『11月下旬 積雪期の谷川岳へ日帰り登山』をピックアップ!
2023年11月、日本百名山・谷川岳(たにがわだけ)へ電車とバスで訪れました。
日本三大急登の西黒尾根を登り、標高1,977mの山頂へロープウェイなしで日帰り登山。
本記事では、積雪期の谷川岳登山の様子をYoutubeも交えて詳しく紹介。
まずは『土合駅からのコースタイム』を見ていこう(^^)/
※登山道や山小屋の状況は季節やその年によって変わります。出かける前には必ず最新の情報をご確認ください。
この記事の目次
11月 谷川岳登山の時間と難易度。
11月下旬 電車・バスで積雪の谷川岳へ。登山装備は? / ミッチー🏃♂️🏔さんの谷川岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した縦走のタイムは「6時間26分(休憩55分)12.3km」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースは速めです。
ザックリした登山タイム詳細は「土合駅出発 AM8:40~西黒尾根登山口 AM9:08~ザンゲ岩 AM11:40~谷川岳トマの耳 PM12:00 ~谷川岳オキノ耳 PM12:10 ~天狗の留まり場 PM13:15 ~熊穴沢避難小屋 PM13:30 ~土合駅 PM15:06」です。
積雪期は登山難易度は中級者以上かなと思います。
谷川岳は毎年死亡事故が発生しており、天候が大変変わりやすいエリアです。
土合駅は標高668m、西黒尾根登山口は標高804m。
谷川岳の標高は1,977mなので、ロープウェイ、バスを使わない場合、土合駅からの標高差は1300mだ。
※ロープウェイありの場合、標高差は673m。
谷川岳山域の地図があれば便利です👇
登山の服装(装備)は?熊はいる?
谷川岳周辺は熊の目撃情報が多いので注意。熊鈴、熊スプレーはあったほうがいいです。
私の服装は日帰り登山で45ℓリュックを使用。
11月の登山装備は以下の通り。
・45Lリュック
・マウンテンイクイップメントロングパンツ
・タイツ
・NIKEアンダーシャツ
・マーモットロングシャツ
・ミレーあみあみ
・チェーンスパイク
・ミレーハードシェル
・手袋(未使用)
・日焼け止め
・サングラス
・熊鈴
・熊スプレー
・帽子
装備の詳細は全てブログで紹介してます。
新幹線と電車で土合駅へ。谷川岳のアクセスは?
前日に新潟駅近くのスーパーホテルに泊まり、早朝に新幹線で越後湯沢駅へ移動。
上越線に乗り換えて土合駅で下車。
土合駅と言えば日本一の「もぐら駅」と呼ばれるので、トンネルを期待していたが、水上行は地上駅だったのでトンネルが見当たらなかった。拍子抜け~(^^;
バスや車で訪れる場合は?
東京方面から公共交通機関で訪れる場合は、上毛高原駅からロープウェイ行きのバスがあるので便利です。
車の場合、谷川岳ロープウェイに駐車場あり。
1000台収容の立体駐車場の入口は1階(高さ制限210cm)と6階(高さ制限240cm)にあり、駐車料金は乗用車500円(スキーシーズンの土日祝日は1000円)。
11月 積雪期の谷川岳 西黒尾根のルート詳細。
谷川岳ロープウェイは2023年11月13日~11月30日まで運休。
西黒尾根を登って谷川岳へ。
西黒尾根はきつい?水場は?
車道をてくてく登ってくと谷川岳山岳資料館がある。
トイレや休憩所があった。
さらに歩くと西黒尾根の登山口に到着。
日本三大急登!危ない鎖場の様子。
日本三大急登とは…
①北アルプス裏銀座の烏帽子岳に登るブナ立尾根
②谷川岳に直登する西黒尾根
③南アルプス北部の甲斐駒ヶ岳に登る黒戸尾根 と言われている。
足を滑らせぬようにゆっくり確実に進む。
日本三大急登と言えども、よくある登山の急登って感じ。
雪が増えるとチェーンスパイクを装着。
標高1400mを越えたあたりから岩稜帯となり、3箇所の鎖場が続きます。
長い鎖場も数か所あり、なかなか腕力を使う。
ラクダのコブ~コル~ザンゲ岩の稜線。
ラクダの背から下れば、厳剛新道との合流地点であるラクダのコルに到着。
トレース(雪の足跡)があったので体力使わず進めたが、トレースなしだとかなりきついだろうな。
風はほとんどなく穏やか。
雪が解けるくらいやや暑い1日だった。
帰りに撮った西黒尾根の稜線はこちら👇
肩の小屋から山頂へ。
岩場では黄色マーカーを目印に進む。
ザンゲ岩を越えると肩の小屋が近い。
谷川岳山頂 トマの耳とオキの耳。
正午に谷川岳山頂・トマの耳に登頂(標高1,963m)。
トマノ耳は利根地方で手前の出入口を意味する「とまくち」に由来し、手前の耳を意味します。
トマの耳から10分ほどでオキの耳(1977m)へ。
見晴らしがよくて気持ちの良い山頂だった。
ちなみに「オキ」は奥を意味するそうだ。
山頂から崖の下をのぞくと背筋が凍りそうだ(^^;
天神尾根で下山。
帰りは天神尾根を通って下山。
雪と岩が混ざり危ない登山道だった。
水上駅で日帰り温泉。バス・新幹線で帰宅。
土合駅前からバスに乗り、水上駅へ。
水上駅から徒歩6分くらいでお宿・松葉屋で日帰り入浴(800円)。
無色透明で肌に良さそうな泉質。
浴場ですってんころりんとこけてしまった。登山より危ない(^^;
水上駅でバスに乗って上毛高原へ。新幹線で東京に帰りました!
Youtube動画では谷川岳登山の様子がわかるので必見です。
以上、『11月下旬 積雪期 谷川岳へ日帰り登山』をピックアップしました!
世界一の死者数の谷川岳ですが、見晴らしがよく素敵な日本百名山でした。
あなたもぜひ谷川岳へ訪れてみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
他には北アルプスの百名山も登っているので、読んでみてくださいね♪
空木平避難小屋、駒峰ヒュッテの様子はこちら👇
檜尾小屋の様子はこちら👇