『2023年7月 双六小屋キャンプ場の様子』をピックアップ!
新穂高温泉方面の小池新道と、笠ヶ岳からの稜線ルートとの交差点となっている双六小屋。
7月中旬にテント泊で1泊して感じた様子をまとめました。
黒部五郎岳、双六岳、鷲羽岳など多彩なルートの分岐点に位置しているので、北アルプス縦走したい方必見の内容です。
まずは『双六小屋のアクセス』から見ていこう(^^)/
※登山道や山小屋の状況は季節やその年によって変わります。出かける前には必ず最新の情報をご確認ください。
この記事の目次
双六小屋の行き方、予約は必要?
双六小屋は新穂高温泉からコースタイム7時間半ほど。標高は2547m。
双六岳の標高は2860mあり、小屋から1時間10分ほどで行けます。

双六岳の麓に双六小屋とテント場がある
テント場利用時は受付をしよう。
山小屋でテント泊の受付をしました(テント場は2000円)。
テント泊の場合、7月の3連休は繁忙期だったので予約必須。
Webから予約できたので便利です。
2021年に山小屋泊した様子はこちら👇
2023年開設期間
7/10~10/20(予約制です)
・宿泊料金
1泊2食付
14,000円(税込)
1泊夕食付
12,600円(税込)
・お弁当
1,400円(税込)
※ご宿泊以外の場合は、1,800円(税込)
・素泊まり
9,500円(税込)
※小屋内に自炊スペースありません(お湯は提供させて頂きます)・個室
宿泊料金
※個室は2食付き(夕食+朝食またはお弁当)のセット料金になります。
■ 個室(2名)
お1人様 17,000円(税込)
■ 個室(2~3名)
2名様ご利用時
お1人様 19,000円(税込)
3名様ご利用時
お1人様 16,000円(税込)
■ 個室(4~5名)
4名様ご利用時
お1人様 16,000円(税込)
5名様ご利用時
お1人様 15,000円(税込)
■希望個室について
6名様以上や1名様、個室が満室の場合等に「希望個室」として承ることができます。一般室でのご予約時に「希望個室」を選択してください。
※希望個室は、ご宿泊日当日の状況によってご用意できない場合があります。(当日に山小屋の受付での確認になります)
※ご用意できた場合は、1部屋5,000円(税込)、2段ベッドタイプの1名様半個室は1,000円(税込)のお部屋代が宿泊料金とは別に必要です。
キャンパーの水場やトイレはどこ?
水場はテント場から歩いて1分ほど。
双六岳の登山口付近にあります。

双六小屋の水場

トイレも水場近く。
トイレ大は複数あり、洋式でした(比較的きれい)。
※ペーパーは流さずにごみ箱に捨てること。
朝の混みあう時間でもタイミングが合えば並ばずに利用できる感じ。
連休の双六小屋テント場の混雑具合・電波はある?
上の写真は連休(月曜)17時くらいに撮影。張数は100ほど張れるようだ。
電波は双六小屋はdocomo、ソフトバンクが繋がりました。
繋がらない場合は樅沢岳方面へ数分ほど登った山腹で繋がる可能性が高いです。
おすすめのテント設営ポイント。ペグは打ちやすい?
テント場は展望の良い「人通りの少ない端」がベスト。
トイレ・水場がやや遠くなるけどね。
双六小屋は食事も充実。
上の写真はカルビ丼1200円。
ラーメンやカレーも人気のようでした。

酎ハイは自販機で500円
ちなみに2021年に山小屋泊でいただいた夕飯はこちら👇

充実してる山小屋の夕飯

2021年時点の売店の値段
双六池付近はお花の写真スポット。
テント場から近い双六池。湖面がきらりと光って神秘的だ。
イワカガミやハクサンイチゲ、ツガザクラなど見頃でした。

ハクサンイチゲのお花畑でした
夏の就寝時の様子。
シュラフは夏山用シュラフを使用。
ダウン上のみを着用したが、夜明け時は足元が少し寒いくらいでした。

夏山用シュラフでソロキャンプ。足元が少し寒い
混雑時は耳栓・アイマスクは常備しておきたいところ。
就寝グッズは以下の記事で紹介👇
今回の縦走で虫コナーズを持参したが、テントに寄ってくる虫には効かなかった。

虫コナーズはテントに寄ってくる虫に効かない。油断すると蚊に刺される
日本百高山・樅沢岳(もみさわだけ)へ。
双六小屋から標高差200mくらい、歩いて35分ほどで樅沢岳に行けます。

樅沢岳の山腹から撮影。
標高2755mの樅沢岳から鷲羽岳、祖父岳、野口五郎岳など見渡せた。

樅沢岳から鷲羽岳を眺める
双六小屋のテント場から見える星空とご来光。
テント泊当日は雲が多くてあまり期待してなかった星空。
22時くらいにふと目が覚めて夜空を見上げると星がきれいでした。

双六小屋のテント場から撮影した星空

天の川も良く見えた。
撮影は地面にカメラを置いてリモコンでシャッターを切る。
レンズなど詳細はこちらに書いてます👇
朝日とモルゲンロートを堪能。
モルゲンロートは4時48分くらいに楽しめた。
表銀座からピカーンと朝日が昇ってくる。

双六小屋から見えるご来光

小屋にご来光を見る人の影。

鷲羽岳はシルエットのようになってた

テント場からもモルゲンロートが見える。右奥は笠ヶ岳だ

イワツメクサが朝日に照らされる

さぁ出発だ
Youtubeでは双六小屋キャンプ場テント場の様子がわかります👇
以上、『2023年7月 双六小屋テント場の様子』をピックアップしました!
星空からご来光まで楽しめて満足感のあるテント場でした。
北アルプス縦走時に利用したい山小屋です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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