『8月中旬 日本百名山 鳥海山へ山小屋泊ピストン登山』をピックアップ!
秋田県と山形県にまたがる鳥海山(ちょうかいさん・別名「出羽富士」)。
日本百名山に選定されており標高2236mあります。
本記事では8月中旬の鳥海山登山の様子をアクセス情報・Youtubeも交えて詳しく紹介。
登山好き必見の内容をお届けいたします。
まずは『鳥海山・登山口&駐車場の行き方』から見ていこう(^^)/
この記事の目次
鳥海山の登山口アクセス。登山口・駐車場は?
私は象潟駅から乗合タクシーで鉾立に訪れたので駐車場を利用しませんでしたが、鉾立には広い駐車場がありました。
天候にもよりますが、休日の午後には満車状態だったので、登山者の方は早めに来たほうが無難です。
2022年 公共交通機関(バス(乗合タクシー))で鉾立へ。
特急いなほで新潟駅から象潟駅へ。
象潟駅からは乗合タクシー(予約制・片道3000円)で鉾立山荘へ向かいました。
乗り合い登山バスの予約はWebからできるので便利です。
鉾立山荘に前日泊。
土曜日は雨だったので登山はせず、鉾立山荘に宿泊。
日曜日の日の出前から登山を開始しました。
鉾立山荘の詳細はこちらの記事で詳細を書いてます。
8月中旬 鳥海山登山時間と難易度。最短ルートは?
象潟駅から鉾立山荘に前泊して鳥海山ピストンコース 。日帰り温泉は? / ミッチー🏃♂️🏔さんの行者岳(山形県)・鳥海山・文珠岳(山形県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私が山行した鉾立登山口~鳥海山コース(日帰りピストン)は「16㎞・約6時間50分(休憩時間50分含む)」。
※個人の体力差もあるので、タイムはあくまでも参考までに(^^;)。私のペースは速めです。
最短ルートは「湯ノ台口ルート」ですが、公共交通機関ではややアクセスしづらい。
ザックリした登山タイム詳細は「鉾立登山口出発 AM4:25~鳥海山山頂AM8:30~鉾立登山口PM11:10」です。
登山難易度は中級者向きだと思いますが、熱中症や滑落による事故に注意。
山頂付近の岩場はかなり危なく怖かったです。
私は日帰り装備でしたが、それでも急登がきつい山行でした(^^;
鳥海山山域の地図があれば便利です。
鉾立コースのトイレの場所は?
鉾立ルートの場合、登山口、中間点(御浜神社)、山頂小屋(御室小屋)にそれぞれトイレがあるので安心です。
8月の登山の服装(装備)は?ヘルメットは?熊はいる?
私の登山装備は以下の通り。
【行動着】
・SALEWA登山靴
・ナイキ長袖+マーモット長袖
・マムートハーフパンツ+タイツ
・ブラックダイヤモンドzポール
【その他】
・85Lリュック
・ゲイター
・熊鈴
鳥海山山域はよく熊が出没するので熊鈴は持参しましょう。
ヘルメットは荷物の都合上持ちませんでしたが、心配な方は是非被っておきたい登山道でした。実際に山頂付近で被っている方も多くいました。
装備の詳細は全てブログで紹介してます。
鉾立から鳥海山へ。登山コースの様子。
朝3時に起床して4時半ごろ出発。
既に駐車場には登山準備している方が多くいた。
雨でぬかるんだ道を行く。
登山口のお掃除地蔵に挨拶をしていざ出発。
ナイトハイキングは久しぶりなのでやや緊張する。
前日にかなりの量の雨が降ったので、ところどころ水たまりが出来ていた。
賽の河原から神秘的な湖へ。
2022年はニッコウキスゲの当たり年だったようですが、8月中旬でも少しだけ咲いていた。
じわじわと明るくなる空を眺めながら進むと賽の河原に到着した。
賽の河原から御浜へ向かう道のりはガスってモヤモヤしていた。
御浜小屋で宿泊している人たちもおり、ぞくぞくと出発しているハイカーが出てくる。
御浜から少し歩くと神秘的な火口湖が現れた。
いよいよキツイ道のり。難易度が高い鳥海山。
朝日を正面に浴びながら、山のふもとに向けて歩を進める。
七五三掛(しめがけ)から分岐点となり、左折した(千蛇谷コース)。
七五三掛の語源を調べると「立ち入り禁止の土地」という意味らしい。確かに納得です。
岩場をよっせよっせ言いながら登ってくと、雲海と山並みが美しかった。
30mくらいある雪渓を横切りました。かなり滑るので恐い。
雪渓から山頂の御室小屋までの登りが長くて登りがいがありました(^^;
びっくり山頂に美術館⁉
なんとか御室小屋まで登ると山頂近くに「鳥海山美術館」がある。
気になったので入ってみた。
きつい登りが長かったけれど、山頂に向かう前に息を整えることが出来てよかった。
これまた驚くガレ場の山頂。
山頂トイレからの岩場に圧倒。
トレッキングポールをしまって、山頂に向かう。
ルートを見失いがちになるので、矢印をよく確認して進みましょう。
ルートを誤ると浮石や落石を発生させる恐れがあるので、油断できません。
今ここで地震が起こったら一巻の終わりだな…と思いながら進みました。
満足感のある鳥海山山頂!
7時半ごろに山頂(標高2236m)に登頂!
私のほかに2人くらいしかいなかったので、写真を撮っていただきました。
ぐるりと雲海に囲まれて気持ちのいい山頂でした。
七高山を経て外輪を下山。
天気が良ければ御室小屋に泊まる予定だったが、今回はスルー。
ここで泊まればご来光も楽しめただろうなぁ。
ややルートに迷いながらも、鳥海山の向かいにある七高山に登った。
外輪を通って下山するのだが、もう景色が良すぎて最高でした。
鳥海湖に寄り道して下山。
帰りは御浜は通らずに、鳥海湖方面へぐるっと迂回。
どうしても鳥海山と鳥海湖をフレームに収めたかったのです。
下山後の食事は稲倉山荘。日帰り温泉は?
下山後に稲倉山荘に立ち寄りきつね蕎麦を食べた。
日帰り温泉はねむの丘へ。
予約した乗合タクシーでねむの丘へ直行。
日本海がパノラマで見える温泉はこれまた素晴らしかった(90分450円)。
サウナもあるので疲れがとれます。
帰りの電車まで時間があるので、休憩室で30分くらい仮眠して、夕飯。
象潟うどんはちゅるちゅるの食感で美味かった。秋田県の郷土料理は興味深いものが多いなぁ。
めかぶも食べ応えある。おすすめです。
ねむの丘から象潟駅まではバスを利用して帰りました。
Youtube動画では変化に富んだ鳥海山登山の様子がわかるので必見です。
以上、『見どころ多い百名山 鳥海山(ちょうかいさん)登山』をピックアップしました!
天気も良かったので、鳥海山はすっかり大好きな山になりました。
残雪期やニッコウキスゲのシーズンにまた訪れたいものです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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