コロナ禍においてテレワークを導入する企業が増加しています。
テレワークを実施する際のポイントを紹介。
※どのような対応を行うかについては、プロジェクトリーダーと対応方法を決めよう。
この記事の目次
作業場所の遵守について
テレワークを行う場合は、テレワークを行う作業場所についての確認を行い、決められた場所以外では作業はしないようにしよう。
もし、自宅以外で作業が可能な場合でも公共の場所での作業は、セキュリティ面でのリスクが高いことから、作業は行わないようにしよう。
カフェ、レンタルオフィス、宿泊先ホテルなどは覗き見などの情報漏洩、公衆のWifiでの情報漏洩、端末紛失などのリスクが考えられます。
テレワークでのコミュケーションとは？
プロジェクトリーダー、現場関係者と作業場所を離れて作業を行うこととなるため、意思疎通の乖離が発生しやすくなります。
オフラインのプロジェクト現場では近くに関係者がいることで、気になった時に即時に会話を行うことで、課題解決を行えたり、調整がしやすかったりします。その場ですぐに打ち合わせも行えます。
作業場所が離れてしまい、相手が見えないことで、コミュニケーションを取ることに遠慮や、後回しとなることで調整のタイミングを逃してしまい、課題解決が遅れたり、調整が遅くなったりする可能性が高くなりやすくなってしまいます。
上記のような状況に陥りやすいため、積極的にコミュニケーションを取るようにしよう。
有効なコミュニケーション手段
・チャットツール、メールを使用したコミュニケーション
・朝会、定例会議の実施（作業予定や、進捗状況の確認をできるだけ頻度高く実施）
・電話の活用
プロジェクトリーダーがオフラインのプロジェクト現場に一緒にいる場合、作業状況についても把握はしやすく、顔色をみることで、進捗状況が把握できることもあります。
これらは近くで作業を行っていた場合に限ったことなので、オフラインのプロジェクト現場で作業を行う場合よりも、頻度を高くして、プロジェクトリーダーへの状況報告を実施するようにしよう。
在宅ワーク時のセキュリティについて
オフラインのプロジェクト現場では、周りに人がいることで、セキュリティ意識を高く持ち続けることができますが、自宅という気の緩む環境での作業の場合、ちょっとしたことで、セキュリティインシデントを発生させてしまう可能性があり得ます。
また、現場作業用の端末で許可されていない作業（自社作業、クラウドサーバのアクセス、業務以外での使用など許可されていない行為）は継続して在宅でも実施しないように改めて意識！
誰も見ていないから大丈夫という考えで作業しないようにしよう。
発生しやすいセキュリティインシデント
改めて、セキュリティインシデントを発生させないように高い意識を持つことが大切。
入館証の紛失
長期間入館証を自宅へ持ち帰ることで、紛失してしまう可能性があります。
プロジェクトでの保管が可能な場合、保管。
自宅で保管する場合は、定期的な入館証の確認を行いましょう。
セキュリティチェックリストなどを作成して定期的なチェックも有効。
自宅端末からの情報流出
個人端末からリモートで接続することを許されている場合に個人端末がウイルス感染することでの情報を意図せず流出させてしまう可能性もあり得ます。
セキュリティパッチが適用しづらい場合の情報流出
VPNで現場環境へ接続している場合、セキュリティパッチの配信をネットワーク帯域制御のため一次停止などを行う場合もあり得ます。
その結果、端末のセキュリティレベルが低くなり、ウイルス感染してしまうことで、意図せず情報流出させてしまう可能性もあり。
現場と自宅での端末移動が許可されている場合の端末紛失や破損
顧客によっては、出社する場合に端末へ情報を保持したまま端末を移動させることができる場合もあり、電車や公共交通機関で紛失させたり、移動の際に破損させる可能性もあり得ます。
自宅に家族がいる場合の情報流出
自宅で作業をすることで、関係者しか知りえてはいけない事前情報などを家族が見てしまい、第三者へ流出してしまう可能性があり得ます。
また、作業画面が意図せず写真などに映り込み、SNSへアップされることでの情報流出などもあり。
できるだけ、家族からも隔離させれた環境での作業や情報が遮断できるように意識をしよう。
自宅からの端末盗難
自宅へ強盗侵入により、端末が盗難にあい情報が流出する可能性があり得ます。
自宅ではワイヤーロックでの固定。
体調管理、メンタルヘルスについて
プロジェクト現場で作業を行う場合は、通勤で定期的な運動が行えているはずですが、自宅から一歩も外に出ることがなく、作業を行える環境となることで、運動不足による体調不良を誘発する可能性が高くなります。
できる限り、業務時間外での外出や、簡易的なストレッチなどを取り入れての運動不足の解消を心掛けるようにしよう。
自宅から一歩も外に出ず、コミュニケーションもチャットやメールのみとなり会話も減ってしまうことでメンタル不全などにつながる可能性もありえます。
定期的なオンライン会議で会話をしたり、現場リーダーや顧客との調整が必要かと思いますが、定期的な出社の相談を行うようにしよう。
定期的なオンライン会議を実施する場合は、リフレッシュのためにも仕事以外の雑談も行うようにしよう。
テレワークで困った場合は?
困った場合、迷った場合は早めに現場リーダーへ相談しよう。
テレワークを成功させる運用 まとめ
テレワークをするためには、事前にきちんとしたルール作りをしておかないと、後のトラブルに発生する場合があります。
テレワークのためのルール作りを検討し、従業員にとってより良い環境作りを目指していきましょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！
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