石垣島の観光スポット『米原のヤエヤマヤシ群落』をピックアップ!
「サタケ八重山ヤシ記念館」はヤエヤマヤシの生態に関する展示や、屋上から眺望できるヤシの群落と川平湾の風景などが好評。
まさに『南国のジャングル』な観光スポットです。
まずは『ヤエヤマヤシ群落』のアクセスから見ていこう(^^)/
この記事の目次
『米原のヤエヤマヤシ群落』へのアクセス。
石垣空港から車で15分、定期観光バスでは20分程度で行けます。
僕は「玉取崎展望台 ⇒ 川平湾」へレンタカーで向かう途中に『ヤシ記念』を訪れました。
『ヤエヤマヤシ記念館』のエントランスは?
カーナビの登録地点に『米原のヤエヤマヤシ群落』と入力して、いざ訪れてみると鬱蒼とした『ヤシの森』が広がっていました。
道なりに進むと”打ちっぱなしコンクリート”の記念館、駐車場があります。
調べてみると大成建設が設計した建物のようです。
『サタケ八重山ヤシ記念館』の見どころ。
『ヤエヤマヤシ記念館』の入場料金は?
ヤシ記念館の入場料金は大人300円。
入り口の受付で支払います。
2階展示室でリュウキュウヤエヤマヤシに詳しくなろう。
2階展示室では、世界の代表的なヤシの種子やリュウキュウヤエヤマヤシの生態に関する展示を見る事ができます。
展示室奥にはヤシ研究の世界的権威者・佐竹利彦先生の彫像があります。
サタケの二代目経営者であるとともに、ヤシ科植物研究の世界的権威者でもあった佐竹利彦。23歳(1933年)の時、知人から貰った一本のビロウ(ヤシの一種)苗の姿態に惹かれたことが、ヤシ科植物の研究を始めたきっかけ。
当時、日本の学界では、ヤシ科植物は事実上研究されておらず、参考になる文献も資料もほとんどないことに愕然としたが、そのショックがヤシ科植物研究の強い刺激となった。
利彦は52歳(1962年)の時、ヤシ科植物を11亜科29族253属3333種とする新分類を発表し、世界に5人いると言われる世界的権威者の一人となった。
また戦後間もないころから、当時ヤシ科植物研究の最高権威者であった米国コーネル大学のムーア教授(Dr.H.E.Moore,Jr.1980年没)との親交もあった。
利彦は、石垣島と西表島にのみ自生する「リュウキュウヤエヤマヤシ」が新種のヤシであることを発見し、ムーア教授がその学名として「佐竹」の名を取り、Satakentia Liuiuensis(hatusima)と命名した。
これらの研究成果は高く評価され、東京農業大学ならびに広島大学より利彦に対し、名誉博士号が授与された。
また、利彦が永年に亘り、世界各国から収集したヤシ・ソテツ78種230株及び約500種のヤシの種、サンプル、文献等は、世界的にも大変貴重な学術資料とされている。
眺めがいい展望デッキの様子。
ヤエヤマヤシに詳しくなったところで、3階の展望デッキへ上がってみましょう。
お!入り口で見た謎のレリーフを発見!
オオゴマダラとは?
東南アジアに広く分布し、日本では喜界島、与論島以南の南西諸島に分布する。分布域では平地から山地まで生息し、季節を問わず繁殖するので1年中見ることができる。成虫の期間も長く、羽化してから数ヶ月、条件がよければ半年ほど生き続ける。
狭い場所でも生活環が成立するため飼育しやすいチョウの一つで、各地の動物園などでもよく飼育される。沖縄県の宮古島市や石垣市の市のチョウに指定されている。
『ヤエヤマヤシ群落』を散策。
ヤシ記念館を出て、辺りを少し散策してみました。
ヤエヤマヤシ群落の滞在時間は20分程度を見込んでおくと良さそうです。
『サタケ八重山ヤシ記念館』の基本情報。
・名称 :サタケ八重山ヤシ記念館
・所在地 :沖縄県石垣市字桴海554番地
・電話番号:0980-84-4568(FAX兼)
・開設年月:2005年1月
・開設者 :公益財団法人サタケ技術振興財団
・建物 :鉄筋コンクリート造2階建て
・入館料 :300円(小学生以下無料)
・開館時間:9時~17時
・休館日 :年中無休
・交通アクセス:石垣空港より車で15分、定期観光バスで20分
以上、今日は『米原のヤエヤマヤシ群落』をピックアップしました!
ヤエヤマヤシ群落ではまっすぐ伸びて美しいヤエヤマヤシを堪能出来ます(八重山でしか見る事ができない!)。
あなたも石垣島を訪れた際は是非、ヤシ記念館を訪れてみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
沖縄関連の記事はこちら!