『油絵の初期費用と必要アイテム』をピックアップ!
古典絵画の印象が強く、一見敷居が高そうに感じる「油絵・油彩画」。
様々な技法がありとっつきにくい面もありますが、発色が鮮やかだし乾きがゆっくりしているので自分のペースで描けるメリットもあります。
本記事では「油絵を始める際の初期費用」詳しく紹介。
アート好き&ものづくり好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『油絵を手軽に始めるための初期費用』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
油絵の初期費用。油彩画制作に必要なものは?
描く絵の大きさにもよりますが、油彩を始める際の初期費用は「15,000円~20,000円」くらいだと思います。
※張りキャンバスF20号(727×606mm(厚さ20mm))の場合。
内訳の詳細を見ていきましょう。
油絵はお金持ちの趣味?初期予算の内訳。
初めて油絵に取り組む方は「油絵具セット」がお買い得です。
油絵セット | 6,000~10,000円 |
イーゼル | 5,000円 |
キャンバス(F20号) | 2,500円 |
合計 | 15,000~20,000円 |
0号サイズなど小さな絵はイーゼルが無くても描けると思いますが、イーゼルがあれば描くストレスが減ると思います。
イーゼルは折りたたみが使い勝手が良くて◎!
油絵セットではなく自分で選択したい場合の予算。
油絵具の道具はひとつひとつこだわりたい方のための予算をざっくりまとめました👇
約18500円くらいに収まると思います。
油絵具 | 5,000円 |
画溶液数種類 | 1,500円 |
パレット | 500円 |
絵筆・刷毛 | 2,000円 |
油壺 | 500円 |
クリーナー | 1,500円 |
イーゼル | 5,000円 |
キャンバス | 2,500円 |
合計 | 18,500円 |
油彩絵具は一式セットで買うと高価。
例えば「緑色」で塗りたい場合は「青 + 黄」の絵の具で作れるので、自分が欲しい色を買うという手もあります。
余談ですが「チューブ絞り器」があれば日常生活でも使えます。
日曜画家の私が使用しているおすすめアイテム。
私が油彩画制作で使用しているグッズを紹介します!
筆を洗うグッズはコレ!
油絵具の汚れはべとべとするのでしっかりメンテナンスしておきたい。
油絵は筆の洗いかたはこちら👇
①使用済みの布で絵具をふき取る
②油彩用のブラシクリーナーで洗う。
③ぬるま湯でシャンプー・リンスする。
④風通しの良いところで乾かす。
③のシャンプーリンスはメジャーな方法ではないが、筆のコシが良くなる気がします。
油壺は安いのでOK!
私が使用している油壺は「丸善 ラゾーナ川崎店」で購入。
300円くらいでした。
油断するとべとべとして使い物にならなくなるので、安い製品がおすすめです。
画溶液の種類。
油絵は描き進めるに従い、揮発性油の配分を「多→少」にしていきます。
※絵具のひび割れを防ぐためです。
溶液や配合は作品に与える影響が大きいので、使用用途をよく確認して使いましょう。
筆は沢山種類があるぞ。
豚毛の硬い筆から柔らかい筆までいつの間にか増えてる筆たち。
毛先がくたびれてきても、それなりに使い道があるので捨てずにいます。
ナイフや刷毛も作風によっては必需品。
パレットは使い捨てで十分。
学生時代は木のパレットを使用していたが、重いしメンテナンスが面倒。
使い捨ての紙パレットで十分です。
キャンバスは自分で作りたい方
キャンバスを自分で作りたい方は先述した初期費用プラス2万円くらい予算が膨らみます。
ロールキャンバス(1.4m×5.1m巻) | 14,300円 |
木枠 | 400~10000円 |
ガンタッカー+キャンバス張り器 | 5800円 |
下地材 | 1000円 |
合計 | 23,000円~ |
下地の作り方はこちら参照👇
私の住んでいる場所に良い画材屋が無いので「世界堂オンラインショップ」を利用しました。
買い上げ金額が8,800円(税込)以上の場合、通常配送料が無料なので便利。
Youtubeでは私の制作工程が見れますよ~。
以上、『油絵の初期費用とおすすめ必要アイテム』をピックアップしました!
油絵の初期費用は2~5万円するのでお金持ちの趣味かと思われますが、冬山登山の初期費用に比べたらかわいいものです(^^;
あなたも油絵でアートライフを楽しみましょう(^^)/
アート関連の記事はこちらを参照です♪
私の絵の販売・紹介はこちら(^^)/
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!