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『大菩薩嶺エリアの山小屋・避難小屋』をまとめ!
山梨県甲州市と北都留郡丹波山村に跨る標高2,057mの山・大菩薩嶺。
東京から日帰りで行ける日本百名山ですが、山小屋・テント泊で巡ると登山の魅力に気付かされます。
本記事では大菩薩嶺の周辺の山小屋から避難小屋まで詳しく紹介。
まずは『大菩薩嶺周辺の様子』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
はじめての百名山登山におすすめ。大菩薩嶺の山小屋。
大菩薩嶺周辺にある多くの山小屋。
今回はその中からいくつかの山小屋を紹介します。
4月~12月は大菩薩上日川峠線が運行しているので、上日川峠を起点にすれば無理なく周回できます。
冬期は塩山駅から大菩薩峠登山口までバスが運行。
登山地図があれば山登りがより楽しくなります👇
大菩薩嶺の宿泊におすすめな山小屋は?
2024年2月、バスで大菩薩峠登山口に午前10時に着き、丸川峠を経由して大菩薩嶺に登りました。
丸川峠分岐駐車から大菩薩嶺まで標高を約1000m上げるので初心者にはきつい登坂が続きます。
大菩薩嶺で一番きついコースかも。
丸川峠にある宿泊もできる丸川荘。
大菩薩峠登山口から急登を2時間ほど登ると、青い波板の小屋に辿り着いた。
大菩薩嶺の北西に位置するランプの山小屋・丸川荘だ。
青いトタンが印象的な丸川荘は電気や水道は通っておらず、客室は男女いっしょの相部屋のみ。
休憩料は200円/1時間なので有難く利用させてもらった。
小屋の中、ストーブで暖まる
おにぎりはリュックの中で固くなってしまったので、ストーブの上で温めた。
ほのぼのとしちゃう雰囲気。
2021年に先代の只木貞吉さんから現小屋番の末澤栄二さんへ代替わりしているそうだ。
小屋内にいらっしゃったのは只木さんかな?
週末に下の部落から登っているらしい。
ドリンクメニューと宿泊料金
丸川荘では甲府市にある自家焙煎珈琲「煎豆屋」の新鮮なコーヒー豆と山の湧き水を使って淹れているそうだ。
小屋の中は色んな写真が飾られているので見どころが多かった。
・標高:約1,700m
・営業期間:通年 ※不定休のため要事前予約・連絡
・宿泊料金(税込):1泊2食7,500円、素泊まり4,500円
※寝具付きの場合 ※冬期は暖房費+600円
山頂から一番近い介山荘。
私がこの日利用した山小屋は介山荘。
朝はご来光も見れたのでラッキーでした。
部屋の様子など詳細はこちらの記事参照👇
Youtube動画では大菩薩嶺登山の様子がわかるので必見です。
有名な事件があった福ちゃん荘。
1941年に福太郎茶店として営業開始した福ちゃん荘。
1969年11月の大菩薩峠事件が有名らしい。
売店・トイレの様子
福ちゃん荘は売店で生ビール、味噌おでん、モツ煮込みなど販売しているようです。
この日は午前8時くらいだったのでまだ営業してなかった。
宿泊料金とお風呂
福ちゃん荘には岩風呂やテント場(30張)もある(1人400円)。
摘要 | 料金 |
宿泊大人1泊2食付 | 8000円 |
大人素泊り | 5100円 |
夕食 | 1600円 |
朝食 | 1300円 |
弁当 | 700円 |
冬季料金
(10月20日~4月20日) |
500円 |
小学生 | 1000円引き |
幼児 | 2000円引き |
幼児寝具無 | 2500円引き |
※2024年2月現在の料金
■定休日:4月下旬~11月下旬の平日は不定休。
・土日祝日は無休。冬期は予約のみ営業
■営業時間:8時~16時30分(食堂)、6時30分~18時(売店)
■アクセス:塩山駅~タクシー40分バスで登山口まで25分~徒歩2時間
・甲斐大和駅(土日祝)~バス一時間上日川峠より徒歩20分
・勝沼インター~車で40分■駐車場(普通車):10
■駐車場(バス):2(マイクロまで)
■最大収容人数:80
■部屋数:14部屋
テント場もあるロッジ長兵衛。
大菩薩嶺登山のメインルートの中腹にあるログハウス造りのロッヂ長兵衛。
上日川峠(大菩薩峠8合目・標高1,600m)にあり、自然豊かなロケーションにある山小屋です。
テント場は1泊1名400円で利用できるようです。
1泊2食付 | 1泊夕食付 | 1泊朝食付 | 素泊 (割引中) |
|
大人 | ¥8,800 | ¥8,250 | ¥7,150 | ¥6,600 |
¥5,500 | ||||
小学生 | ¥6,600 | ¥6,050 | ¥4,950 | ¥4,400 |
¥3,300 | ||||
未就学 | ¥5,500 | ¥4,950 | ¥3,850 | ¥3,300 |
¥2,200 |
※2024年2月現在の料金
■定休日:無し
■アクセス:塩山駅よりバスにて登山口まで登山口より徒歩2時間。
・勝沼インターより車50分。
・甲斐大和駅よりバスにて50分。
■最大収容人数:23名
■部屋数:8室
避難小屋、休憩所、廃業した山小屋など
賽の河原の避難小屋
介山荘の近くにある賽の河原の避難小屋。
ドアがないので冬期はかなり寒そう。
趣深い勝縁荘
小説「大菩薩峠」の作者・中里介山が執筆したといわれる勝縁荘(しょうえんそう)。
2015年以降、山小屋として営業はしていないようだ。
2.26事件で刑死の将校が宿泊したという情報も。
桃ジュースが美味な千石茶屋
下山時に見つけた小さな休憩所・千石茶屋。
冬期は営業しなかったが。生搾り桃ジュースが有名らしい。飲んでみたい!
大菩薩嶺の千石茶屋。
何度飲んでも忘れられないのが、ここの桃ジュース。
ふわふわで桃より桃の味が濃いのです。
しかも一杯200円! 必ず飲むようにしてます🤤#千石茶屋 #大菩薩嶺 #桃 #スムージー pic.twitter.com/rZHqE5y79j— tommy3 (@tommy39tommy39) October 17, 2021
■定休日:月曜日~金曜日 12月1日~3月15日
■営業時間:土曜日・日曜日・祝日 6時00分~18時00分
■アクセス:大菩薩登山口(裂石)より徒歩30分 勝沼ICから車で25分
大菩薩嶺の日帰り温泉
大菩薩嶺の裾野にある名湯・大菩薩の湯。
柔らかい泉質で登山の疲れを癒してくれます。
サウナや広い休憩所もあるのでかなりゆったりできる感じ。
裂石温泉「雲峰荘」
大菩薩の湯の近くに裂石温泉「雲峰荘」もあるので日帰り入浴には困らないエリアです。
以上、『大菩薩嶺エリアの山小屋・避難小屋』をピックアップしました!
登山を目一杯を楽しむには、ぜひ山小屋に宿泊することをおすすめします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
2024年冬 大菩薩嶺山登山の様子👇
参考までに雲取山~丹波山村に宿泊して大菩薩嶺に登った記事も見てみてね👇
山小屋泊で役立つおしゃれな耳栓はこちらで紹介👇
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他にも関東の山&北アルプスを多く登っているので、読んでみてくださいね♪