『ミラノ・ナヴィリオ運河(Naviglio Grande)』をピックアップ!
2019年7月に訪れたイタリア・ミラノ。
今回紹介するミラノの南部にあるナヴィリオ地区は、13世紀頃の経済・交通に欠かせなかった”運河”が一部残されています。
現代の水の都といえばヴェネツィアですが、ミラノの中心街には運河が張り巡らされていたなんて意外。
またミラノはジブリ作品『紅の豚』に登場する町でもあり、秘密警察の監視を振り切り、運河から飛び立つシーンのモデルとなったのが『ナヴィリオ運河』と言われています。
それでは、ミラノの古い歴史を体感してみましょう(^^)/
この記事の目次
『ナヴィリオ運河(Naviglio Grande)』へのアクセス。
ナヴィリオ地区は、メトロ2号線・地下鉄のポルタジェノヴァ(PORTA GENOVA F.S)駅にあり、駅から運河までは徒歩5分ほど。
この場所は、運河沿いにファッションやインテリアなどのセレクトショップとカフェやレストランが立ち並び、お洒落なミラノっ子たちに人気のスポットとなっています。
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『ナヴィリオ地区』のおしゃれな街並み。
早朝、ポルタジェノヴァ(PORTA GENOVA F.S)駅を出発すると、早速トラムが走っています。
街並みに溶け込むトラムのデザインはカッコイイ♪
ナヴィリオ地区は街の景観が可愛らしく、とってもフォトジェニックな家々が立ち並んでいます。
またトリムが滑り込んできました。
ナヴィリオ運河方面へ歩くと公園が見えてきます。
公園を抜けるとナヴィリオ運河が見えてきました。
『ナヴィリオ運河』の様子。
ナヴィリオ運河のほとりは意外にゴミが多く(というかミラノはゴミのポイ捨てがひどい)、おばあさんがゴミ拾いをしていた。
観光本を見るとミラノは「美化された町」ということが分かります。
景観は美しいのに非常にもったいない。
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このブログでは観光本には載っていないリアルな現状を伝えます。
ミラノっ子に愛されている『ナヴィリオ運河』
運河沿いのユニークな形をしていたベンチでは、ミラノっ子が寝ている…。
ナヴィリオ運河は昨夜はミラノっ子で賑わったことが予測されます。
運河を覗くと・・・。
少し歩くと川の流れが速くなり、川の透明度が増します。
運河沿いをベッカムに似た若者が上半身裸で気持ちよさそうにランニング。
釣りをしているオッチャンもいました。
Did you catch anything?「なんか釣れた?」って聞けばよかったな。
Piazza Ventiquattro Maggio付近はちょっと汚い。
朝のミラノはやっぱりポイ捨てが実に多い!
朝は清掃車や清掃員が街をきれいにします(ほこりが舞う)。
ミラノってトイレが少ないわりに、ごみ箱がやたら多い町。
日本と比べると歩きたばこも多い。
なんだか実にもったいないミラノの現状を垣間見た、早朝のナヴィリオ運河でした。
私が歩いたエリアは飲食店があまりなかったですが、ナヴィリオ運河は『アペリティーボ(軽食・食前酒)』が楽しめる街としてアツいスポットのようです。
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今度は夜に足を運んでみたくなりました♪
以上、『ミラノ・ナヴィリオ運河』をピックアップしました!
ナヴィリオ運河では毎月最終日曜日に『ナヴィリオグランデ骨董市』が開かれているようなので、骨董品好きな方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
これを機会に紅の豚を見直すのも悪くないな。