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ピッケルは短いほうがいい?適正な長さ・選び方は?グリベルをレビュー

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『ピッケルの適正な長さ』で雪山登山をより安全に楽しもう!

雪山登山の必需品であるピッケル。その長さは安全性や使いやすさに大きく影響します。

本記事では グリベルのピッケルの仕様から適正な長さまで詳しく紹介。

YouTubeでリュックへの取り付け方も記載してるので、山好き必見の内容です。

まずは『グリベル ピッケルの役割・機能』から見ていこう(^^)/

ピッケルの役割・機能を確認。

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ピッケルの役割は、雪山登山の安全を確保することです。主な役割は以下の3つ。

1.バランス保持
ピッケルを杖のように使って、雪面を歩く際のバランスを保持します。特に急斜面では、ピッケルが転倒防止に有効です。

2.手がかり・足がかり
急斜面を登ったり降りたりする際に、ピッケルのピックやブレードを雪面に突き刺して、手がかりや足がかりとして使います。

3.滑落防止
バランスを崩して滑落した際に、ピッケルを雪面に突き刺して、滑落を停止します。

雪山登山を計画している場合は、ピッケルの正しい使い方を学んでから登山に臨みましょう。

様々な種類があるピッケル。

ピッケルの種類は大きく分けて、縦走用とアイスクライミング用があります。

縦走用は雪山の一般的な登山に適したピッケル。

アイスクライミング用は、氷壁を登るためのピッケルです。

スノーアックスは力が最適に伝達されるようにシャフトにカーブがついてます。

ピッケルを選ぶ際には、使用目的や自分の体格に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。

ピッケルの主な使い方。

以下に、ピッケルの使い方の基本を挙げます。

・登り:ピッケルのピックを前に、ブレードを後ろに持って歩きます。

・下り:ピッケルのピックを後ろに、ブレードを前に持って歩きます。

・滑落停止:バランスを崩したら、素早くピッケルを雪面に突き刺します。

上り下りで尖った部分(ピック)とブレードの向きに気をつける

上り下りで尖った部分(ピック)とブレードの向きに気をつける

「冬の登山=10本爪以上のアイゼン&ピッケルが必要!」と決めつけるのではなく、簡単に登れる低山で寒い時期の登山に慣れるのも大事。

スノーシューとストックだけでも雄大な雪景色が楽しめる山は多いです(雪庇には要注意ですが)。

スノーシューとストックで登った札幌岳

スノーシューとストックで登った札幌岳

参考までにピッケルなしで登った札幌周辺の冬山👇

冬山におすすめ!Grivel ピッケルの仕様。長さは?

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2021年に秀岳荘で購入したグリベル ピッケル(60㎝)。

店頭で¥14,000くらいでした。今では値上がりしてる可能性が高いです。

グリベルはどこの会社?

グリベルは、イタリアのクライミングギアメーカーです。

1818年に設立され、約200年の歴史を誇ります。

アイゼンやピッケルをはじめとする登山用品は世界トップクラスの地位を確立しており、多くのトップクライマー、アルピニストが信頼を寄せ愛用するブランドです。

12本爪アイゼンもグリベルを愛用

12本爪アイゼンもグリベルを愛用

ピッケルの外観の様子

高度のある場所でピッケルが離れて落ちないように繋ぎ止める紐(リーシュ)が付いてます。

シャフトは少しカーブがあった方がいいかなと思ったが、秀岳荘の店員さん曰く真っすぐでも変わらないようなのでストレートシャフトにした(登りたい山にもよる)。

真っ赤なシャフトがカッコいい

真っ赤なシャフトがカッコいい

滑りにくいグリップにグリベルのマーク

滑りにくいグリップにグリベルのマーク

リーシュに石突保護のゴムが付いてます

リーシュに石突保護のゴムが付いてます

鋭利なスパイク(石突)

鋭利なスパイク(石突)

素材:ヘッド/炭素鋼、シャフト/アルミ
サイズ:シャフト長/66cm
重量:545g(66cm基準)
仕様:S.A.シャフト、スタンダード肉厚型石突付き
付属品:ヘッドカバー、リーシュ

ピッケルの長さは?

ピッケルの適正な長さは身長の35%程度、もしくは腕と同じ長さと言われています。

身長170cmの男性の場合、ピッケルの長さは約60cmが目安。

※身長から110cm引いた長さという計算の仕方もあります。

長すぎると取り回しが悪く、短すぎると滑落時に支えが効きません。

「短いほうがいい」という意見もありますが。ピッケルの適正な長さは以下のような条件を考慮して決めるとよいでしょう。

・身長
・使用する山の傾斜
・登攀的なルートに行くかどうか

身長 適正な長さ
160cm 53cm~55cm
170cm 55cm~60cm
180cm 60cm~65cm

身長170㎝の男性に合うピッケルの長さ。

身長168㎝の私が60㎝のピッケルを合わせた様子です👇

身長168㎝の男性とピッケル(60㎝)

ピッケルは、雪のない地面で使うストックより短くするのがポイント。

具体的には、身体の横で持ったときに、シャフトの先がくるぶしくらいになる長さが理想といわれています。

シャフトの先がくるぶしくらいになる長さが理想

シャフトの先がくるぶしくらいになる長さが理想

写真はランニングシューズを履いてますが、実際に厳冬期登山靴を履いてみるとピッケルが短く感じる。

登る山によってピッケルの使い勝手が変わるので難しい買い物ですね(^^;

実店舗で長さを試してみるのがおすすめ

実店舗で長さを試してみるのがおすすめ

十勝岳にてピッケルを使用。

実際に残雪期の十勝岳でピッケルを使用。

山腹はスノーシューとトレッキングポール、山頂付近の急登でピッケルが役立った。

スノーシューをデポしてピッケル使用

スノーシューをデポしてピッケル使用

ピッケルを使用して登った様子は動画で確認できるかも👇

ピッケルをリュックに取り付ける方法。

公共交通機関で移動時はピッケルの持ち歩きに注意しよう。

リュックのサイドにピッケルを付けた

リュックのサイドにピッケルを付けた

リュックに取り付ける方法

  1. ピッケルのピックをピッケルホルダーのループに通す。

  2. ピッケルをピックの根元までピッケルホルダーに挿入する。

  3. ピッケルをピッケルホルダーのストラップで固定する。

ブレードをリュックのループに通す

ブレードをリュックのループに通す

ストラップホルダーでグリップを固定

ストラップホルダーでグリップを固定

取り付け方は動画で見たほうが分かりやすいです👇

以上、『ピッケルの適正な長さ』をピックアップしました!

あなたもグリベルのピッケルで安全に登山をしてみてはいかがでしょうか?

春、秋、冬に役立つブラックダイヤモンドの手袋はこちらで紹介👇

他にもアウトドアグッズをレビューしているの参考までに👇

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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冬山で着用しているのはミレーのハードシェルです。

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