ひたすら自転車を走らせます。
こんなに自転車に乗るのは高校野球部時代ぶりだなぁ。
高校時代は練習試合先の高校までチャリで行ってたもんなぁ、なんて感慨に浸りながらペダルをこぎます。
途中「忘勿石」の道標を発見(帰りに余裕があれば行ってみよう)。
先に進むにつれて暗雲が立ち込めてきました。
なんだか私の気持ちまで暗い雰囲気。
軽やかにペダルをこいでいたのに、重い天候です。
もう少し進むと猫の形をした記念碑がありました。
”1965ヤマネコ発見の地”を発見。
私は船浮集落でも”捕獲の地”の柱を見ました(^-^;
もはや「俺が先に見つけたぞ!」「いや俺が先に見つけたんだ」状態。
でも、南風見田の浜の近くの記念碑の方が立派です。
ネコはすぐ死んでしまったらしく、かなり同情してしまいます。
X-MENのミュータントのように捕獲されてしまうなんて、ちょっと可哀そうですよね。
私はさらに暗い気持ちになり、南風見田の浜への道を進みます。
もう少しで南風見田の浜!
森の中を自転車で進むと、立て続けに看板が現れる。
道の先が明るくなってきます。
やっと海が見えてきた…。
ロングビーチ・南風見田の浜に到着。
自転車でやや疲れる距離感にある”南風見田の浜”にようやく到着!
生憎の曇り空ですが、曇っていてもビーチコーミングを楽しめそうな浜辺です。
あまり写真映えしなかったので、私は肩を落とし、忘勿石へ行ってみることにしました。
”忘勿石”から沖縄の歴史を垣間見る。
南風見田の浜から2キロほど離れた地点にある「忘勿石(わすれないし)」。
先ほど見た案内板の通り進むと、異様に広い駐車場があります。
駐車場の奥に入り口があります。
階段を下ると…
石碑が見えてきました。
石碑を正面から見ると、石碑の由来が書かれています。
この忘勿石がある場所は、第2次世界大戦の末期に波照間島の全島民が集団疎開させられ、マラリアにかかって多くの人が亡くなった場所。
私はこのような場所があるとは知らなかった。
人は暗い過去に目を背けがちだけれど、忘れてはいけない暗い歴史です。
南風見田の浜に来たならば、忘勿石は寄らなければいけない場所だと感じました。
以上、『南風見田の浜・忘勿石』をピックアップしました!
天気がいい日には南には波照間島も見えるそうです。
大原港周辺に宿泊される方は、ぜひオススメですよ(^^)/
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
西表島の記事はこちら↓↓↓