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少量残ったOD缶。マルチアダプターでガス缶を詰め替える方法は?

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『OD缶ガスの詰め替えにおすすめ!マルチアダプター』をピックアップ!

中途半端に残ったガス缶の節約のために「ガスの詰替をスムーズに行えるマルチアダプター」を購入。

1つの缶にガスを集められるので長期縦走登山を行う方にピッタリです。

※ガスの過充填は事故に繋がる恐れがあるのでくれぐれも注意してください。

本記事ではマルチアダプターの使い方をYoutubeを交えて詳しく紹介。

まずは『ガスマルチアダプターの仕様』から見ていこう(^^)/



ガスマルチアダプター・Z15の仕様は?

楽天市場で購入した『マルチガスバルプ(Z15)』

販売は本社が湘南にあるキャンピングムーン、製造は中国となっていました。

詰替え可能なガス缶をチェックしておこう。

【適合】
・SOTO SOD-710T,SOD-750T
・スノーピーク ギガパワーガスGP-250SR,GP-110GR,GP-500GR,GP-500SR(*2019年以後製造)
・プリムス IP-500G,IP-500T(*2019年以後製造)
・コールマン 純正LPガス燃料Tタイプ5103A470T,5103A230T,IL純正LPガスTタイプ2000031626,2000031627
・EPI GC-500レギュラーカートリッジG-7002,G-7001,パワーガスカートリッジG-7009,G-7013

【不適合】
・フランス原産のCAMPINGAZ(キャンピングガス、青い缶)、新富士バーナーパワーガス缶には適応しません。
キャンピングガスのガス缶のようなネジが切られていないバルプを使用されたガス缶への兼用性もありませんので、ご注意ください。
・韓国OJC Co.,Ltd社に移行されたガス缶
SOTO REGULAR GAS ST-700(*ねじ込みがかなりきついため使用できません)
・韓国ガス缶メーカー「大陸製缶社」「太陽製缶社」が製造委託OEMを受けているPRIMUS、SNOWPEAK社品について、 2018年以前に製造されるガス缶に使用できない可能性がありますのでご注意ください。

ガスの種類について

ガスの種類について

マルチアダプターの外観。

片手サイズのマルチアダプター。

重さは35gととにかく小さい。

重さ35g

重さ35g

マルチアダプターの機能

マルチアダプターの機能

A4サイズの日本語説明書があるので安心感があります。

【製品仕様】
型式:Z15
サイズ: 45(90)x15x29mm
重さ : 約30g
材質:スーパーデュラルミン、真鍮、ゴム
用途:OD缶口金に接続し、ガスを移動させるツール
特徴:2次側のカートリッジの内圧を下げるリリーフバルブを装備
(残量の少ないカートリッジに移行する際にメインバルブを開ける前に減圧弁のボタンを押して余分な圧力を逃がし、ガス移動をスムーズにする機能です)。

OD缶マルチバルプアダプターによるガス詰替え方法。

私が詰め替えたのはOD缶→OD缶への詰替え。

必要な道具は以下の通りです。

デジタルスケール、油性ペン、温度計

デジタルスケール、油性ペン、温度計

重要!ガス缶の重量を計測。

まずはガスカートリッジの重量をデジタルスケールで計測。残量がどれくらいあるか調べる。

使用したOD缶は「EPI230レギュラー(中)」。

ガスカートリッジの重さ246g。

ガスカートリッジの重さ246g。キャップを取ると244g。

未使用時のOD缶の重さは「376g」であるため、残っているガスの重さは98.0g。

この計算はサイト「【計算式付き】登山用OD缶の空き容器の重さと残量計測【ガスカートリッジ】」が便利なので活用しよう。

もう一つのOD缶は295gでした。

OD缶は295g

OD缶は295g。キャップを取ると293g

缶に油性ペンでガスカートリッジの重さを書いておく。

事故を起こさないように重さを油性ペンで書こう。

事故を起こさないように重さを油性ペンで書こう。

OD缶を<送り側>温める<受け側>冷却する。

ガスの「送り側と受け側」を決め、移送するガスの量を考察。

私の場合、60gくらいガスを詰め替えれば安全かな。

標高にもよるが、水160㏄(コーヒー1杯分)を沸騰させるのに使うガスは3g。カップラーメン(300㏄)は6gのガスを消費するそうです。

準備にてガスカートリッジの送り側をお湯(40~45度前後)で温め、受け側は冷凍庫で5~10分くらい冷ます。

ボンベの圧力差を出す説明。

ボンベの圧力差を出す説明。

受け側は冷凍庫へ。

受け側は冷凍庫へ。

必要以上に温めすぎたり、凍らせないように注意。

夏場は冷蔵庫で冷やすくらいがちょうどいい。

夏場は冷蔵庫で冷やすくらいがちょうどいい。

念のため温度計で水温確認

念のため温度計で水温確認

ゆっくり温めます。火にかけたり電子レンジはだめです!

ゆっくり温めます。火にかけたり電子レンジはだめです!

充填の注意事項。

充填する前に注意事項を確認。

ガス充填の注意事項。

ガス充填の注意事項。

①受け側のカートリッジからアダプターを固定する。

ガス詰替えの手順

ガス詰替えの手順

②ニードルバルプが時計回りで締められていることを確認して、受け側につなぐ。

受け側のガスカートリッジに接続。

受け側のガスカートリッジに接続。

⓷続いて送り側をつなぐ。

ガスカートリッジをアダプターでつなぐ

ガスカートリッジをアダプターでつなぐ

この時、ガスの圧力差がありすぎプシュ~~~~とガス漏れした💦

少し時間を空けて、再度つなぎ直した。

部屋の換気を良くするか、屋外で作業したほうが良いです。

カートリッジ同士をつなぎ、ニードルバルプを反時計回りに緩めるとガスの移動が始まる。

ニードルバルプを緩めてガスを移動させる。

ニードルバルプを緩めてガスを移動させる。

このときシュルシュルシュルシュル・・・とガスの移動する音が聞こえる。

Youtube動画ではガス漏れの音、ガス移動の音が確認できます。

過充填で爆発するのが恐いので、 受け側の重量を確認しながら少しづつ詰め替え作業をしました。

送り側は244g→178gに減った(-66g)。

ガスカートリッジの重さ178g。-66g

ガスカートリッジの重さ178g。-66g

受け側は293g→350gに増えた(+57g)。

受け側は350g。

受け側は350g。

350gだと残っているガスの重さは204g。

コーヒー+カップ麺が20食分くらい作れる残量になった。

ガスの残量を知るとテント泊が捗ります。

ガスの残量を知るとテント泊が捗ります。

以上、『OD缶ガスの詰め替えにおすすめ!マルチアダプター』をピックアップしました!

ガスの詰め替えはくれぐれも気を付けて、火気がない場所で行いましょう。

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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