『2022年 大門沢小屋テント場の様子』をピックアップ!
標高1776メートルにある森林に囲まれた山小屋・大門沢小屋。
2022年10月下旬は既に小屋が閉まっていましたが、テント場は水場もあって過ごしやすいキャンプ場でした。
本記事ではテント場のトイレの様子やテント泊で感じた様子をレビュー。
白峰三山縦走を考えている方必見の内容です。
まずは『大門沢小屋のアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
大門沢小屋の行き方、予約は必要?
私は広河原から入山して北岳へ。
2日目に北岳肩の小屋から大門沢小屋へ縦走しました。
奈良田からはコースタイム4時間半ほどで大門沢小屋に辿り着けます。
1日目の広河原~大門沢小屋までの様子はこちら👇
2日目の白峰三山縦走はこちら👇
2022年 大門沢小屋テント場宿泊。電波、売店は?
2022年のテント泊は事前予約は不要。
※白根御池小屋、北岳山荘のテント場は予約が必要。
電波は確認できませんでした(Softbank)。
しかしながら大門沢分岐点から小屋までの山腹ではdocomoの電波があるようです。

大門沢分岐点から下山したときに見た電波の案内
テント泊料金と水場・シャワー情報。
テント泊は1000円/1人。
冬季は無人なので料金の回収はしていない感じでした。
テントサイトは40張り可能です。
1泊2食(シャワー付き)9,500円/人
1泊2食9,000円/人
1泊1食8,000円/人
寝具付き素泊まり7,000円/人
素泊まり6,000円/人
幕営(テントサイト)1,000円/
人休憩(小屋内利用の方)500円/人
水場はテント場の近くにあります。

テント場近くの水場。冷えてめちゃくちゃ美味い
念のために浄水ボトルがあると良いです。
水が豊富なため温水シャワーも完備していました(冬季は使用不可)。

ハイカーには有難い温水シャワー
大門沢小屋 トイレの様子。
男性用小便器は外から丸見えでワイルド(^^;
大便器は板に穴が開いただけの和式スタイルでした(トイレットペーパーはない)。

冬季は2つだけ和式が開いていた。
不思議と臭いが気にならなかったのは時期が寒いからかな?
土曜日の大門沢小屋テント場。混雑具合は?
10月下旬、土曜日のテント場に辿り着くと誰もいない状態でした。
ひっそりとして少し怖い。
最終的にこの日はテント場は私含めて2張、避難小屋に数名泊まっていたようでした。
避難小屋の様子。
避難小屋をガラガラと開けると、木製のカプセルホテルのような作り。

避難小屋の内部

小屋内での飲食は禁止です
小屋全体の収容人数は100名らしいです。
テント場の様子。ペグは刺せる?
ペグは刺せる場所も多くあったが、抜き差しが面倒なので岩で固定した。
風は無風でしたが、油断せずにしっかり固定しよう。

山腹にある大門沢小屋。この日は山の陰はほぼ無風。

ペグダウンしやすい手ごろな石がいくつかある。
谷間から富士山も見えて、なかなか良いロケーションです。

中央に富士山

紅葉も楽しめました。

ひっそりとして落ち着くなぁ

夕飯は卵とチキンラーメン
大門沢小屋から見える星空。
周辺は森に囲まれていて不気味だけど、夜空は星がきれいだった。

キラキラ輝く10月の星空
10月の夜間、寝袋はNANGA630DX(冬山用シュラフ)。
ちょっと汗ばむくらいのシュラフ内の温度。
撮影機材はこちら👇
就寝グッズは以下の記事で紹介👇
奈良田へ下山。日帰り温泉は?
朝焼けと同時にテント場を出発。
奈良田駐車場8:40発のバスに間に合わうように計画しました。
道迷い注意。慎重に下山。
大門沢から奈良田への道はピンクテープを目印に進む。
途中で沢で迷い、足を沢に突っ込んでしまった(^^;
「この道は違うな。」と感じたら、元来た道を引き返すのがベストです。

バランス感覚がいる橋を渡る

躓かないように慎重に歩を進める

なんとか整備された場所まで下山。長かったー
奈良田からバスで広河原へ。
バス停で着替えてバス待ち。
奈良田にも日帰り温泉がありますが、営業開始してなかったのです。
紅葉が見事な道のりをバスで進みました。

南アルプスの紅葉。美しい!
広河原から乗合タクシーで芦安へ。
広河原から乗合タクシー(1500円)で芦安へ。
バスもあったけど乗合タクシーのほうが出発時間が10分ほど早かった。

芦安で下車。この観光案内所に温泉施設(南アルプス温泉ロッジ・白峰会館)がある。

ロッカーもある。無色透明な温泉でした。

風呂上がりの生ビール。最高

バスまでの時間が無いので、すぐできるカレー注文。
芦安からはバスで甲府駅へ帰りました。
Youtubeでは大門沢小屋・テント場の様子がチラッと登場します👇
以上、『2022年10月 大門沢小屋・テント場の様子』をピックアップしました!
大門沢小屋はロケーションの素晴らしいキャンプ場でした。
天候を確認し、しっかりした装備品で山行したいものです。
2日目の白根三山縦走はこちら👇
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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