『残雪期に登れる雪山!幌天狗(ぽろてんぐ)登山』をピックアップ!
登山道がほとんどない豪雪地帯の増毛山地に位置する標高1222mの幌天狗。
主峰・暑寒別岳の南側に連なる群別岳を見るために幌天狗に登りました。
本記事では早春の幌天狗登山の様子を詳しく紹介。
Youtube動画もUPしているので、登山好き&スノーハイク好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『幌天狗・登山口&駐車場の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
幌天狗の登山口アクセス。登山口・駐車場は?
幌天狗や群別岳の登山口は幌川沿いにある「きむら果樹園」を目指します。
私は間違って善盛園方面に行ってしまったので注意です。
数台停められる駐車スペース。
札幌から車で1時間半ほどで到着。
幌天狗の登山時間と難易度。
群別岳を見に幌天狗(標高1222m)へ!アクセスと駐車場は? / ミッチー🏃♂️🏔さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した登山口~幌天狗~登山口は「16㎞・約6時間」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースはやや速めです。
ザックリした登山タイム詳細は
「登山口出発 AM6:40~幌天狗山頂PM10:10~登山口PM12:40」です。
冬の登山難易度は中級レベルだと思いますが、冬山は滑落リスクが高いので注意。
登山道が明瞭じゃない箇所がほとんどなので、ルートファインディングが必要です。
ヒグマの山域!冬山登山の服装(装備)は?
私の登山装備は以下の通り。
・厳冬期用登山靴
・アークテリクス ウィンドシェルジャケット
・ミレー登山ウェア上下
・モンベル・バラクラバ
・冬山用ストック
・ゲイター
・MSRスノーシュー・ナイキ・ランニング手袋 + TEMRESグローブ(WINTER01)
4月でしたが厳冬期用の装備で臨みました。
群別岳まで行かれる方はピッケル、アイゼン必要かと思います。
天気のいい日はサングラス、日焼け止めも必須。
熊目撃情報が多い山域なので、熊鈴は2個、ラジオも携帯しました。
ソロ登山だとかなり不安です(^^;
装備の詳細はブログで紹介してます。
残雪の幌天狗へ。登山コースの様子。
朝三時に起きて札幌から浜益方面へ。
増毛山地が雪を被ってる様子が確認できました。
浜益の群別は祖父母が住んでいたこともあり、なじみ深い土地です。
不安で歩きづらい登山道を行く。
雪解け中の登山口からスタート。
既に熊が出そうな雰囲気がプンプンする…。
道が不明瞭なのでGPSの地図でよく確認しながら進みました。
登りはじめは倒木や笹薮が多くありかなり辟易。
夏場だとさらに鬱蒼とするんだろうなぁ。
長い白樺並木をひたすら進む。
山腹を抜けると白樺並木をサクサク進む。
新しめのスノーシューの跡があり、ずっと辿っていきました。
振り返ると石狩の山並みが見えて爽やかな気持ちになる。
強風の中、幌天狗山頂を目指す。
正面にまあるい幌天狗が見えた。
山頂からスキーヤーが降りてきた。
雪解けと強風で斜面が硬いシャーベットのような感じ。
厳冬期登山靴でアイゼンは使用しませんでしたが、アイゼン使ったほうが楽だったかも。
黄金山もカッコいい山容です。
一本松と札幌のパノラマの幌天狗山頂!
やっと幌天狗の山頂に到着!
特に山頂標識はなかったです。
目を凝らすと百名山・利尻富士も見ることが出来た。
下山もなかなか大変。
下山時は雪解けの踏み抜きがあり四苦八苦。
熊みたいな岩に焦りました。
日焼け止めを塗らなかったので日に焼けました(^^;
釣り場の確認、ランチと日帰り温泉は?
登山後に漁港へ寄り道。
いつもより釣り人が多く賑わってる。
みんなクーラーボックスにホッケをパンパン詰め込んでました(^^;
こんな釣り堀状態初めてみました。
私はナイフやロッドが無かったので釣らず。惜しい気がしたけどね。
みさき食堂と浜益温泉。
帰りに「浜益・みさき食堂」によって、刺身定食(1500円)を食べました。
その後は浜益温泉でゆったり~サウナ三昧。気持ちえぇ~。
Youtubeを見ると雪山の様子がよく分かるので必見(^^;
https://youtu.be/offCpSYpZas
以上、『残雪期に登れる雪山!幌天狗(ぽろてんぐ)登山』をピックアップしました!
冬山登山は景色が素晴らしいですが、経験者やグループで登り、安全に冬山を楽しみたいものです。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!