『2023年7月 鳳凰小屋の様子』をピックアップ!
南アルプス 鳳凰三山、地蔵岳(標高2764m)直に位置する山小屋・鳳凰小屋。
7月下旬にテント泊で1泊して感じた様子をまとめました。
初夏から秋にかけては『花の鳳凰小屋』と呼ばれるほど、小屋を囲むように美しく豊富な花々が咲き誇る鳳凰小屋。
鳳凰三山縦走したい方必見の内容です。
まずは『鳳凰小屋のアクセス』から見ていこう(^^)/
※登山道や山小屋の状況は季節やその年によって変わります。出かける前には必ず最新の情報をご確認ください。
この記事の目次
鳳凰小屋のアクセス、予約は必要?
鳳凰小屋へ行くには、御座石鉱泉、青木鉱泉、夜叉神峠、広河原からの入山が選べます。
私は韮崎駅からバスで御座石鉱泉下車。
・燕頭山コース…登り:5~5.5時間 / 下り:3~3.5時間
登山口は御座石鉱泉(駐車場は無料)。鳳凰小屋まで約1300mの標高差。・ドンドコ沢コース…登り:6~6.5時間 / 下り:4~4.5時間
登山口は青木鉱泉。沢の登り下りがあるので、鳳凰小屋まで合計約1500mの標高差になります。ルート自体は険しい急登続き。段差が大きいため、基本的に健脚者向け。
鳳凰三山の周辺MAPがあれば便利です👇
テント場利用時は受付をしよう。
山小屋でテント泊の受付をしました(テント場は2000円)。
テント泊の場合、2023年6月17日(土)~11月12日(日)の土日祝日は予約必須(平日は予約不要)。
定員は約30張。
ウェブから予約できるので便利です。
夜叉神峠側にある南御室小屋のテント場と利用を迷ったが、南御室小屋テント場は先着順でやや不安なため鳳凰小屋を選びました。
※南御室小屋のテント場は設営数は約50張
小屋宿泊は電話での完全予約制です。
1泊2食付き 10,000円
素泊・寝具付き 7,000円
素泊・寝具なし 6,000円
連休の鳳凰小屋テント場の混雑具合・電波はある?
上の写真は日曜日正午くらいに撮影。
意外と張るスペースが選び放題だった。
観音岳、薬師岳に登って帰ってくるとかなり混雑してました👇
混雑すると何かとトラブルになりがちなので、日没後は静かにするなど注意しよう。
(夜中に電話してるオッサンがいたな…。遅くにテント場に着てだらだらすき焼き食ってる山ガールいたな…)
混雑時は隣のテントとの距離が近いので耳栓必須!
就寝グッズは以下の記事で紹介👇
電波は鳳凰小屋はdocomo、auが利用可能。
私はソフトバンクですが、小屋から1分、谷間方面に歩くと繋がった。
テント場の水場やトイレはどこ?
テント場横に水場・トイレがある。
トイレ大は複数あり、洋式で比較的きれい(トイレットペーパーあり)。
※ペーパーは流さずにごみ箱に捨てること。
朝の混みあう時間でもタイミングが合えば並ばずに利用できる感じ。
山小屋側にも水場があり、飲み物がキンキンに冷えていた。
この水は焼酎で割ると美味いんだな。
おすすめのテント設営ポイント。ペグは打ちやすい?
テント場は「人通りの少ない端」がベスト。
トイレ・水場が近いと便利です。
鳳凰小屋のテント場は森林に囲まれているので朝露に注意。
ネットに干していた衣類も朝には湿っていた(^^;
テント場には大きな石は撤去されてるので、山小屋でハンマーを借りてペグダウンしよう。
ご来光は地蔵岳で拝む。
テント場からご来光は見えないので、1時間登ってたどり着ける地蔵岳へ。
お地蔵さんが朝日に向かって拝んでるようでフォトジェニックでした。
YOUTUBEでは鳳凰小屋がチラッと登場します👇
以上、『2023年7月 鳳凰小屋テント場の様子』をピックアップしました!
美味しい水からご来光まで楽しめて満足感のあるテント場でした。
鳳凰三山縦走時に利用したい山小屋です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
私が巡った2022年 南アルプス縦走はこちらです👇
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