『10月 浅間山(前掛山)日帰りピストンコース』をピックアップ!
活火山らしい荒涼とした砂と岩の世界が楽しめる浅間山(前掛山)。
噴火警戒レベル「1」では火口まで約500メートルの前掛山まで、小諸側からの入山が認められています。
本記事では、電車とバスを利用して日帰りピストンコースで巡った様子をYoutubeも交えて詳しく紹介。
登山好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『浅間山へのアクセス』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
浅間山登山口アクセス。駐車場は?
淺間山に公共交通機関で訪れる場合、入山ルートは主に2つ。
①高峰高原ホテル前(車坂峠)で下車。
②浅間山登山口で下車。
①は標高約2000m、日帰り温泉も近いので便利。
②の浅間山登山口の標高は1200m。日帰り入浴の出来る浅間山荘(天狗温泉)は標高1400m。登山口から山荘まで約4キロ歩きます。
ちなみに新宿~高峰温泉行き高速バスもあります。休日は渋滞に巻き込まれる可能性が高いですが…。
浅間山に車で訪れる場合。
高峰高原ビジターセンターの駐車場は収容台数約30台(営業時間8:00~17:00)。
※営業時間外は高峰マウンテンパークの駐車場を利用しよう。
浅間山登山口の火山館コース駐車場は、民有地なので有料駐車場のみのようです。
2022年 公共交通機関(電車+バス)で車坂峠へ。
私は佐久平駅まで新幹線、佐久平駅(蓼科口3番のりば)から登山バスで車坂峠へ向かいました。
バス乗る前に運転手に降り場を伝えて精算(現金)。
佐久平駅~高峰高原ホテル前は1400円でした。
10月 浅間山登山時間と難易度。最短ルートは?
最短ルート・車坂峠から浅間山(前掛山)へ。日帰り温泉は? / ミッチー🏃♂️🏔さんの前掛山・車坂山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した車坂峠登山口~浅間山ピストンコースは「4時間30分(休憩時間20分)11.7km」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースは速めです。
このルートが浅間山への最短ルートです。
ザックリした登山タイム詳細は「車坂峠出発 AM9:40~浅間山(前掛山)PM12:00~車坂峠PM14:07」です。
バスの運行本数が少なく、日帰り温泉も入りたいので小走りで登山しました(^^;
登山難易度は初心者、中級者向き以上だと思いますが、滑落事故も発生しているので油断禁物。
途中水場は無いので、夏場は熱中症にも注意です。
浅間山山域の地図があれば便利。
登山の服装(装備)は?ヘルメットは?熊はいる?
私の登山装備は以下の通り。
【行動着】
・SALEWA登山靴
・ナイキ長袖+マーモット長袖、お鉢でアークテリクス ウィンドシェル
・タイツ+ソフトシェルパンツ
・ブラックダイヤモンドzポール
・ブラックダイヤモンド手袋
【その他】
・45Lリュック
・熊鈴
浅間山エリアは熊が出没するので熊鈴は持参しましょう。
熊目撃情報もあるようです。
ヘルメットは荷物の都合上持ちませんでしたが、身に着けている方は多くいました。
落石が発生しやすい個所もあるので、荷物に余裕のある方はヘルメットを推奨します。
装備の詳細は全てブログで紹介してます。
噴火警戒レベルに注意。
2022年10月の浅間山は噴火警戒レベル1でした。
事前に気象庁のホームページで噴火警戒レベルをチェックしておきましょう。
てんくらA!浅間山登山コースの様子。
北陸新幹線で佐久平駅で下車しバスに乗り換え。
土曜日のバスの乗車人数は27人くらいでした。
紅葉の軽井沢。バスで高峰高原ホテルへ。
帰りのバスは乗車しきれない可能性ありとバスのアナウンスがあるが、帰りは大型バス2台で運行していたので乗ることが出来た。
高峰高原ホテル前まで1時間ほどかかりました。
途中下車して写真を撮りたくなるほど紅葉がきれいでした。
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高峰高原ビジターセンターから出発。
高峰高原ビジターセンターでトイレを済ませて登山準備。
10月下旬は朝方はかなり冷え込むので手袋必須でした。
まずは標高1973mの車坂峠から、車坂山へ。
足元は凍って滑りやすいので登山ストックが役立った。
チェーンスパイクは持参したが、この日の登山では使用なし。
ハイカーが思ったよりも多く、1週間前に登った南アルプスの静けさを懐かしく思う。
浅間山の雄大な景色とトーミの頭の由来。
登山開始から1時間ほどで視界が開けて浅間山と対面!
ダイナミックな山容が断崖に囲まれて、ずっと見ていたくなる景色でした。
「トーミの頭」の名前の由来も調べたところ、遠くまで見えることから「遠見(とおみ)」→「トーミ」になったそうだ。
スームレンズに交換して写真撮影を楽しむ。
浅間山の山頂が見えたところで気合いを入れて進む。
トーミの頭から危ない登山道。
黒斑山方面へ行きたかったが、バスの乗車時間に間に合わないので湯の平へ下る。
標高差300mを一気に下るので怖い。
横を見るとトーミの頭がシルエットになっていてカッコいい。
前掛山へひたすら登る。
湯の平を過ぎてからは浅間山の斜面をひたすら登ります。
久しぶりの日帰り登山装備で荷物が軽かったので軽快に登れた。
山に登り慣れていない方はつらく感じると思います(夏は特に!)。
YAMAPで立入禁止ゾーンに入ってる人を見かけますが、災害対策基本法に基づく立ち入り制限に従わなかった場合には、10万円以下の罰金または拘留の罰則が適用されます(災害対策基本法106条2号)。
火山シェルターの周りで多くのハイカーが休憩してました。
お鉢では風が強く吹いていたので、アークテリクスのウィンドシェルを着用。
浅間山(前掛山)山頂と下山。
お鉢をてくてく歩くと浅間山山頂に到着。
浅間山本峰が立ち入り禁止の為、前掛山を山頂としています。
淺間山って近くで見ると笑って見える。
山頂からは苦労して下山してきた断崖が見えます。
帰り際、間近で見ると面食らう。
日帰り温泉と夕飯
無事下山が完了して、日帰り温泉は高峰高原ホテルのこまくさの湯へ。
内湯のみのシンプルな温泉だったが、佐久平方面が見下ろせる気持ちのいいお風呂でした。
バスまで2時間ほどあるのでゆっくり休憩。
晩飯は佐久平駅で信州そば。
翌日に四阿山に登るため、佐久平駅前の東横インで1泊。
旅行者支援のクーポンを貰ったので、駅前にあるそばダイニング 上仲屋で夕食をとった。
予約をしてないので30分くらい店内で待った。
Youtube動画では紅葉シーズンの浅間山登山の様子がわかるので必見。
以上、『10月 浅間山(前掛山)日帰りピストンコース』をピックアップしました!
次回は四阿山登山の様子をピックアップします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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