『新潟市体育館』をピックアップ!
新潟市で地味に見応えがある『新潟市体育館』。
新潟県民以外にはあまり認知されていない素敵な建物です。
今日は新潟市体育館の注目ポイントを紹介!
まずは『新潟市体育館』へのアクセスから見ていこう(^^)/
この記事の目次
『新潟市体育館』へのアクセス。
新潟駅からは徒歩30分くらいかかるので、バスがおすすめです。
体育館周辺の古町エリアはおしゃれなお店がたくさんあるので、お散歩にちょうどいい距離感♪
[バス]
・萬代橋ライン・C4(東堀通線)・C5(西堀通線)
「市役所前」下車 徒歩10分
主要乗り場→「新潟駅前」・「万代シティ」・「入船営業所」・「西部営業所」・C10
「陸上競技場前」下車 徒歩2分主要乗り場→「新潟駅南口」・「県庁前」
[電車]
・新潟駅発(JR越後線) 「白山駅」下車 徒歩10分
[車]
・新潟駅万代口(北口)より約15分
・北陸自動車道 西料金所より新潟バイパス→桜木I・Cを左折後昭和大橋まで直進。
橋を渡り終え交差点左折、1つ目の信号を左折
『新潟市体育館』の基本情報。
新潟市体育館は、日本大学名誉教授の宮川英二氏(1915 ~ 1989)によって設
計。
新潟市体育館は、丹下健三氏が設計した『代々木体育館(以下の画像)』と同じ1960年代の建物になります。
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1950年代後半、新潟市は1964年開催の国民体育大会に向けて競技施設の拡充を要していた。
また加えて、市内にあるホール施設は白山公園内の新潟市公会堂(1938年開館)しかなく、大規模な集会を行うための施設が不足していた。
こうしたことから、ホール施設としても兼用できる体育館を整備する方針が決まり、白山公園の南側園地である「白山総合運動場」の新潟市営白山野球場南側敷地で整備事業が進められ、1960年10月に竣工。
11月3日に竣工式が執り行われた。
※Wikipediaより引用。
新潟市体育館の輝かしい経歴。
1962年に『新潟市体育館』は優れたデザインと機能を備えた建築に贈られる「第3回BCS賞」を受賞しています。
BCS賞は横浜ランドマークタワーや虎ノ門ヒルズ、あべのハルカスも受賞しています。
また、日本におけるモダン・ムーブメントの建築『DOCOMOMO JAPAN150』に新潟県で唯一選ばれています。
ドコモモはNTTドコモとは関係がなく、1988年に設立された近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織です。
『新潟市体育館』の詳細を見てみよう。
新潟市体育館は真上から見ると”丸みを帯びた菱形”のようです。
何をモチーフにしたのかは分かりませんが、蝶のようにも見えるし、リボンのようにも見える不思議な形をしています。
階段部分の壁面は”丸石”を組み合わせて城のよう。
階段を上がると体育館内部につながる扉が出現。
独特な色遣い。
扉の色は真黄色で可愛らしい感じ。
対照的にアクセントとなる壁は”赤茶色”でシックな感じです。
空中回廊から新潟市体育館を眺める。
白山公園内の空中回廊へエレベーターで昇り、体育館を上空から撮影。
フェンスがあるとデザイン的に良くないですね(涙)。
謎の薄汚れたオブジェは何?
新潟市体育館の周りをテクテク歩いていると、薄汚いオブジェを発見。
人通りの少ない場所に「滑り台」があるので、全く掃除されて無さそう…。
なんだかちょっとかわいそうな滑り台です。
プールは存在しておらず、駐車場スペースでした。
新潟市体育館の周辺施設。
白山公園内には、数々の公共施設が存在。
日本の地方自治体が競うように、公共施設を整備してきた「歩み」を感じます。
新潟市体育館は公共施設がごちゃごちゃしている中に存在しているので、建築美が半減しているように感じます。
利便性よりも、建物が陳腐化することのないように都市計画を練ってほしいものです。
以上、『新潟市体育館』をピックアップしました!
白山公園に行く機会があれば、新潟市体育館の外観を少しでも気にかけてくれると嬉しいです。
上越新幹線の車内からも遠目に見る事が出来ますよ(^^)/
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!