『2022年 北岳 肩の小屋テント場の様子』をピックアップ!
北岳山頂の北方、標高3000メートルにある山小屋・肩の小屋。
高所に位置するキャンプ場は夕焼けから星空まで楽しめるロケーションでした。
本記事ではテント場のトイレの様子やテント泊で感じた様子をレビュー。
白峰三山縦走を考えている方必見の内容です。
まずは『北岳 肩の小屋のアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
北岳 肩の小屋の行き方、予約は必要?
私は広河原から入山して北岳へ縦走。
北岳への最短ルート・メジャーな行き方は広河原から入山です。
1日目の広河原~北岳 肩の小屋までの様子はこちら👇
北岳 肩の小屋でテント場受付。電波、売店は?
2022年のテント泊は事前予約は不要。
※白根御池小屋、北岳山荘のテント場は予約が必要。
南アルプスのテント場は人気が高いので混雑具合の確認、宿泊予約はWebから可能です。
電波は小屋近くで確認できましたがやや不安定(Softbank)。
しかしながらテント場(山の陰)では電波なしでした。
ビールやTシャツ、缶詰も売ってます。

ビールは700円。寒いけどうまい!
テント泊料金と水場情報。
テント泊は1000円/1人。
水場はテント場から片道15分にあり。
お昼過ぎに着いてまったり🍻
北岳肩の小屋、何度も来てるけど初めて水場まで行ってみた。往復30分、いっぱい下って結構疲れるね😅
水マーク見えるかな? pic.twitter.com/xGgurRvPoS
— あず (*´◡`*) (@coedo_azu_yama) October 3, 2022
肩の小屋から10分ほど下った水場の様子。もちろんタダです。
4㍑ほど汲みました。登りは15分位。#肩の小屋 pic.twitter.com/pIAPDwD7u8— ボリエモン (@boriemon192) August 2, 2018
水場はやや遠いので小屋近くで買ったほうが楽です。

水1L200円。10月の朝は凍る可能性があるので夕方のうちに補給
念のために浄水ボトルがあると良いです。
肩の小屋 トイレの様子。
肩の小屋はトイレが複数あって混みにくい感じでした。
トイレットペーパーも用意してあります。

大のトイレも複数ある

男性用小便器

更衣室もあるのは嬉しいね
平日の北岳 肩の小屋テント場。混雑具合は?
10月下旬、平日(金曜)のテント場はやや空いていた。
なぜか欧米人が多くいてはしゃいでました(^^;
風が強い?テントサイトに注意。
テント場はA~Cまであり、当日は風が強かったため、全員が山の陰のAサイトに設営してました。

鳳凰三山が眺められるテント場A
【テント宿泊の特徴と注意点】
肩の小屋前のキャンプ場は標高3000m。天候によっては非常に風が強くなり、外出時にテントが飛ばされる事例も過去にいくつもあります。(飛ばされたテントは回収できても、フレームが折れたり生地が裂けたりして、再利用が不可能になります)
テント宿泊される方は、必ず山岳テントを用意することはもちろんのこと、確実なテント設営技術を修得してから臨まれることをおすすめします。自信の無い方や天候があれた場合は、小屋泊に変更することもできるかもしれませんので、受付にご相談ください。

山の陰は風が穏やか。チキンラーメンも作れた
テント場の張数。ペグは刺せる?
肩の小屋はキャンプ指定地で50張りが可能です。

富士山が見れる最高のテント場
ペグは刺せる場所もあったが、岩で固定するのがおすすめ。
油断せずにしっかり固定しよう。
北岳 肩の小屋から見える夕暮れから朝焼けまで。
夕飯を食べ終えると、あたりが柔らかなグラデーションに包まれていた。
テント場から小屋まですぐ行けるのでマジックアワーを堪能しました(強風で寒いけど)。
暮れなずむ夕焼け。仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳も見える。
肩の小屋からは富士山はもちろん、鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳など主峰が多く見れました。

南アルプスの女王・仙丈ヶ岳

暮れなずむ鳳凰三山

ちょこんと飛び出してるのがオベリスクかな?

甲斐駒ヶ岳も美しい

黄昏の稜線と甲斐駒ヶ岳

ゆっくりと太陽が沈んでいきました。
夜の服装は?星空撮影もおすすめ。
10月の夜間、寝袋はNANGA630DX(冬山用シュラフ)。
水は凍らず、ちょっと汗ばむくらいのシュラフ内の温度。
標高3000mから見る星空は本当にきれいだ。

肩の小屋テント場で星空撮影
久しぶりに星空撮影用のフィルターを使用した。

肩の小屋と星空

雲と星々
撮影機材はこちら👇
就寝グッズは以下の記事で紹介👇
微妙な朝焼けからの北岳へ。
晴れれば最高の朝焼けが見れそうな肩の小屋。
残念ながらこの日はどんより曇っていた。
テントを回収して白峰三山縦走を開始。

肩の小屋から北岳まで40~50分

険しい白峰三山の縦走スタートです
Youtubeでは北岳 肩の小屋・テント場の様子がチラッと登場します👇
以上、『2022年10月 北岳 肩の小屋・テント場の様子』をピックアップしました!
北岳 肩の小屋はロケーションの素晴らしいキャンプ場でした。
天候を確認し、しっかりした装備品で山行したいものです。
2日目の白根三山縦走はこちら👇
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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