『私が定期購読しているメルマガ』をピックアップ!
私は2020年1月から2つのメルマガの定期購読を始めました。
本記事では「ホリエモンのメルマガを解約した理由」から「おすすめのメルマガ」を紹介。
雑多な情報が溢れている世の中ですが、メルマガや書籍など”信頼できるメディア”をいくつか知っているだけで、物事の考え方やビジネスに役立つはずです。
まずは私が『ホリエモンのメルマガを解約した理由』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
ホリエモンのメルマガを退会した理由。
何かと炎上しているイメージが多い「いってらっしゃいオジサン」こと堀江貴文氏ですが、カルロスゴーン氏とのYoutube対談やロケット開発、和牛ビジネスなど「多動力」が凄まじい。
毎週のメルマガを読むと、とにかく知的好奇心が刺激され「面白いなぁ。ためになるなぁ。」と読んでいましたが、私がメルマガを退会してしまったのには理由があります。
以下に挙げる退会した理由はあくまでも個人的見解。
内容を改善すれば、再度メルマガ登録もありかなと考えています。
全ての質問に回答しているため。文字数が無駄に多い。
基本的にホリエモンのメルマガの「QAコーナー」は、いくつかのルールを遵守すればすべての質問に「ホリエモンの回答」がもらえるようになっている。
回答と言っても素っ気ないものが多く(質問の内容が薄いのも原因だが)、文字数の割に内容が薄いのだ。
Youtubeや書籍で見解・考え方がほぼほぼ足りる。
メルマガの内容で「Youtubeのホリエモンチャンネルやブログでも話していたなぁ」的な内容も掲載されているので、「堀江貴文のブログでは言えない話」とは若干かけ離れているように感じる。
それに彼の本やYoutubeを見たり読んだりしていると、メルマガに月額880円(年間だと10560円だ)払ってまで得たい情報か疑問に思えたからだ。
コンテンツが薄い。
例えばとある週のメルマガの内容(コンテンツ)は以下の通り。
【今週の目次】
1.今週の一言
2.時事ネタオピニオン
3.ビジネスモデル教えちゃいます塾
4.近況報告
5.私のおススメレストラン
6.私のおススメデジタルガジェットコーナー
7.ホリエモンの言葉
8.書評コーナー
9.ホリエモンWITH
10.わらしべ企画
11.今週のお題
12.Q&Aコーナー
13.プレゼントコーナー
14.今週のメディアスケジュール
15.先週のHIU通信
16.読者さんからの感想
17.編集後記
18.Q&Aその他編
19.ロケット開発への道のり
初めてメルマガの目次を見た時は「内容盛りだくさんだなぁ~」と感じたが、数か月もすると内容が似たり寄ったりで飽きるのである。
「おススメレストラン」なんかもTERIYAKIに載っているお店が多いので、特に新鮮味に欠けます。
※TERIYAKIは堀江貴文プロデュースの本当に美味しいお店が探せる有料グルメサービスだが、根気強くリサーチすれば店名分かるんです。
コロナ疲れ。
新型コロナウイルスについて「三密なんか絶対満たさないゴルフ行くの自粛してる奴とか真性のバカでしょ」や「騒ぎすぎ」「不必要に怖がっている」など、コロナ禍で特にメディアに発言を取り上げられている。
「意見がぶれない」点はホリエモンの魅力でもあるが、今回のコロちゃん関連については譲歩しても良い気がする。
経済が回らないのも分かりますが、独自の見解を述べるよりも、今は助けを求めている人に手を差し伸べるのが大事。
Yahooニュースのホリエモンに対する悪意のあるような記事の取り上げ方も疑問だが、私がメルマガにお金を払う(応援する)ことに抵抗を感じたきっかけでもありました。
継続中のおすすめメルマガは?
私が現在購読しているメルマガは中島聡氏の『週刊 Life is beautiful』のみ。
中島 聡は日本のコンピュータ技術者、プログラマ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。現在はUIEvolutionのチーフソフトウェアアーキテクト。
マイクロソフトでWindows 95、Windows 98、Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトなどを務めた。
※Wikipediaより引用。
私の仕事柄(システムエンジニア)かなり役立つ情報が満載で、まさに目からウロコだ。
中島氏の論理的な考察方法や現在手掛けているプロダクト、アメリカの現状などエンジニアにとってかなり濃密な情報が凝縮している。
メルマガの一部を掲載。
出典を明確にすればメルマガの一部をブログに引用することができるので、今日はその一部を紹介。
読者の質問コーナーの回答を見てみよう。
※週刊 Life is Beautiful 2020年5月5日号より転載
[質問1]
昆虫の飛翔メカニズムに興味があり、エンタメ用途(ペット的な)での昆虫型飛翔ロボットを開発し、販売したいと夢見ております。
昆虫が好きでもいろいろな事情で飼うことが難しい人々に、新しい楽しみを提供できると考えています。具体的には手のひらに乗るくらいのイメージで、自律的に飛んだり、物にとまったりするようなものを想定しています。
仕事上でのロボット開発の経験はありませんが、オンライン学習UdacityのRobotics Software Nanodegreeを最近修了しました。
チャレンジとしては、
・飛行制御アルゴリズム(センサーフュージョン?)
・インテリジェントな行動制御(自律飛行?)
・HW/SW設計
・エンタメ要素の企画
・資金調達
など山積みですが、中島さんであればどこから手を付け始めますか?例えば、以下のようなアプローチが考えられます。
・飛行制御のためのシミュレータ開発
・ハードウェアプロトタイプ開発
・まずは自作ドローン制作
・ニーズのリサーチアドバイスいただけると幸いです。
この質問に関しての中島氏の回答は…
私であれば、まずは「この会社は何のために存在するのか」という軸足を定めます。「エンタメ用途での昆虫型飛翔ロボット」は、What (何を提供するのか)でしかなく、Why(何のための会社なのか)が明確でないまま始めると、ブレやすいし、資金や優秀な人材を集めるのが難しくなります。
例えば、Why が「技術を使って人々の心を癒す」ことにあるのであれば、 「昆虫型飛翔ロボット」の開発が現実的なものになるまで、AIBOのような「犬型ロボット」でまずは市場に参入する、などの戦略も取れると思います。
逆に、「小型飛翔ロボットを活用して、社会をより良いものにする」のが会社の目的であれば、「エンタメ用途」が果たして、最初の製品として正しいのかどうか、それよりも、農業への活用の方がニーズも市場規模も明確なので、資金集めがしやすいのか、などの議論も出来ます。
大切なことは、10年〜20年ぐらいの長期的展望で、まずは「大風呂敷」を広げることです。そこからスタートして、「まず最初に何を作ろう」「どんなチームを作ろう」っと考えるべきなのです。会社作りとは、そうあるべきなのです。
このように毎週数個の質問に丁寧に回答してくれます。
この人の文章には熱意や親切さを感じるし、文字数なんて気にならないくらい価値ある言葉です。
以上、『私が定期購読しているメルマガ』をピックアップしました!
質の高いインプットを増やすと、間違いなく自分の血や肉になっていると実感します。
「最近テレビやYoutubeがつまらないなぁ」と感じている人は、刺激を求めて興味のあるメルマガ購読をおすすめします。
ちなみにホリエモンは高城剛、勝間和代、藤沢数希、上杉隆、津田大介、
興味のある方は是非チェックして見よう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
16年勤めた会社を辞め、転職した記事の詳細👇